山岳小説や山岳ノンフィクションを愛する私。でも、実際の山登り経験はほぼゼロ(高尾山ビアマウントは、登山じゃないですよね…)。そんな私がこのマンガを読んだきっかけは、職場のN君に勧められたから。著者の石塚さんは実際に登山をされているようで、すべての描写が素晴らしく、山好きな人が描いている作品なのがヒシヒシと伝わってきて、あっというまに『岳』の世界にはまってしまいました!『岳』のお話は、すべての人が助かるわけではないし、人の生死を取り扱う重い話だと思います。ですが、主人公・三歩の限りない優しさと温かさのおかげで、素晴らしい人間ドラマになっていると思います。
出会えてよかったなー、そんな作品です。
15巻のあとがきで触れられている山岳救助隊の話も一緒に読むと、『岳』の世界観だけでなく、山というもの、登山というスポーツの理解が深まって更に楽しいので、ぜひお試しください!!
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Posted by ブクログ 2013年03月25日
2013/03/18
【好き】それぞれの登山。 岳、ローチェの頂上手前で雲の様子を見て、エベレストへ向かう。 頂上手前で引き返せることに拍手。
Posted by ブクログ 2012年07月31日
島崎三歩というキャラを山岳アニメの主役に抜擢した作者は、なんて素晴らしい人なのだろう、まさしく漫画界の直木賞・芥川賞の同時受賞でいいと思う。今回の17巻を読み終えて、自分も早く山に登りたくてたまらなくなっている!自分は52歳だが、私の影響で高校生の息子もこの岳にはまり、親子ともども岳の大ファンになり...続きを読む、趣味に同じく登山を選んで、一緒に山登りに行っている!ありがたい限りの親子関係ですo(^▽^)o
Posted by ブクログ 2022年06月29日
クレバスに落ちたビル
なんとか救出される
その後も低酸素やインド隊のマナー違反などでピンチに
全員がぎりぎりの中、みんなを救うため草介は危険なスケートリンクへ
危うく転倒するところだったが、三歩に助けられる
自分の登山を終えて、まるで長野にいた時みたいにスッと救助の姿勢に入ってる。彼はどこにいても健在なんだ。
この先をレビュー見て知ってしまってるから、今回は買わない。永遠にお気楽三歩のままでいて欲しいから。
※2度目。
16巻で三歩はナオタに帽子を預けた。
クミちゃんには荷物を。やっぱり先は読まな...続きを読むい。
素敵な三歩が胸の中で生きてる。
三歩のローツェへのアタック、小田とアンジェラのエベレスト踏破、絶対行きたくないけどすごい。あのローツェのオーバーハング、周りの岩があれだけもろいと三歩がカムを差し込んだ岩のワレメも十分脆いと思うんですがねえ。
Posted by ブクログ 2012年08月13日
ローツェの落石の巣にあきらめず何回もチャレンジを繰り返す三歩の姿、一方で、エベレストへと向かった草介たちに次々と降りかかる災禍の様子。
極限までの緊張の中、最後の最後に、、、。
次が最終巻なのか。もっと読みたいな。
Posted by ブクログ 2021年10月03日
三歩のソロクライムとおだくん達のエベレストを交互に見せることで面白さが増している気がする
酸素ってほんとに大事ですね
そして最後、なんでここに三歩がーーー!?
思わず大きい声が出ました
Posted by ブクログ 2012年08月13日
たしか18巻で完結だったか、
17巻も山場ですね。
山はとても登りたいが、
生死をかける山には登ろうと思わない。
もちろん今のところということだが
この先もないだろうな。
でもハイキングはやりたいな、
ボルダリングも楽しいし。
やりたいことがまざまざだ、
昔に比べて人間臭い漫画が好きなってい...続きを読むるのかな、
極限状態で山を登る、
生死を賭けて山を登る。
そんな極限にも関わらず
裸の人間っていうのは様々な人がいる、
確かに三歩は超人すぎるけど、
他人の為に動ける人もいっぱいいるだろう、
他人の生命を脅かしても自分を第一に考える人もいるだろう。
そんな極限状態にならないことが幸せなのかもしれないが、
極限になれば自分はどうなってしまうのだろう。
今までだって極限状態だと思ってきたこともたくさんある、
しかし今おもえば、たいしたことでは無かったりする。
極限状態をいかに乗り切れる自分になるのか
悩ましいね。
Posted by ブクログ 2012年08月09日
おぉおっっ!出たよ!スーパーマン三歩!!
…結局最後までこのパターンなのね、とか思わなくもないけど、これだけきっちり山での極限状態が描いてあると、待ってました大統領!な気持ちの方が勝つな。
続きが楽しみv
Posted by ブクログ 2012年08月07日
いよいよクライマックス。三歩さんはローツェへ。草介はエベレストへ。
それにしてもすごいのは、三歩さんのクライマーぶり。落石があろうが、オーバーハングを越えねばならなかろうが、極寒のなか、壁に取り付いたまま朝を待たねばならなかろうが、その状況を常に楽しむ。超人だよ、あんた!!
そして、もっとすご...続きを読むいのは、ローツェの山頂を極めた後、走って(!?)エベレストの山頂に行き、風で滑ってこけかけた草介くんを助けるシーン。生か死か、あのブリザード吹きすさび、気温-38度の中、三歩さんの吐いた台詞は「寒いよねえ、しかし」
超人すぎだよ、あんた!!
次が最終巻か。まだ終わってほしくないような、そろそろ三歩さんも落ち着いてほしいような。複雑な気分。
けど、読む!!
Posted by ブクログ 2012年08月02日
購入
エベレスト、ローツェ、日本とそれぞれが描かれている。
個人的に、岩手山がでてきてくれたのが嬉しかった。
次巻で最終回の様子なので、とても気になる。
最後に三歩が登場しただけで、
なんて頼もしく感じるのだろう。
Posted by ブクログ 2020年09月05日
今巻からヒマラヤに挑戦する三歩、ってことで舞台は海外へ。登山チームの一人のエゴが仲間を危険にさらし、寒さと疲れと酸欠で(特にデスゾーン、8千mを超えると酸素濃度が低くて普通では生存できない)思考能力すらなくなる。気まぐれな天気(自然)も含め、生か死のどちらかしかない極限の状態で、人間が試される。エベ...続きを読むレストの威容を描くのに、黒の背景をで多用しているので、石ノ森章太郎先生の作画を思い出す。
山岳救助ボランティア・島崎三歩は、救助活動中に起こった仲間の事故をきっかけに、北アルプスを離れ、ヒマラヤへと旅立った。
ネパールで、旧友オスカーの率いるエベレスト登山隊と出会った三歩は、彼らと共にヒマラヤ街道を進む。登山隊にはかつて北アルプスで遭難し、三歩に救助された日本人・小田草介も参加していた。
ローチェ単独登攀を目指す三歩は、街道の岐路でエベレスト登山隊と別れ、自らの冒険へ向かう。一方、オスカー隊長が率いる登山隊は、いよいよ世界最高峰への険しい道を進み始まるが……!
Posted by ブクログ 2017年06月21日
クレバスの中 チャイで乾杯 ナンガ・パルバット 死を意識 せざるをえなかった 「椰子の実」島崎藤村 ローツェは落石の巣 岩出山 群発雪崩 ライスボール 全てが新しい サウスコル ヒラリーステップ 16万ドル 頂上アタックの権利 アンジェラ 草介 デスゾーン8000m上の影響 マイナス38度…それにこ...続きを読むの烈風…体感温度はマイナス60度以上か…
Posted by ブクログ 2013年02月08日
草介は登山隊とエベレストに。
三歩は、ローツェにと別れる。
一方、クミちゃんとザックは、岩手山に。
ローツェの落石の描写にドキドキ。
エベレスト登頂、下山の過酷さの描写もいい。