ピアニッシシモ

ピアニッシシモ

492円 (税込)

2pt

4.2

幼い頃に松葉の孤独を慰めてくれたのは、隣の家から流れるピアノの音色だった。中学3年になった松葉は、そのピアノの行方を追い、新しい持ち主紗英と出会う。同い年でも、性格も家庭環境もまるで違うふたり。松葉は華やかで才能のある紗英に憧れ、心の拠り所を求めていくが……。

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ピアニッシシモ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年04月24日

    松葉が幼い頃心慰めてくれた隣家のピアノが譲られた先で出逢った紗英。華やかで自信家の紗英に松葉は惹かれていくのだった。

    性格も家庭環境も違うふたりの少女が出逢うことで始まる物語。しかしそこから想定される展開は待っていませんでした。憧れが自己を昇華してくれる訳でもなく、他者を受け容れることで自己が変わ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年04月27日

    思春期特有の大人に対する嫌悪感、独特な世界や思考、自分に酔っている、あの年齢ならではの綺麗でみずみずしいものが鮮明に書かれています。

    幼さから抜け出し、汚れた大人へ…
    そのはざまで揺れる少女達

    当事者達にどう響くかわかりませんが、是非YAに読んでほしい一冊でした。

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    Posted by ブクログ 2014年08月18日

    読み返すのに覚悟のいる作品です。
    いろいろな矛盾やそれに対する憤りに対してどう対処していくのか。
    それのヒントが書いてあるような気がします。
    ただ俺にはまだよくわからないな…

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    やさしげな装丁、タイトルとは裏腹に、手を触れたら切れそうなほどとんがってる。ふつうに、常識的に、悪気もなく、子どものためと思いながら子どもの魂を傷つけてゆく親が、あまりにもうまく描かれていて、う〜と胸をえぐられるよう。『プラネタリウム』よりも好きだ。

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    Posted by ブクログ 2012年08月26日

    幼いころに松葉の孤独を慰めてくれたのは、隣の家から流れるピアノの音色だった。中学3年になった松葉は、そのピアノの行方を追い、新しい持ち主紗英と出会う。同い年でも、性格も家庭環境もまるで違うふたり。松葉は華やかで才能のある紗英にあこがれ、心のよりどころを求めていくが……。

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    Posted by ブクログ 2010年08月12日

    ちょっと痛いようなところもありますが、やっぱり
    友情は大事だな、って思いました。
    表紙も可愛いです。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    自分で自分をコントロールできるようにならなきゃ。


    中学生の女の子が、
    不器用に、もがいて、さがして、
    答えを見つけるお話。

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    Posted by ブクログ 2010年04月04日

    中学生の少女の成長物語。友達との距離の取り方とか、両親への思いとか、おもしろいけど・・・ありがちな感じがする。
    2010/4/4

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月08日

    やわらかいけどイタイ。
    梨屋さんの作品はそういうタイプが多い。装丁もそうだけれど、イタイ作品なのにきれいなかんじが漂う。

    揺れ動く二人の少女の物語。

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