石塚真一のレビュー一覧
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いつもながら演奏シーンが泣ける。
音楽の黒木先生もいいなぁ。「でもね、私達には心があるでしょ。心にも食べ物が必要なのね、きっと。」文化祭での黒木先生のピアノ、めっちゃくちゃかっこよかった!
師匠の音楽教室の描写もなんだかよかった。先生、せんせ、ちぇんちぇ、色々な呼び方!
そして大が初めて作曲したバー...続きを読むPosted by ブクログ -
ライブをバンドで数多くこなし始めてきて、シュプリームの頃のブルージャイアントっぽくて熱い。ドラムも臆病さが抜けてステップアップできればより強くなりそう。ロードムービー的展開も悪くないが、やっぱりバンドでのライブが最高。
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ロスではジャズが大人しいもので大の激しさと合わないという逆風の中、少ないとはいえライブで客を魅了できたのはさすが。マネージャーのジェイソンが抜けそうだが、新しい出会いがあって、バンドができそうで楽しみ。
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ニューオリンズでかなり順調にバンドが知名度を上げたものの、フロリダではイマイチ。大がタイプの違うぐーたらな天才に刺激を受けて変わろうとする悩み深い話があり、次の展開が楽しみ。
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プレイでの対決でアントニオがこれまで見せてこなかった実力を発揮。ドラムも底が見えない。彼らが組んだら最強バンドになりそう。後半はポーカー漫画になってて笑う。
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いつもと趣向が違って、大がサックスを素人の生徒に教えていく場面が印象的。いつもの大らしさもみれるが、大にも気づきがあって成長しているような。
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サンフランシスコの多様性の一方で人種に対するステレオタイプも強く、大がそれに対して怒りを見せたのが興味深い。大の実力ならもっと簡単に良いバンドを組んでライブができるところを移動をすることであえて難しくしていてモヤモヤする。欧州でのガブの役回りをジェイソンがはじめてちょっと面白かった。
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シアトルで絆を作りちょっとした爪痕を残してポートランドへ移動した大。小規模ながらライブを成功させてさらに前へ進もうとしている大だが、何を目指しているのかがはっきりしない中で模索中といったところか。相変わらず現地の人との交流でしっかりと出会いと別れが描かれて心に染みる。
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大も好きな女の子とかいたんだ!とか、やっぱ大いいヤツだな〜なんて思いながら読んでいたけど、お兄ちゃんがテナーサックスを買ってくれるくだりにすべて心を持っていかれた…!
というわけでもう一回読み返し…
あっ、玉田出て来た!Posted by ブクログ -
シュプリームの仲間とのシナジーやぶつかり合いが個人的には好みだが、アメリカ編のエクスプローラーも大らしく人と触れ合いながら試行錯誤していく良さがある。
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まとまってきたバンドでオランダの手作りローカルフェスに出ることになった大。言葉もうまく通じない中で音楽でコミュニケーションをとってきた大が、この小さなフェスでも何かを起こしてくれそうで楽しみ。シュプリームは個性の強い実力者と組んでいて、何気ない仲間うちの大のやりとりもすぐに感動する話になるからすごい...続きを読む
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映画化され、見に行こうと思っているところです。漫画なのに「音が聞こえてくるようだ」という評判通り、主人公のひたむきさと共に共鳴するものがある。最後にこの巻に出てくる登場人物が数年後、出会った時のことを思い出として語る。そうか、彼はジャズプレイヤーになったのか。
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大のバンドがパリでハンナの元所属していたバンドと対決して、ガツンとやっつけたのは爽快。特に相手のバンドが感じ悪いので勧善懲悪感もあった。それにしても演奏シーン以外もセリフなしでいろんな心の機微を描く作者の力量たるや!
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大のバンドが大きなロックフェスでアーニーのバンドと対決する方向に話が進む。ロックを観にくる客を魅了すること、アーニーとの勝負の行方と二重に楽しみ。一方で大がバンドの枠をはみ出しつつあり、別れの時が近づいてきて寂しい。
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小さな町での初めてのフェスも成功させ、大御所も動かしてしまう大と仲間達に痺れる前半。大の父が倒れて一時帰国を余儀なくされる大の代わりに入った別のサックスプレーヤーが大のポジションを脅かす後半。一冊で怒涛の展開。
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バンド結成したが、この作品としては珍しく最初のライブで失敗。ただすぐにツアーに出てバンドの一体感が出てきてドサ回りとはいえ成功しそうな空気でいっぱい。大のリーダーシップ発揮と成長も見どころ。