あらすじ
北アルプスで行方不明になった母を待ち続ける娘・水ノ口苗は、北部警察署を訪れては状況を尋ねていた。すでに2年が経過し、今は三歩がひとりで捜索している。必ず帰るという約束の証として、母がお守り代わりに持っていったという1本の箸。発見したとき、母だと分かるように、苗はその片割れの箸を託し…
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山岳小説や山岳ノンフィクションを愛する私。でも、実際の山登り経験はほぼゼロ(高尾山ビアマウントは、登山じゃないですよね…)。そんな私がこのマンガを読んだきっかけは、職場のN君に勧められたから。著者の石塚さんは実際に登山をされているようで、すべての描写が素晴らしく、山好きな人が描いている作品なのがヒシヒシと伝わってきて、あっというまに『岳』の世界にはまってしまいました!『岳』のお話は、すべての人が助かるわけではないし、人の生死を取り扱う重い話だと思います。ですが、主人公・三歩の限りない優しさと温かさのおかげで、素晴らしい人間ドラマになっていると思います。
出会えてよかったなー、そんな作品です。
15巻のあとがきで触れられている山岳救助隊の話も一緒に読むと、『岳』の世界観だけでなく、山というもの、登山というスポーツの理解が深まって更に楽しいので、ぜひお試しください!!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
今回も涙、涙。
山は美しさとともに生と死に対して真摯になれる場所なのだよな。
だからこそ、どの人物(主人公以外でも)も美しい。
....個人的にはスズちゃんみたいな彼女が欲しい(笑)
Posted by ブクログ
人は生きているだけですごいことなんだ!
と、このマンガを読んでつくづく思います。生きるって素晴らしい!!
第8巻も命の大切さを知る話がたくさんあります。
嫌なことがあっても、家庭がうまくいかなくても、山はそこにある。
その現実は人間に大きな影響を与え続けているのですね。
阿久津の恋は大変ながらもうまくいっている様子。
これからの二人も注目ですね。
Posted by ブクログ
もう、8巻まで読んでしまった。何故か、此の物語には、感動してしまうね。自然と繋がっている感覚というのか、生死に関わる問題意識なのか、これは多分、一気に最新巻まで、読んじゃうだろうな。
Posted by ブクログ
とりあえず今8巻目。
9巻が出ているらしいので、買わなくちゃ。
おおらかな自然の中で生きるおおらかな主人公のキャラクターが良い。
昨年の「山と渓谷」の「山の本年間ベスト10」には並み居る名作が名を連ねたんだが、その中で唯一選ばれたコミック。
笑いあり涙アリでなかなか中味濃いっス。
Posted by ブクログ
典型的な山バカ 広大なグラウンドに落とした米粒一つ 麓の沢渡村 赤紙 夕暮れの山って…どうしてこんなに怖いんだろう… 私はね、一人が大好きなんです。 こいつは無益で…豊かな男。オレはこの男の別荘で助けてもらったんだ。 マカルー 今にも破裂しそうに膨らんだビール 発煙筒 女鳥羽川 焼岳 9月の山 救助隊の常駐基地 槍ヶ岳 カラビナ 秋の珈琲 小諸市