石塚真一のレビュー一覧
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購入済み
情熱を持った人生
主人公の大のように、煮えたぎるような情熱を持って人生を生きられたら、どんなにいいだろうか。
常にそう思わせてくれるし、自分もそう生きたいと、自分の好きなことを改めて見つめ直し、考えるきっかけを与えてくれます。 -
購入済み
あまりの面白さに驚き
富士山の滑落事故でTwitterで『岳』の紹介があったので購入してみたのですが、想像以上の面白さでした。
主人公の救護者に語りかけるセリフが日常を感じさせるもので、安易にしっかりしろ!とか頑張るんだ!とか言わないのが、逆にリアリティがあって妙でした。
次巻も買おうと思いますが何巻もあるので、少しずつ購入しようと思います。 -
購入済み
とにかくお勧めです。
ぜひ読んでいただきたい作品です。
音楽の知識はありませんが、ひたむきな大の姿を見てると脳裏に音楽があふれてきます。
素敵な仲間との出会いを経て、大が世界一になる様を見るのが楽しみでなりません。 -
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ネタバレ前巻では、オランダのホルスト・ジャズ・フェスティバルで大たちのバンド「NUMBER FIVE」は大成功を収めた。
そのステージを観ていた著名な音楽イベンターのアーサー・ウッドはライブ終了後に、大たちに歩み寄り何かをささやいたのだったが、それは次なる彼のイベント企画の提案だったようだ。
一方、オヤジが倒れたとの報をうけた大は急きょ帰国。その穴を代打で務めることとなったアーネスト・ハーグリーブスは、実は自身の飛躍を狙うスーパープレイヤーだった。
前半、オヤジの無事を確認しバンドに戻った大とアーネストが初顔合わせをする。アーネストも大の聴衆を魅了するプレイに驚きを覚えるが、大もアーネストのプレ -
Posted by ブクログ
初読。中高とバスケットボールに打ち込んだ少年、宮本大が世界一のサックス奏者を目指す物語。自分の夢をはっきり自覚し、そのために周りの人間の手を借りつつ成長してゆく。NOをつきつけられても些細なことだと言わんばかりに歩みを止めない大の姿勢は見習ってもよさそうだ。
「夢を叶える」ためには「運」や「人間関係」「努力」が不可欠であり、この物語ではその全て(勿論全部という意味ではなく、要素を網羅しているということです)が描かれていると思う。
夢追い人ではなくてThe ONEを目指すこの愚直な感じ、とても良い。付録で第三者から見た未来の大が描写されているけれど、今は彼の今後と次巻が楽しみ。 -
購入済み
音楽と心の機微
こんなに音楽や周りの人の機微がてにとるようにわかって、しかもリアルな感覚として心に響いてくるマンガはなかなか…音楽を難しく美しく儚く描くマンガは沢山あるけど、やっぱり人間を描くのが上手いんだと思います。最後のスピンオフ的カットもすごく好きです。supremeも全部いい。これからの大に期待!
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Posted by ブクログ
「成長する君のドラムを聴きに来ているんだ」
今の店に異動してきた時に毎回売り場にダメ出ししていた年配のお客さんを思い出した。郊外店しか知らなかったから数とか見せ方とか色んな所が駅の店としてダメダメだったんだと今ならわかる。今でもダメダメだけれど。反発して試行錯誤して苦しんで。
ある時「うん、いいねこのフェア。成長してるよ」
時代物が好きで発売日は午後便に合わせて来店してくれていた。
「入院前に何冊か君が選んでくれよ」
そう言ってからもう何年も来てくれていない。
他のお店を成長させに行っているんだと思う。
いつか来た時に「成長したね」
そう言ってもらえるようにまた試行錯誤して苦しもう -
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試練!
人生には多くの試練が待ち受けています。この物語に引き込まれる要因のひとつに、その試練を乗り越えていく主人公の姿があります。まさか自分自身漫画を読んで泣くとは思いませんでした!
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Posted by ブクログ
ネタバレオランダのホルスト・ジャズ・フェスティバルに出場することとなった大たちのバンド「NUMBER FIVE 」。なんと、彼らはこのフェスのオープニング・アウトをつとめることとなった。
何しろ初開催のフェスであり、どれだけの観客が集まるのかも未知数。このフェスの目玉といえば、サム・ジョーダン・バンドがトリを飾ることくらいだろう。
観客は予想をはるかに下回る状況で、フェスの幕は切って落とされた!ともかく、NUMBER FIVEのメンバーは全力でプレイするのみ。
ところが、この日彼らは最高調だった。彼らの全力プレイに、少々怖気づいていた2番手の地元高校生バンドも勢いをもらいいいプレイを見せた。