時雨沢恵一のレビュー一覧
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ネタバレ「今の香蓮さんと……、GGOの中でのレンと……、どっちが本当のあなた?」
上中下巻の下巻、VS西山田炎チーム戦の決着。
どうもいつまで経っても読み終わらないなと思ったら550ページもあった。
電子書籍ってその辺り物理量で分からないから面白い。
今回も撃ったり撃ったり蹴ったり殴ったり噛みついたり大変バイオレンスで、ようございました。馬にも乗ったし汽車にも乗ったし、ラストバトルがショッピングモールの屋内戦で、毎回趣向が違うのも楽しい。延々9冊、似たような武器と似たようなキャラクターたちで同じようなバトルしてても飽きないのは偉いな~。
このへん、ワールドトリガーのランク戦と通じる所もちょっとある -
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衝撃の首絞めシーンから始まり、そこから平行して、「僕」が作家になった過程を語るという、一風変わった語り口の物語である。「なぜ首を絞められているのか」という大きな謎を中核に据えたまま、上巻は特にその辺りに触れずに進むため、物語としてはあまり面白くはない。ただし、主人公の作家になるまでの話は面白く、電撃文庫の内情も垣間見えてメタフィクションのような体裁になっている。キャラクターも極端に少なく、作家である主人公と、声優のヒロイン似鳥しか現れない。上巻の時点では書き割りめいた印象ではあるが、ヒロインはやや謎めいていて、安易に全てを出さないのは良かった。上巻では判断はできず、感想は下巻に持ち越しとなるだ
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「アリソン」の続編シリーズで、アリソンとヴィルの娘のリリアと、ベネディクトとフィオナの息子のトレイズが主人公の物語です。
リリアに恋心を寄せるトレイズは、親ゆずりの一途さを持つ健気な男の子です。個人的には、朴念仁のヴィルよりもトレイズの方が魅力的な少年に感じます。一方リリアは、アリソンに似た勝気な男の子ですが、どこか抜けたところのあるアリソンとはちがい、ヴィルを思わせるようなしっかりしたところがあります。朝が弱いアリソンを起こすのも彼女の役目です。
ストーリーは、トルカシア国のラーチカへ旅行に出かけた二人が遊覧飛行を楽しんでいる最中に、ある事件に巻き込まれるというものです。まだ事件の全貌は -
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シリーズ最終巻。前巻で起こった事件の解決編です。
アリソンたちの乗った列車が何者かによる攻撃を受け、ヴィルとストーク少佐は列車に積載されていた対戦車用ライフルで応戦します。そんななかベネディクトは、ストーク少佐に対する不信感を強めていきます。さらにイーエンがとつぜんアリソンたちに襲いかかり、アリソンとヴィルは身を守るためにイーエンに銃を発射することになります。騒ぎを知ったストーク少佐とともにテロル氏の客室に踏み込むと、彼はすでに自殺していました。
最後に列車がリリアーヌという町に到着し、全員がそろったところでヴィルの推理が披露されることになります。エピローグは、次世代のリリアとトレイズへの -
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ベネディクトとフィオナが活躍した第2巻から、およそ4か月後の物語です。
ベネディクトの招待を受けたアリソン、ヴィル、フィオナの3人は、戦争が終わって敷設されたロクシェとスー・ベー・イルを結ぶ豪華鉄道の旅行に出かけることになります。ルトニ河に浮かぶレストキ島でアリソンたちはベネディクトと再会を果たしますが、スー・ベー・イルに向かう途上で列車の車掌たちが何者かによって殺される事件が起こります。
残された脅迫状から、犯人の目的は、ロクシェとスー・ベー・イルの戦争中に危険な商売で私腹を肥やしたとうわさされる富豪テロル氏を恐怖に陥れ、最後に殺害することらしいと判明します。ほかの乗客を危険から守るため -
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アリソンとヴィル、ベネディクトの大発見によって、ロクシェとスー・ベーイルの戦争が終結してから半年後の物語です。
ヴィルはアリソンに強く勧められて、イクス王国への研修旅行に参加することになります。ところが、旅行先に現われたアリソンに強引に連れ出され、壁画発見の「英雄」となったベネディクトと再会します。
アリソンとヴィルの二人はイクス王国の観光に出かけますが、とつぜんの吹雪によってゆく手を阻まれ、近くの村を訪ねることになります。一方、任務を抜け出してアリソンたちの後を追ったベネディクトも、やはりその村に住むフィオナという女性に出会います。ところが、ベネディクトが彼女に首都でおこなわれる演説会の -
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ルトニ川と中央山脈によって隔てられたロクシェとスー・ベー・イルの二つの国は、長年戦争を繰り返してきました。ロクシェの人びとは「河向こう」のスー・ベー・イルを「悪の帝国」と呼んで憎んでおり、それと同じように、スー・ベー・イルでも「河向こう」のロクシェを憎んでいます。
ロクシェの空軍パイロットの少女アリソンと、いつも彼女に振り回されている幼なじみのヴィルが、両国の間の緩衝地帯に、戦争を終わらせることのできるようなすごい宝が眠っているというおじいさんの話に導かれて、両国にまたがる冒険へと旅立つことになります。
アリソンとヴィルが交わす洒脱な会話は、『キノの旅』のキノとエルメスを思い出させるが、そ -
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「ポプラ通りの写真屋」フォトとモトラドのソウの物語も、軌道に乗ってきました。「フォトの日々「見えない真実」」と「フォトの日々「残されたもの」」と題された章では、写真によって傷つくひとがいるかもしれないという問題が、本作らしいストーリーのなかに織り込んで語られています。
もちろんさまざまな意見が出来する問題であり、フォトのくだした答えが唯一の正解ではありません。問いかけをオープンなかたちにしておくのも一つの可能性としてはありうるでしょうが、フォトのキャラクターを明確にするうえでは、一定の答えを彼女にえらばせたことは、悪いことではないと考えます。 -
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