石塚真一のレビュー一覧
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日本のJAZZを漫画が変えた
大げさではなく、そう感じている読者が多くいると思います。私はトリビュートアルバムも聴きながら、ブルー・ジャイアントの世界観を楽しんでいます。
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ネタバレテナーサックス 宮本大(日本人)
ベース ハンナ・ペータース(ドイツ人)
ドラムス ラファエル・ボヌー(フランス人)
ピアノ ブルーノ・カミンスキ(ポーランド人)
ハンナーは、もとモーレン5のベイシスト。モーレン5を抜けて、大と二人でメンバーを探していた。
ラファエルは、ドイツでは名の知れたフリードラマーだったが、大のバンドに加わった。そしてクラシックピアノのバックボーンをもつブルーノも。
こうして、それぞれに個性のかたまりのような4人のカルテットが成立した。お互いの個性をぶつけ合いながら、ついに初のライブステージに立つ。
ハンナは、新たなベーシストを迎えたモーレン5のメンバーに宣戦布 -
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過去レビューです。
「BLUE GAIANT」の10巻の紹介文はこうです。
雪祈が小さなころから目標としてきた日本一のジャズクラブ「So Blue」。
病欠ピアニストの代打でそのステージに上がった雪祈は、全身全霊で演奏しようとする。
その結果、「So Blue」で大・玉田・雪祈トリオのライブが実現することに。
すべてが大きく動き出そうとしていた。
その時・・・
大達の日本での奮闘と成長のBG(ブルージャイアント)完結巻!!!
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待ちに待った第10巻だったが、その期待に十分応えてくれる内容だった。紹介文には「雪祈は、全身全霊で演奏しようとする」とあるが、「そういう考えてやった結果」 -
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登山を始めたくなるかも
作者自身が登山経験者だけあって山(自然)の素晴らしさや恐ろしさ、山に関わる人達の喜怒哀楽や人間模様がリアルに描かれていて、登山の経験者未経験者に関係なく楽しむことができる作品だと思います。
その描写や設定には「えっ?」と思うフィクション的なものもありますが、そのあたりは創作された漫画ということで。
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Posted by ブクログ
いよいよカルテット結成。繊細なピアノのブルーノ、しきりたがりのドラムラファエル、ベースのハンナと、そしてサックスのダイ。4人の才能がぶつかり、融合するときどんな音が出来上がるのか。言いたいことを言い合って、ぶつかることの幸せ。スタート地点にたったダイは拳を天に突き上げる。
才能があるかないか、そんなこと関係なく好きなことにまっすぐ、そしてそれ以外のことはしないと言い切れる強さ。勝つんだという強い意志は、どんな仕事でも、アートでもきっと一緒なんだと思う。そういう普遍的な概念を、ここに落としているからこそ、熱い気持になるんだろうな。夢に向かってまっすぐ。思いっきり走ろう、人生は1回しかない。 -
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もう一本「BLUE GIANT」の第5巻の遡及レビュー。
本巻のリード文にはこうある。
「上京して、独り練習し続ける大が出会った同い歳の凄腕ピアニスト・雪祈。軽々しく「組もう」という雪祈に対し、世界一を目指す大は、躊躇する。次第に明らかになる雪祈の音楽に対する想いとは。そして、もう一人。意外な男がこのユニットに加わる・・・!!」
この5巻は、主人公大の転がり込んだ居候先の住民・同級生の玉田が、ドラムを始めるという意外な展開が面白い。大と雪祈という天才プレイヤーのユニットに加わるべく猛練習を開始する。
この巻ではドラマーのアート・ブレイキーが登場する。豪快なアート・ブレイキーと玉田とは少々 -
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音が聴こえてくる!
漫画なのに、目を瞑ると音が聴こえてきそうです!(まぁ、目を瞑ると漫画読めませんけどね(笑))
「マイバディー」いつかCD化を期待しております!
早く世界を登り詰めた大をみたいです! -
Posted by ブクログ
JAZZを突き進んでいく、というストーリーももちろん他人事とは思えず、羨ましいようなまぶしいようなストーリーなんだけど、宇宙兄弟に通じるような気持のよい真っ直ぐさが心地よいのだ。毎日練習する、音にだして表現したくてたまらない、そんな気持ちになってそれを高みを続けて邁進していく、もう取り戻せないかもしれないその姿勢に感動して何度も涙した。
遅すぎるなんてことない、諦めることない、そんな真っ直ぐなメッセージをこれでもかこれでもかと突きつけられ辛いぐらいだ。実際にはこんな理解のある大人に囲まれていることなんてないような気もするけど、それをはねのけるパワーというか気持ちがあふれている。
今の学生はこん