石塚真一のレビュー一覧
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最終回
あまりにもいいヤツすぎて、不思議に思った大は、なんでクリスはそんなにも良くしてくるのか?優しいのか?クリスに尋ねるシーンが2回あります。
また、大のライブに誘った友人にも、なんで大のためにそこまでするの?と尋ねられます。
クリスの回答はこうです。
1回目は、「世界一のジャズプレイヤーになりにきた」という大に対して…
「いつか世界一になる奴と知り合えたらステキだなって。」思ってるから。
2回目は、大のライブに誘った友人に対して…
大が「いい奴だから。」 -
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感動した!
でも、この後に続く大の言葉から、そんな不安や迷いはいっさい感じられません…
『BULE GIANT』10集 石塚真一/小学館より引用
どうなるか分からない状況を噛み締めて、、
「すげえな。」って、その状況を楽しんでるかのよう。。
不安も迷いもなく、身軽に、楽しげに未知の世界に飛びこんでいく大。
そんな姿を見てると、すげーなぁ、カッコいいなぁって思います。どうしたら『ブルージャイアント』の魅力を伝えることができるんだろう?どうしたら面白くなるんだろう?って、あれこれ迷いながら、、『ブルージャイアント』を読み返してるうちに思ったんです。
どうなるかわからないけど、今まで書いたことのな -
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知っていますか
僕は、大の世界進出が描かれている『ブルージャイアント シュプリーム』を読む度に奮い立たされています。
僕は本来、、引き篭りがちのダメ人間です。
どれだけ引き篭もってるか?というと…
1日の平均外出時間は10分ぐらい。まる1日 家の敷地内から出ない。なんて日もざらです。
自分の部屋で、漫画読んだり、好きな音楽かけて、ゲームしたり、気が向いたら仕事(ライティング&デザイン業)したり。。仕事をすると言っても、締め切りがない仕事はダラダラ先延ばし。締め切りがあっても、ギリギリになって追い込まれるまで手につかない。苦笑
よく迷います。
これでいいのかなー?こーした方がいいんかなー?あ -
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人生や人生
日本編とも言える前編『ブルージャイアント』。
現在連載中の続編は、「至上の」「最上級の」という意味の『シュプリーム』がつけられました。
なんと日本編が完結したその翌週から連載スタートしています。石塚先生のエネルギー、とんでもないですね。。
ストーリーを前編から振り返ると、、
日本のジャズ界に旋風を巻き起こした宮本大、沢辺雪祈、玉田の3人でしたが、、雪祈の事故を機に「JASS」は解散。。
大は、日本を離れ、世界へ飛び立つことを決意。 -
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アツアツです!
僕にとって『ブルージャイアント』は、
人生で大切なことをたくさん教えてくれる
エネルギーが湧いてきて思わず動き出しちゃう
最高のマンガです。
僕の他にもこの作品を紹介してる人がたくさんいます。思わず人におすすめしたくなっちゃうマンガなんですよね。
この作品をきっかけに、ジャズを聴いた。という人も少なくないと思います。『キャプテン翼』に憧れて世界で羽ばたくサッカー選手になった人がいるように、『ブルージャイアント』を読んで音楽を始めた人たちが世界的に活躍する。なんて日が訪れるのもそう遠くないんじゃないでしょうか。
そう…
マンガには人を動かし世界を広げる力があるんです!!! -
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ここからの展開がぐっときます
そもそもブルージャイアントシュプリームってタイトルがすごい。シュプリームって最高という意味なので、最高を手にしちゃってるんです。もうこのままで、食ってける。なのに、最高を捨てて、次回作がエクスプローラー(探求者)でしょ。身震いするわ。
ところで、ハンナとブルーノは、いつくっついたんですかね。下世話だけど、そこが気になる。ハンナのベースのケースを運ばせてもらえるようになる前と後で、かなり印象変わるよね……。 -
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日本とは…
あまり良いタイミングとは言えない状態で、ドイツへと単身向かう大。
この時の異様な孤独感、初めての海外での寄る辺ない感じったら、ありゃしないでしょう。
なんで、こんなリアリティある気持ちになれるんだろう、と改めて考えると、前作に登場してくる馴染みある日本の面々が、ビジュアルとしてまったく登場しないんですよ。過去シーンとかでも登場しない。海外になれて来たころに、やっと存在を忘れていた日本のレコード会社の人が出てくる。次回作のエクスプローラーで、さらっと玉田が出てるから、これは完璧に意図された演出。 -
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こっこれは
僕が無印で一番好きなシーンは、大が宮城から東京へ出る時、家族に初めてサックスの演奏を披露するシーンです。応援していた父と兄は、想像以上の腕前に、「こいつはもしかすると、プロになるのでは……?!」 と喜ぶのですが、妹の方は「聞いただけで才能が有りすぎて、絶対兄は故郷に戻ってこない」 と涙して悲しむんすよ!! やべー、すごくないっすか。あまりにすごい才能って、人を幸せにするばかりではなく、不幸にもしちゃうんです。ブルージャイアントは、子供が絡むと名シーンになりがち。子供が出てくると、ちょっと姿勢正しちゃう。
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ワクワクします
僕が、「あ、こいつ死ぬな」 と思ったのは、容姿も才能も優れた登場人物というのは、現実とはことなり、フィクションの世界では必ず報いを受ける運命だからである。あるいは、善人化するか、誤解しているか(ブルーノはこのパターン。同じピアニストなのも、心ニクイ演出。絶対ないけど、またやるの……とちょっと匂わせている)。
断っておくが、僕はユキノリが嫌いではない。いいヤツにしろ、悪いやつにしろ、読者の心情を揺さぶるキャラクターというのは、物語にとって良いキャラなのである。 -
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まってました!
宮城に住む、普通のバスケットボール平部員である宮本大が、偶然ジャズと出会い、プロの、それも世界一のサックスプレイヤーを目指すというのが、物語の大筋。
第一章の良さは、経験ゼロから、無謀とも言える目標を、まっすぐと見据えて、ひたむきに切磋琢磨する姿勢。バトル漫画でいうなら、インフレ前の一番おもしろいところ(好みあり)、まだスーパーサイヤ人になってない。おそらく、ほとんどの人が、口を揃えていうのは、クライマックスの登場人物のひとりが見舞う悲劇的なシーンだと思う。個人的に、僕があのシーンを一番と評価しないのは、あいつが登場した瞬間、「あ、こいつ死ぬな」 と思ってしまったからである。 -
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がんばれ!
天才ピアニスト・沢辺雪祈と初心者ドラマー・玉田俊二です。大はこの2人とジャズバンドを組むことになります。
このバンド、最初はまったく上手くいかないんですよ。
大と雪祈はジャズに対する考え方の違いで衝突するし、雪祈は「玉田はド下手だからやめさせろ」と主張するしで、全くまとまりがない。
しかし、そんなバラバラのメンバーが、ジャズを通して徐々にまとまっていくんですよ。
玉田は二人に追いつこうと毎日何時間もぶっ通しで練習し、雪祈はピアノソロを必死で生み出し、大は常に自分のすべてを出し切る演奏をする。 -
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ぐっときます
周りのクラスメイトから「ジャズって何それ?よくわかんない」「ジャズって時代遅れだろ」などとディスられ続けても一切動じません。
周りになんと言われようが、ただ、ひたすら日々の練習をストイックにこなしていく…。そのストイックさが、すごくかっこいいです。
本当に成功する人ってこういう人なんだろうなということがよくわかる。
また、この漫画は地道な練習シーンをきっちりと描いているので、さらに大のジャズにかける熱い思いが伝わってきます。
夢に向かってひた走る…そんな大の姿がかっこよすぎて思わず震えてしまう漫画。 -
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そろそろかな
主人公の宮本大は、自分が世界一のジャズプレイヤーになれると本気で信じている少年です。そのため、彼は、世界一になるための特訓をストイックに続けます。
例えば彼は毎日、夜中になるまで橋の下でサックスを吹き続けます。また、どれだけ雨が降ろうと、雪が降ろうとサックスを演奏することを止めません。
しかも、それを延々と一人でやり続けるのです。
普通ここまでストイックに続けることができる?僕には無理です。絶対、すぐ諦めちゃうよぉ…。 -
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くぅーっ
こういう音楽漫画って絶対途中で、「オレ音楽で食っていく!」と無謀な夢を語る主人公に対して「世の中そんな甘いもんじゃねえ」と親や周りからのお叱りが入り衝突するシーンがあるもんですが、「BLUE GIANT」はそんな衝突一切なし。周りの理解・応援がとにかく厚い。
母親がいなく決して裕福ではない家庭環境の宮本家だろうに、お父さんは大がやりたいということを無条件で応援してくれます。理想の父過ぎる。
そして大には兄が一人いるのですが、大が持っているサックスを買ってくれたのも実はこの兄貴。このエピソードがまたいいんですよ。
高校卒業して働き始めて最初の初任給からローン組んで大にサックス買ってあげるんで -
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バーナム!
どんなに疲れていてもどんなに忙しくても練習を休むことはなく、真夏でも真冬でも彼はひたすら誰もいない河川敷で音を鳴らし続けます。
雨の日や雪の日はサックスを担ぎ、急な坂道を自転車で登り、山の中のトンネルで練習。とにかくひたむきに、実直にジャズに向き合い練習を続けます。それだけジャズが好きで、目標に対する強い志があるのでしょう。
最近社会人になって思いますが、続けられる人ってスゴく強いんですよね。何の分野でも成功する人はすべからく「続けて」います。しかも毎日欠かさず何かを続けられる人は周りでも数えるほどしか思い浮かびません。 -
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あつくなります!
「BLUE GIANT(ブルージャイアント)」の主人公は高校生。「宮本大」というバスケ部に所属するどこの田舎にもいるような普通の青年。
しかしある日聴き始めたジャズの曲に興味を惹かれ、ライブハウスでのジャズ演奏を目の当たりにして以来、プロのジャズプレイヤーを目指すようになる。
楽器はテナーサックス、独学で演奏を学び、毎日毎日河川敷で練習を繰り返す。
自分も帰宅部だったので高校生時代に戻りなんでもいいから部活に入れば良かったと思わせる作品ですね。