梨屋アリエのレビュー一覧

  • ココロ屋

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    こころを入れ替えることのできるココロ屋と言うお店のお話

    はあ。また叱られた。ほんとは仲良くしたいのに。ついイラついてしまう。はあ。こころを変えろだってさ。どうやったらこころを変えられるんだろう…。

    面白かったです。続き読みたい。
    なんかココロ屋って聞いたことあった気がするけど違ったわ。

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    2020年11月01日
  • きみの存在を意識する

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    多様化大切‼️
    大人が子供の事を少しでも、理解をしてくれれば、悩みも減るんだろうなーと思う


    男でも、女でも性別やもろもろで否定する義務は、ナイト思うなぁー

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    2020年08月29日
  • きみの存在を意識する

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    配慮の必要な子供たち。
    理解しようと思わなければ、
    寄り添う事は難しい。
    学校の対応は、いつも保守的で、
    考えさせられる。

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    2020年08月19日
  • きみの存在を意識する

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    5人の中学2年生の目を通して描く連作短編集。
    たぶんディスレクシアで、読むことがとても苦手な、でもそれを正面切って認めたり、周囲に配慮を求めたりするのはいやな、ひすい。そのひすいと同じクラスで、女子だけれど体が大きくさばさばしていて男子と間違えられがちな理幹(りき)。字を書くことが極端に苦手で、ひすいとは対照的に自分でその原因を調べ、周囲を説得して「合理的配慮」を求める心桜(こはる)。ひすいの弟――両親を事故で亡くしてひすいの親に養子としてひきとられた――で、高い知性と繊細な感性を持つ拓真。そして大人のいうことを聞く「いいこ」であろうとするあまり自縄自縛になり、過食症になってしまう小春。

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    2020年05月08日
  • でりばりぃAge

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    夏期講習を抜け出した中学生の真名子は、洗濯物が干された庭へと入り込む。そこにはローニンセイがひとりでいたのだった。

    ヒリヒリと焼け付くような心。圧迫感と閉塞感。自分が何者なのかわからない、自分が何をしたいのかわからない。何にいらだっているのかも、何を喜べばいいのかもわからない。

    それは真名子にだけあるものではなく、大人も友達も年下の弟にもある心情だということに気付いていない。いや気付いているのかもしれないし、指摘されれば知っていると答えるだろう。でもそのことを受け止めてはいなかった。その事実を受け取った止めたことにより、真名子は自分自身を受け止めやすくなったのではなかろうか。
    そんな真名子

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    2019年03月10日
  • ピアニッシシモ

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    松葉が幼い頃心慰めてくれた隣家のピアノが譲られた先で出逢った紗英。華やかで自信家の紗英に松葉は惹かれていくのだった。

    性格も家庭環境も違うふたりの少女が出逢うことで始まる物語。しかしそこから想定される展開は待っていませんでした。憧れが自己を昇華してくれる訳でもなく、他者を受け容れることで自己が変わっていく訳でもなく。なれ合いでも依存し合うのでもない友情。でも松葉と紗英は出逢うことで、それまでとは違う自分を見付けることになるのです。いや、それまで気付かなかった自分を見付けると言うべきでしょうか。

    松葉は自分のことを平凡で良くも悪くも特化していないと思っています。周りに合わせて流される、そんな

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    2018年04月24日
  • プラネタリウム

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    恋をしたことがないのに恋多き女と誤解されている中学生の美野里。付き合ったつもりのない相手から新学期早々に別れ話を切り出されてしまう。その時、美野里のもとに青いカケラが落ちてくる。それは後輩の恋心が結晶してできたフレークだった(「あおぞらフレーク」)。東京の“世界谷”を舞台に描かれた4つの不思議な物語。

    【感想】

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    2017年08月27日
  • スリースターズ

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    ブログ『死体写真館』の管理人・弥生、運命の恋を夢見る飢餓状態の愛弓、周囲の期待にがんじがらめの水晶。自殺を決意してケータイで出会った中学生の少女たちは“この間違った世界”を変えるため爆弾テロ計画を企てた。行き場を失くした孤独な少女たちのあやうい青春を描いた衝撃作、待ちに待った文庫化。

    【感想】

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    2017年08月15日
  • スノウ・ティアーズ

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    梨屋アリエさんてことで、あらすじと合わせて高校生の男女の児童向け恋愛ものなのかと思って読み始めたらそんなことなかった!
    不思議体質をもつ主人公の、人と違うことを理解されたい、してほしくない、そもそも私は変わり者じゃない、って自分でも理解できないジレンマと、自分を変わり者だと遠ざけない人、不思議体質なだけでしょ、と軽い気持ちにしてくれる人が居てくれたことの大きさ、それをもっと近くで大事にできなかった後悔と…読んでいてこちらもウズウズもやもやしてくるようだった。

    あとがきにあったように、キミエと遊農民たちのその後が読みたい!

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    2017年06月04日
  • ピアニッシシモ

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    思春期特有の大人に対する嫌悪感、独特な世界や思考、自分に酔っている、あの年齢ならではの綺麗でみずみずしいものが鮮明に書かれています。

    幼さから抜け出し、汚れた大人へ…
    そのはざまで揺れる少女達

    当事者達にどう響くかわかりませんが、是非YAに読んでほしい一冊でした。

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    2017年04月27日
  • ピアニッシシモ

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    読み返すのに覚悟のいる作品です。
    いろいろな矛盾やそれに対する憤りに対してどう対処していくのか。
    それのヒントが書いてあるような気がします。
    ただ俺にはまだよくわからないな…

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    2014年08月18日
  • ココロ屋

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    ネタバレ

    友だちとケンカして落ち込む男の子のもとに自分の心を好きな心と取り替えられる「ココロ屋」が現れ、男の子はあれこれためすけれどどれも一長一短で、最後にはちゃんと自分の心が好きになれるお話。とてもわかり易くてシンプルで、なのに読み終わったあと、じーんと心が温かくなる良書です。お世辞でも何でも無く本気でそう思いました。
    たぶん、親子で読むと(読み聞かせも可能な長さ)むしろ親のほうが癒やされるんじゃないかしら。

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    2014年02月04日
  • プラネタリウム

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    久しぶりに梨屋さん、
    不思議だけれど、どことなく、掴めそうな青空フレークであったり、
    翼であったり
    梨屋さん世界に浸れて良かったです。

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    2013年02月25日
  • ココロ屋

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    ・いろんな心と入れかえるけど、けっきょく自分の心がいいと思ったところが、感動できておすすめです。
    ・おすすめのところは、先生にココロを入れかえてきなさいといわれて、どんどんこころをいれかえるところです。
    ・ともだちと仲良くするために、どんな心になればいいかわかります。優しいココロは大事だなと思いました。

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    2017年01月19日
  • ココロ屋

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    生まれてから今まで読んだ本の中で一番おもしろかった。
    ★200まであるとしたら、200にしたいです。

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    2013年02月04日
  • ココロ屋

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    1人の人間にはいろんなココロが入ってて、複雑でカラフルででこぼこ。そんな自分のココロを少しずつ上手に育てていこうね!こどもにも伝わるストーリーだと思います。(息子の夏の課題図書)

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    2012年09月21日
  • ココロ屋

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    「今日から心を入れ換えて頑張ります」とはよく 言いますが、本当に心を入れ換えられるとしたら… ?
    気持ちを上手く伝えられないもどかしさや、人の ココロの複雑さ…くすりと笑えたり、自分の身に置 き換えて考えてしまったり。
    今年の読書感想文の課題図書ですが、小学生だけ でなく大人も読んでほしい!
    ココロ、ココ、コロコロ…もいう、ことば遊びが心地よいです。

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    2012年07月19日
  • 夏の階段

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    いろんなものを抱えた高校生の話...
    意外と最後にこれ!という結論が出なかったりするのがちょっともどかしい
    ような気もしたんですが、逆に本から結果だけがすべてじゃない、
    と言われてるみたいでした。

    と文に書いちゃうとありきたりなんですが、
    やっぱり高校生だから、とか、この問題に対して、とか...
    本の中の人物にしろ、読者にしろ感じること、考えることっていっぱいあって、
    最初に与えられた目に見える課題、問題だけが主題とは限らない、
    と言えば良いのかなぁ...
    そんな印象を受けました。

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    2012年06月29日
  • でりばりぃAge

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    久しぶりに読み返したが、やっぱり好きだ。
    友達には合わせなきゃいけないし、お母さんは子供の教育セミナーとかに出てばっかりで、実際はなんにもわかってない。
    そんな毎日で、なんだか息苦しいと感じる女子中学生の主人公。
    ある日、気の抜けたような大学生風の男性と出会い、変わってくること、そして、わかってくること・・・

    解決なんかじゃない。でも。

    現実に息苦しさを感じたことがある人なら、きっと好きになる物語だと思います。

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    2011年06月02日
  • プラネタリウム

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    いい感じに切なくて電波!
    「水に棲む」はとことん甘酸っぱくて切ない。中学生の恋らしくないけどいい!すごく好き!
    「つきのこども」は百合でしたグフフ。現代の話なのに退廃的で幻想的でこの本の中では1番奇妙な話だと思った。少女二人っていうのがやっぱりなんとも素敵なんだよ。

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    2011年03月13日