あらすじ
―― 幸せだから笑うのではない。笑っているから幸せなのだ。
ベストセラー『アランの幸福論』が幸せを呼ぶ写真とともに味わえる!
世界三大幸福論のひとつであるアランの『幸福論』は、“哲学を文学”に、“文学を哲学”に変えようとする独特の文体によって日本でもファンが多く、学生からビジネスマン・経営者まで幅広く親しまれてきました。
どんな環境にあっても、ものの見方や心の持ちかたを変えることで幸福になれると説くアランの言葉と通じ合う写真もお楽しみください。
「この世の中は、自ら求めようとしない人には、なにも与えてくれない」
「あなたは幸せを自分の中に持っているはずだ」
「自分を愛してくれる人たちのためにできるいちばんいいことは、
自分自身が幸せになることなのである」
本書は、93編のプロポからなる原典から、とくに印象的で私たちの心に響く名作を訳出し、写真を組み合わせたビジュアル版です。
+。・゜*:。 時代を超えて読み継がれる名作を、ぜひお手元に 。・゜*:。+
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
アランの幸福論はいつか読みたいと思っていて、探しに行って見つけた時に側にあったこの本。とっかかりにも良いのだけど、何しろ写真が素晴らしい。山口昌弘さんという方の写真なのだけど、写真の雰囲気はその気温や手触りも伝わるような透明感というか澄んだ素直さがある。残念なのは撮影場所の記載がないこと。アランだけにフランスではないかと思うのだけど、どこなんんだろう。ぜひ行ってみたい(それも写真にある秋に)。
Posted by ブクログ
京都の蔦屋で表紙見て気になった『アランの幸福論』(アラン 齊藤慎子 山口昌弘)。
【幸福】に関する本を見るとだいたい「胡散臭い」と思ってしまうのですが、これはそんな事はなく…
スッと「読みたい本リスト」に追加でしてました。
世界の三大幸福論の1つに数えられるアラン(本名:エミール=オーギュスト・シャルティエ(Emile-Auguste Chartier))の『幸福論』ですが、
そんな人だと露知らず。
19世紀〜20世紀にかけて活躍されたフランスの哲学者であり、
第一次大戦前後に約5000編のコラム寄稿を新聞や雑誌に発表された方だそうです。
ちなみに残り2人はヒルティとラッセルという方々。
本書に書いてある事は、以前読んだ自己啓発書の内容と変わりはありません。
原点はもしかしたらアランにあったかもしれませんね。
読んだと言っても、読んだ事を実生活に取り入れる事ができているかというと、
恥ずかしながらほとんどできていないです。
ですが、中には「これはもしかしたらできているかも」と思う事もあったので、
復習、過去の振り返り、継続予定のポイントという点で本を読みながらいろいろ考えてました。
仕事に関しちゃ、【与えられるのは嬉しいけど、言われるがままは嫌だし、自分で動きたい】という気持ちでモヤモヤしていたので、
この本読んで元気もらいました。
趣味分野に関しては、習得したい楽器がある事が浮かび、
そちらもそちらでやってやるぜッッ。
Posted by ブクログ
挿絵がとてもいい。心を落ち着かせてくれる。そしてこれを読んでいるだけで、いろんなことを気にしすぎていてもしょうがない、さぁあしたを生きようという気持ちになってくる。自然と活力が出てくるような本。
・大げさに考えない。
・遠くに目をやる。
・今ある状況を新しい観点でとらえる。
・すべての道は正しい道
・人との繋がりの場は、自らが魔術師となって雨を降らせたり、良い天気にしたりするような、奇蹟の場である。
・相手の存在を認めて、その人がその人自身であることだけを求める。
・自分で自由に選んだやりたい仕事は、自分の能力を発揮するだけではなく、そこからまた新たな能力が生まれるような仕事
・自ら実行する
・意志の力は、人が思っているよりずっと幸せをもたらす大きな要因である。
・欲しいものは、自らとりにいく。
・自ら求める。
・進んで行動する。
・障害に闘志を燃やす。
・自分から選んで自由に働く。
・問題の核心に迫る。
・困難こそ喜びをもたらす。