忠平美幸の作品一覧

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作品一覧

2021/08/27更新

ユーザーレビュー

  • 精霊に捕まって倒れる――医療者とモン族の患者、二つの文化の衝突
    2019年にSlate誌「この四半世紀の最も優れたノンフィクション50作」に選ばれた作品。初出は1997年で、15年後の改訂版を日本語訳したもの。
    長距離フライトの往復で読み切った。初めて飛行機の中の時間が速く過ぎたと感じた。

    モン族という現在のラオスやタイ、ベトナムの山岳地帯を起点とする家族と、...続きを読む
  • サードプレイス――コミュニティの核になる「とびきり居心地よい場所」

    「サードプレイス」という言葉自体はよく聞きますが、自分の職場と家庭から離れて過ごすことができるという位置付けで捉えていました。

    この本における、「サードプレイス」とは、単なる場所のことではなく、そこに集まった人たちが、互いに会話をしたり、意見を言い合ったりするコミュニケーションの場であって、すな...続きを読む
  • 精霊に捕まって倒れる――医療者とモン族の患者、二つの文化の衝突
    とてもおもしろかった。前のめりで読んだ。

    最新刊、と思って読んでいたけど、これは「15周年記念版」の訳で、最初に出版されたのは、1997年なんですね。
    帰化や難民受け入れについては、ずっとほぼ鎖国の日本ではまだまだ実感すら追いついていないテーマなんですが、アメリカではもうおなじみのテーマなんだろう...続きを読む
  • 精霊に捕まって倒れる――医療者とモン族の患者、二つの文化の衝突
    アメリカにはラオスやベトナム、タイ北部に住むモン族が難民となって住んでいる。
     モン族は中国では苗(ミャオ)族として知られる山岳民族である。無文字で、山地で農業、狩猟をして暮らしている。
    家も自分達で建てる。薬草で病気を治療する。
    そして精霊信仰をしており、生活の節々で精霊が顔をだす。
    この本はアメ...続きを読む
  • 歯痛の文化史 古代エジプトからハリウッドまで
    いつぞやの奇奇怪怪明解辞典で「歯は誰も貶さないのになぜかめちゃくちゃ滑稽」という話があって、本当にその通りだった

    アメリカの植民地総督に対してアメリカ人記者が「あいつは入れ歯でとんでもなくグロい口内をしている」という記事を書いたせいで牢屋にぶち込まれたんだけど、裁判の際総督に事実確認したらその通り...続きを読む

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