齋藤慎子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレトレバー・ノアの半生、南アフリカのアパルトヘイト、そしてその地が如何に人種の坩堝あるのか。
すべての視点はトレバー・ノアが目にしたままに語られる。しかし、文章は軽妙でありながらトレバー・ノア自身は淡々としており、彼の客観性に信頼を置いて読み進めることができる。
パトリシア・ノア(ノンブイセロ)、彼の母親は、彼にとってパートナーであり、共に歩む仲間。
アパルトヘイト、南アフリカの人種差別どころか女性というだけで聞く耳を持たない世界で彼女がトレバーに与えた最初の愛は“意味を持たない”名前だった。何も背負わせたくなかったから。
彼女が生きる世界で、彼女は他人を憎まなかった。そして息子にもそのように -
Posted by ブクログ
クッツェーの小説も読んだし、インビクタスとか遠い夜明けとか映画も見ていたので、アパルトヘイトについてちょっとは知っているつもりだったけど、ちっとも知らなかったんだなと認識をあらたにした。
クッツェーは白人インテリの富裕層で、底辺の黒人がどんな生活をし、どんな思いでいたのかをリアルに体験してはいないし、映画もアメリカ人が、つまり外国人が撮ったもので表面的なものでしかないということがよくわかった。
まず、黒人白人だけでなくカラード(もともと南アフリカにいたコイサン族女性と白人の間に生まれた混血を始まりとし、文化的背景がない。準白人として扱われる。カラード居住区で暮らす。)という括りもあったこと。黒 -
Posted by ブクログ
珠玉の格言集。アランの英知の結晶が、綺羅星のごとき輝きをもつ。こういう場合、私の稚拙な解説よりも抜粋のほうが、本書を説明できると思うので、そうする。「想像力はなにもつくりだすことができない。なにかをつくりだすのは、行動である」「本物の音楽家とは音楽を楽しむためのことであり、本物の政治家とは政治を楽しむ人のことである。そして、楽しむのは能力のある証拠だ」「ミケランジェロのような人間をわたしがすばらしいと思うのは、あれだけの天賦の才能がありながら、安楽な人生をわざわざ困難なものにする、その強烈な意思である」「行動のない楽しみよりはいっそのこと、行動のある困難のほうを選ぶ」「優柔不断はあらゆる不道徳
-
Posted by ブクログ
ネタバレGG recommended:
This coming-of-age memoir begins with comic Trevor Noah’s birth to a black Xhosa mother and a white Swiss-German father in South Africa. During the final years of apartheid, his family often hid him indoors rather than face difficult questions or potential arrest—as black/white marr -
-
Posted by ブクログ
仕事が忙しく、被害妄想的なマイナス思考スパイラルを切り抜ける為に、読んでみました。
この「アランの幸福論」を読み進めるだけで、心が落ち着きます。
心の持ちようによってではなく、
行動によって心をコントロールし、心を作っていく。
そして周囲に影響されることなく、しっかりと自分の道を歩んでいく。
これから何度も読み返して、バイブルになるであろう素晴らしい本です。
現状に悩んでいる方、お勧めです。
■不安とは無意味な動揺である
■感情ではなく、態度をコントロールする
■体を動かして気持ちを変える
■幸福を演じる
■喜びは健康につながる
■自分の幸せのために努力する
■ -
Posted by ブクログ
南アフリカ共和国の人種隔離政策であるアパルトヘイトが施行されていた時代に、白人と黒人の子供として生まれたトレバー・ノアさんの半生が書かれています。
黒人と白人の結婚は法律違反であり、生まれてきた子供は、白人でもなく、黒人でもなく、カラードという扱いになるのだそうです。そして、住む場所も分けられているので、黒人と白人の夫婦が共に暮らすような場所は無いのです。それは、明確な法律違反になるからです。
そんな境遇でも、権力や差別、そして暴力にも怯むことなく明るく生き抜く姿が印象に残ります。社会の不条理に争えば、押さえつけようとする力が生まれます。多くの場合は、暴力を伴う形で。
トレバー・ノアさんは有名