鹿田昌美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレニューヨークという町はおそらく地球上で指折りの洗練された賑やかな街だ。
そこに住む人はきっととてつもなくセンスがあって幸運に恵まれている、そんな風に思うのだが、著者は『誰だって案外自信がないものよ』と最初に言ってのけていて、目線を普通の女の子、に下げてくれている。上からではなく、私もあの人も、案外みんな同じなの、と。そして、どうすれば、憧れる自立した女性としての一歩が踏み出せるかを親切丁寧に、分かりやすく教えてくれている。
ウィットある文句をたくさん紹介してくれているので、覚えやすくて印象に残る。
『自分でやれるようになること、他人から受け入れられる人間になること』
少し日本の文化とはちが -
Posted by ブクログ
生まれてすぐ、右腕を切り落とされ、孤児院に捨てられ、自分の名前すら知らない少年そばかす。
やる気を買われ、恐ろしいリンバロストの森の番人として彼は人々の信頼や愛を勝ち取っていく。
自然の美しさ、野鳥たちとの触れ合い、恐ろしいガラガラヘビや泥棒。
愛に餓えた少年の成長が豊かに描かれます。
アイルランド人らしさ、が随所に表現されるけど日本人の私からするとよく分からない。こんなに立派で気高く、勇気とユーモアに満ちあふれた気質がアイルランド人らしさなら、アイルランドに移住したいけど。
そばかすも凄いが、何よりエンジェルの天使っぷりがすごい。完璧すぎるやろ…。
ジブリあたりで映画化してほしいです。 -
Posted by ブクログ
久しぶりの自己啓発。
考えるきっかけをくれるのが良いよね。
仕事に忙殺され、自分の労働の対価に賃金をもらう行為が、なんだか割に合わない気がした主人公。
気晴らしの旅に出掛けるも大渋滞にまきこまれ、道に迷い、ガソリンも食糧も底を尽き。
そんななか彼がたどり着いたのは「質問カフェ」というカフェ。
そこで、不思議な店員のケイシーとマイクに出会い、
店の中にあった、3つの質問を自問していく。
1つ、あなたなぜここにいるのか?
2つ、あなたは死を恐れるか?
3つ、あなたは満たされているか?
なんだか、頭がボーッとして結局、答えがでてないが、作中の「海ガメの話」は、理解できた。
流れに逆らわず、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ今よりさらに充実した朝にするために!
自分の幸福は外部の力に左右されない
サイレンス(瞑想、祈り、感謝、呼吸法)
アファメーション
イメージング
読書
日記を書く
エクササイズ
「なりたい自分の姿」のほうが「今何をするか」よりはるかに大切
成功のレベルが人間としてのレベルを超えることはめったにない→人間力を伸ばし続ける
目的を持って一日中を始める
「義務」ではなく心から「望んで」起きる
朝起きて最初に考えたことは、たいてい、寝る前最後に考えたのと同じ内容
食事は就寝の3〜4時間前までに終える
ストレスの多い考えや感情を手放す
次の日の計画を立てる
ブルーライトを追放する
就寝時の -
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Posted by ブクログ
世間が、社会が、習わしが、
「母親になったことを後悔していること=子供を愛していない」と直結してしまうから問題なのであり、
両者は分けて考えなければならない。
後悔の中身は複雑で様々だから、必ずしも悪いこととは限らない。
現代社会においては、
それは思っていても口に出すことはタブーである。
それを聞いてしまった子供の心を守るためでもあるし、世間から自分自身を守るためでもある。
けれど、後悔しているという思考は
そこまで批判されなければならないことだろうか。
実際後悔した母親の全員は、「駄目な母親」ではなく、母親としてきちんと子供と向き合っていた。
もちろん、子供を持ちたかった人にとっては
聞 -
Posted by ブクログ
長かった…。
結構具体例を挙げて説明してくれるのだけど、米国での例なので日本人だとちょっとピンと来なかった。最初の出だしが「サマーキャンプ」問題だったんだけど、サマーキャンプって日本だとほとんどきかないので、それに対する大変さとかが自分事として捉えられなかったかな。
家族間での意識の共有、todoの役割分担とか、事前によく話し合うことが重要ですよね。やはり。
子育てに関する莫大なデータを下に公平な目線で分析してるので極端な気持ちにならず良かった。
睡眠大事。
オーディブルを子供向けに車とかで流すのはいいアイディアだなーと思った。子供の頃よく有線のひたすら物語流れてるチャンネルを風邪で休んだとき -
Posted by ブクログ
ネタバレ帯の惹句がややこしくて、褒められたものじゃないが(著者がノーベル経済学賞受賞者かのような見せ方)、中身としては、簡潔にまとまっていて、面白い一冊だった。
ひとつの国をひとつの単語で表したら? という命題に則り、101の国を解説していく。
当然、気になるのは我が国日本。「おもてなし」かな? と予想するが…。
「おもてなし」の国は、トルコだった(「ホスピタリティ」)。そして、なぜなのかを、著者の体験などを交えて解説していく。ニューヨークで道迷いしたときの体験と、イスタンブールでホテルを探して迷った時の、それぞれの国民の対応の差(当然、NYでは相手にされなかったが、トルコでは親切に案内し -