【感想・ネタバレ】エリーゼさんをさがしてのレビュー

あらすじ

ピアノが好きなのに、あまり才能がないからと母に言われ、ピアノ教室をやめなくてはならなくなった中学生の亜美。ある日、ニット帽にピアノとト音記号のブローチをつけたおばあさん・エリーゼさんや、強くて自由でかっこいいギター高校生・ポーラCさんと出会い、高齢者施設の伴奏ボランティアに参加することに。さらに、一見ごくふつうだけど、実は小悪魔的な美術男子・水野くんとのノートのとり違いから、ふたりの不思議な関係がはじまって……。亜美の日常が楽しくふわふわした色合いに変わっていく……!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

うまくならないからやめなきゃいけない、続けても時間とお金のムダ。そうなのかもしれないけど、中学生で親に言われたら少し悲しい。
最後の亜美の、1番になることが目的の人だけじゃなくて、1番になれなくても好きだから続けたい人もいるんだよっていう心の声が切なかった。家族以外のいろんな世界に触れることで、気づくことも学ぶこともたくさんあるんだなと思った。

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2021年05月26日

Posted by ブクログ

中二の亜美は、お母さんに「どうせこれ以上うまくならないから」と言われ、ピアノ教室をやめさせられた。下手でもピアノが大好きだったのに。こんなふうに母親からいつもダメだと決めつけられていた亜美は、自分の気持ちがよくわからない。けれどふとしたきっかけで出会った人たちとの交流が、亜美の世界を少しずつ広げていく。
ピュアな亜美を応援したくなる物語。

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2021年02月19日

Posted by ブクログ

中学2年生の亜美はある日母親に「これ以上続けてもお金の無駄だからやめなさい」と言われ、無理やりピアノ教室を辞めさせられてしまう。
あまり上手くならなくてもピアノが好きだった。
色々な人々と出会い、デイサービスで歌の伴奏のボランティアを始め、視野が広がっていく。
亜美がこれからどんな風に成長していくのかその後が気になる。
話のテンポが速かったのでもう少し掘り下げて欲しかった。

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2023年04月26日

Posted by ブクログ

最初は読書が苦手or習慣のない中学生に読ませるならこんな本かな、と思いながら読み始めましたが、意外に幅広く社会問題にも触れられる本でした。
とはいえ、そういうことを知るのはまた別の方法や機会を利用するとして、この本では単純に中学生ぐらいにありがちな友達関係や進路に悩む主人公の気持ちになって、また、ちょっとズレてる登場人物たちの描写を楽しんで読めばいいのかな、と思いました。
いつもながら母親目線で読んでしまうと、ここまでひどくはないな、と安心します(苦笑)。

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2021年05月16日

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