PHP研究所のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本書の説明は余りいらないでしょう。
題名から容易に想像がつく、女子栄養大学の学生食堂のメニューのレシピが載っている本です。
学生食堂の人気定食メニュー30種類と副菜とデザート併せて20種類のメニュー、計50種類のメニューのレシピが載っています。
500kcalからと言う割には(私が見逃していない限り)全ての定食のカロリーは600kcal台です。
しかし、主菜などは300kcal台なのでレシピを参考に主菜のみ作って食卓にのせると言う方法も良いかもしれません。
尚、女子栄養大学の学生食堂で出される食事は全て厨房での手作りとの事。
その為か、本書に載っているレシピも、例えばいつもクックパッドなどを参考に自炊している様な人にとっては比較的簡単に作れる料理のものです。
凝ったレシピが載っていると言うよりも、売りがカロリー計算がしっかりしていると言う一点に絞ったレシピと言った感じですね。
ところで25ページに載っているおろしハンバーグ定食のハンバーグの小ささと24ページの酢豚定食のボリュームを比較すると、肉のカロリーの多さが実感できますね。。。
#まあ、酢豚定食のカロリーの方が30kcal程多いのですが。
#それでもね・・・
色々なレシピが載っている本書ですが、日常の食卓を彩る料理に使える、言わば実用的なレシピ本と言えるのではないでしょうか。
レシピを眺めていつも作っている料理と比較してみるのも良し、気になった箇所をメモして参考にするも良し。
とりあえず、時間のある時に一読しても良いかも知れません。 -
Posted by ブクログ
松下電器の創業者である松下幸之助氏が残した言葉を集めた書籍です。
365日それぞれにコメントが記してあり「人生についての言葉」と「仕事や商売についての言葉」に分かれています。
一番印象に残っている言葉としては、3月4日の言葉「人間はともすれば、うまくいけば自分の腕でやったと思いがちである。それがおごりに通じる。だから、事がうまくいったときは運がよかったと考え、うまくいかなかったときは運がないと思わず、腕がなかったと考えたい。そうすれば、自分の力をあげざるを得まい。(成功と失敗)」という言葉です。
今、自分が直面している「成長する」ということについて、一つの架け橋的な言葉になっていると思います。
他にも、一年を通して素晴らしい言葉はたくさんあります。
皆さんがもっている十人十色の悩みや希望についての助言がきっと本書で見つかるはずです。
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Posted by ブクログ
発行当時、落語協会の会長だった3代目 三遊亭圓歌が監修したものなので、内容の信頼性は高い。
見開きの左側が本文、右側がイラストや図説、補足という構成だ。
2色刷りで、半分が図説なので、あっさりしたように見えるが、横書きで書かれているため、縦書きの本と比べると文量はある。
情報量は決して少なくない。
下記の4つの章立てになっている。
第1章 落語ってなあに?(落語のルーツは戦国時代/職業落語家&寄席の誕生ほか)
第2章 人生も面白い噺家たち(初代烏亭焉馬/初代桂文治ほか)
第3章 落語界隈の人々(大家と店子/先生(ご隠居)ほか)
第4章 落語でわかる江戸時代(食べる(1)-鰻屋/食べる(2)-うどん屋ほか)
この中でもっとも量が多いのは第1章。入門者は第1章だけ読んでも、概要がつかめるようになっている。
第2章は噺家列伝で、入門者にとっては少々マニアック。中級者以上におすすめしたい章だ。落語の本をあまり読んだことがなければ、飛ばした方が無難。
第3章と第4章も入門者向け。
類書との大きな違いは、古典落語のあらすじ紹介が少ないことだ。落語のあらすじを、数十から百くらい載せている入門書が多い中、本書は「圓歌特選 古典落語」と題した10席だけ載せている。したがって、古典落語にはどのような演目があるか、あらすじを知りたい人には不向きである。あらすじを知りたい人には、『古典落語100席』 (立川志の輔/監修)をお勧めしたい。 -
Posted by ブクログ
お手軽にゾッとするならこの本がおすすめです。なんと3分間で簡単にゾッとすることができます!しかし、3分と侮ることなかれ。この本に書かれている恐怖はずっと尾を引くことでしょう!
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いろいろな出版社から出ている、何分間シリーズがついにPHP研究所から出版された。不穏な雰囲気が漂う暗い教室で表紙と同じ本を読む女学生。この表紙を読んだ後に見るとちょっと楽しいかもしれない。 さて、3分間でゾッとすると銘打ってあるだけあって、様々な怖い話が17話も入っている。
手軽に怖い思いをしたいならばこの本はまさにうってつけ。短時間で読者を恐怖させるためにどの話も洗礼されており、全部面白い作品となっていた。様々な怖いがあるため、自分の好みの傾向を探るにはいいかもしれない。私が怖いと思った話は、「君が贈る花」、「たった一日」、「落としもの」。「君が贈る花」は不登校だったあの子が亡くなったことにより始まる不気味な出来事。亡くなった人の机の上に花がいけてあるのはよくある話だが、その花を机上に置いた人物が分からない。先生でもない、そんなに仲がいい友人がいたわけでもない。
謎は謎のまま残り、次の日も別の花が置いてあった。昨日おいてあった花もそうだが今日の花も不気味だった。普通の花のはずなのに、どこか既存の花とは違う。そんな花。誰が置いたのか暴こうとするがうまくいかない。日を追う事に花の不気味さは増していく。そうしてついに運命の日がやってきて、クラスメイト達は不登校だったあの子の静かな怒りを知ることとなった。この話は不気味の一言。静かだが、着実に何か悪いことが起こるという雰囲気に満ちた話だった。最後の最後は成し遂げられたという感じで、あの子の持つ執念を感じ取ってゾッとした。
「たった一日」は死期が迫った少年が死神の気まぐれで寿命を少しだけ伸ばしてもらうことから物語が始まる。短い余生を謳歌していた少年だが、ある日友人に死が迫ったことによって、悪い方向へと進んでしまった。しかも、それは彼の所為ではなくとある人物の手によって……。これは主人公が気の毒で仕方がない。主人公が聖人ならとある人物は鬼畜。いや、自分がその立場になったらどちらに転ぶか、この主人公の様に達観した選択肢が取れるかどうかわからないが。でも自分は今その立場でないのでという卑怯なことを言わせてもらえるなら、やっぱりとある人物は鬼畜。こんな奴のために選択肢に迫られた主人公本当にかわいそうすぎる。 「落としもの」道端でに落ちていたスマホが数日前に落としたといっていた友人のものではないかと拾い上げたところから。交番に届けると手続きが面倒なため、友人のものであるかどうかを確認して、友人のものであったら直接手渡そうとした主人公。ほめられた行為ではないが、中に入っている写真を確かめる。友人関連の物であればそういったものが映っているであろうと思っての行為だが、中に入っていた物は予想に反して黒いものを映した写真ばかりであった。意味不明な写真群に、不気味な物を感じた主人公。その意味不明な写真の中に動画があることに気づき、呪いの動画かもと思いながら好奇心に負け動画を再生してしまった。映っているのは女子高生が自撮りしているというものであった。そして、主人公はそういう動画が何個もこのスマホに収められていることを知る。その動画を何個も見ていくうちに、主人公は恐ろしい真相に気づいたのであった。 これは真相が分かって初めてゾッとする話だった。
ある意味この本のタイトルのお手本みたいな話。読み始めはなんだぁ?という感じだったが結末を迎えて本当にゾッとした。人間そんなにひどいやつらばかりか?本当に?といった感じ。自分は真相に気づいて事なきを得た主人公や一部の人間はヒントを出しているようだが、中にはそうじゃない人もいそう。時間制限があるのに長くどうのこうのといってるやつが一番最悪かも。いかにヒントを伝えてくれてる動画を引くかというのがミソだが、普通なら初めから見て、時間を浪費しそう。
真相に気づけなかったあるいは気づいたが時すでに遅しの人は果たしてどうなったのか。それについては興味深いが、その方向に持って行くのは悪質すぎる。その点では主人公はましだったかも。最終的な結末には興味がありそうだったが、その方向へ持って行こうとはしていなかったので。まだほかにも怖いと感じる話はたくさんあった。ぎゅっと3分間に詰め込まれているので、凝縮されており満足の行く一冊だった。続きが出るといいなぁ。 -
Posted by ブクログ
便利でついつい毎日使ってしまうスマホ。正しく使えば日々の生活を豊かにし、彩りを与えてくれるアイテムだが、その便利さの裏に隠された恐ろしい話の数々を貴方は知っているだろうか?
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児童書より、最近各社からよく刊行される、〇分で読めるシリーズのうちの一つ。このシリーズは前からいろいろなものが出ていたが、現代人がもはや手放せないほど生活に溶け込んだスマホを題材にした怖い話ということで購入。リングの呪いのビデオや、着信アリのように生活に深い根を下ろしているものが恐怖の対象に変わる話はいつだって興味深いのだ。
1話3分読みきりなので、あっという間に読める一冊だった。
ジャンルは王道ホラー、SFホラー、人の愛憎が渦巻くホラー、自業自得系、バイオホラーなど一通りのジャンルを楽しめる本であった。
現代社会の暗部を照らし出した怖い話などもあり、面白いの一言である。
お気に入りの話は「ここにいるよ」、「スマホ妖怪の恐怖」。
「ここにいるよ」
こちらの作品は、事故で恋人を亡くしてしまった語り手の春太に起こった出来事。間接的に恋人の百花が事故で死亡する原因を作ってしまった春太は、最愛の者を死なせてしまったのは自分の責任だと塞ぎ込み、家に引きこもりがちになってしまう。胸に去来するのはひたすらにあの日、事故現場になった場所へ恋人を向かわせしまったことへの後悔だ。
すべて夢であったらいいのにと、以前彼女と一緒に使っていた、相手の居場所が分かるアプリを起動する。すると、なぜか事故現場に彼女を現すアイコンが表示されている。まるで男性が起動するのを待っていたかのように、アイコンは点滅し、動き出すと、男性の住んでいるマンションの真下へとやってきた。にわかには信じがたい光景に恐怖心を覚えた春太。百花がいるであろう場所には当然の様に何もいないが、アプリの不具合にしては不気味すぎる動作に、その日は電気をつけたまま就寝するほどに恐怖心を覚えていた。
翌朝、昨日の出来事がが気になった春太は再びアプリを起動した。すると、アイコンは昨日と同じようにどこかを目指すように動き出した。なぜこんな動作をするのか気になり、誘われるようにそのアイコンに追従していくが……。
この本のコンセプト、ラストで君は「まさか!」と言うという本の第一話にふさわしい話。怖いと思わせておいて、いい話?いやいや、でもでも……。となる話だった。
ラストで文字通り「まさか!」という展開が待っているわけだが、今まで春太に見せてきた思い出のようなものってそういう意味?確かに最後にその結末を迎えるのなら、そうかもしれない。もし私が睨んでいるような通りだとしたら、素晴らしい展開である。多く語ると、かなりネタバレなのでかいつまむのも難しいのだが、この話を読んだ誰かに「これってこういうことだと思う?」と聞いてみたい。
「スマホ妖怪の恐怖」
都市の近代化が進み、同じくIT関連の発達が目まぐるしい現代。特にスマホが台頭してからの成長は凄まじく、ありとあらゆるものが便利で新しいものに変化していく。
そんな中、もはや誰も語らない妖怪たちは嘆くばかりだ。昔は暗がりから出ていくだけで怖がられ、噂されたものだが、大都市では暗がり自体が珍しく、身を隠して驚かすこともできない。多くの物が科学で語られる今日に、非科学的な存在である妖怪の話を好んで話怖がるものが少なくなってしまったせいで、発達とは真逆を行く羽目になってしまった。
語られ、恐れられることで力を得ていた妖怪たちは急激に力を失っていき、老い、消えてしまう未来に怯える。何十年も前に力をふるったトイレの花子さんですらその時代の流れには勝てそうになかった。
しかし、ただこのまま消えゆくわけにはいかないと、現代人の恐がるものをリサーチし、ついに現代人最大の恐怖がなんであるかを突き止めた妖怪たち。ここから、忘れ去られた妖怪たちの華麗な逆転劇が始まっていく。
こちらは、クスリとくる話。作中に出てくる人間たちが何を怖がっていたのか、読んでいる途中は分からなかったが、オチを読んで思わず笑ってしまった。
確かに、現代人はスマホの画面に表示されたそのメッセージには恐怖するかもしれない。これ以外にもSNSが炎上したり、自分の失態が拡散されたりするのも怖いかもしれない。なんだか恐怖の方向性が妖怪の求めているものと違うし、トイレの花子さんや人面犬の様に固有名詞は獲得できないタイプの怖い話(怪異でもない)だが、人間の恐怖心さえあれば老いることなく生きていけることは生きていけるのでいいのか?
ちょっと最初の趣旨と違う気がするけれど、本人たちがいいのならいいのかもしれない。
ただ、今はこの方法で人間たちは恐れおののくかもしれないが、これとは別の手を考えないといけなさそう。今回は妖怪側の勝利だが、すぐにこの恐怖には慣れてくるだろうと思うし、警察とかから注意喚起されたら多分もうほんとに一部のそういうことに慣れていない人たちのみが怖がるだけになりそう。
妖怪と現代人との戦いの行方は果たして今後どうなるだろうか。
他にも気になる作品は多数あったが、全部紹介すると大変なことになるので上記の二つを。
本当にいろいろはホラーがあったり、とんちの聞いたような話があったりと楽しい一冊だった。
どの話も面白かったが、私の中で一番怖いと感じたのはプロローグだった。この話は、スマホを毎日使い込んでいる人は誰でも恐怖を感じる話だろうと思う。
このシリーズはこの巻でなんと25冊目らしい。今から過去作を全部読むのは大変そうだし、全部が怖い話では無い様なので気になった巻だけ今後も読んでみたい。