PHP研究所のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレチェック項目18箇所。雨が降れば傘をさす、当たり前のことを適時適切に実行するところにこそ商売の秘訣がある。経営者に必要なことは、未来を察知する先見性に加えて、未来を創造し時代をつくる積極的な姿勢である。素直な心とは、何物にもとらわれることなく物事の真実を見る心。最高責任者には本当のことを言ってくれる社員は少ない。それだけに声なき声に耳を傾ける努力が必要である。商売の秘訣の一つは即断即決、しかし、あわせて三度念を押す慎重さも必要である。現代は自分の進みたい道、あるいは自分のやりたいことが自由に選べるわけです、そういう意味で、生きがいを見つけやすい時代だと思うんですよ。協力は無理に得ようとしても得られない、熱意と誠意で懸命に取り組むところにおのずと集まってくる。失敗することを恐れるよりも、真剣でないことを恐れたい。経営者が成功するための条件の第一は、経営が好きだということ、好きになるということである。お互いが切磋琢磨する、人間を磨きあうということは、共同生活の基本原則である。十万円の給料をもらっている人が、十万円の仕事をしていたのでは、会社には何も残らない。人集めのコツはその店独自の魅力をつくること、この努力のあるところ、小さな店でも人は必ず集まる。仕事には知恵も才能も大事、しかし、より大事なのは平凡、些細なことをおろそかにしない心がけである。心の貧困を取り除き、豊かな心を取り戻すには、まず自主独立の気がまえをうちたてることが必要。生きがいは他人から与えてもらうものではない、自分で見つけ、つかみ取るものである。「苦労は買ってでもせよ」というが、不況とはその貴重な苦労が買わずとも目の前にあるときである。他人任せでは物事は好転しない、”誰かが”ではなく、”まず自分が”という行き方を心がけたい。”何が正しいか”を考える、そこから言いにくいこともあえて言うことのできる勇気や力が湧いてくる。事業を成功させる秘訣の一つは、そこにいる人間の器量に事業の規模を合わせることである。
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Posted by ブクログ
5月11日読破
仕事に対する人生観が変わる。
この一冊は自分の人生にとっても大切なものになる。
「すきまをおいておく」
人の話で感銘を受けて頭がいっぱいになってしまうと、他にもっといいことを聞いても入ってこない。
まだすきまを開けておく。
スポンジのように吸収していくような頭にしておかなければ、頑固親父になってしまう。
ものと合わせて心を作り、ものとともに心を売り、そしてお金とともに心を頂く。
お互いの心が通い合うことが、極めて大切なのだ。これが商売の真の味わいである。
謙虚さを失った確信は、慢心である。
謙虚さの上にある確信は、信念である。
独立の気力なき者は、国を思うこと深切ならず。
他の金や技術をあてにして、自ら頼むことが少ないようでは、堅実な発展はあり得ない。
話の良し悪しは、内容よりもむしろ、聞く側の態度によって決まる。
聞く側に大部分の責任があるのだ。
会社に損をかける社長は、悪意がないというだけの話しで、結果は泥棒といっしょなのである。
会社を潰すのは、社長である。
運のない人を尊敬しているか?
運のある人だけを尊敬していないか?
習性、習慣は第二の天性である。
良い習慣に身を置いているか?
素直さを失った時、逆境は卑屈を生み、順境はうぬぼれを生む。
逆境や順境のいずれもその人に与えられた運命である。ただその境涯を素直に生きるがよい。
素直さは人を強く正しく聡明にする。
天は二物を与えず。裏を返せば、天は必ず一物は与えてくれているのである。
皆異なった天分、特質を与えられているということは、皆異なった生き方をし、みな異なった仕事をするように運命づけられているのだ。
真似はしていけない。参考にしなければならない。
自分の天分
自分の天分を見出したいなら、まず強い願いがなければならない。もしも願いが弱ければ、良い助言もなんの足しにもならないだろう。
そのためには、素直な心も持つ必要がある。素直な心が欠けていると、自分を買いかぶったり、他人の勧めをあらぬ方向に解釈してしまうことにもなりかねないのだ。
すなわち、強い願い、素直な心の二つが用意されていないと天分は見つからないのだ。
物心一如
人はパンのみによって生きるにあらず。
人は物質だけで幸せになれるものではない。いかに物質に満ち溢れていても、心の面で満たされてるものがなくては決して幸せにはなれない。
心の悩みを救い、心に安らぎをもたらすための精神的な導きというものが人間生活には不可欠なのだ。
君子は時に従う
時は刻一刻と移り、社会情勢は日に日に変わっている。
だから、きのうの是が、今日の非になるのは当然なのである。
生成発展、日に新たに、が自然の理法。 -
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マザーテレサの生涯やエピソードをダイジェストで簡単に紹介している。
彼女の活動の根底はキリスト教の信仰にあるが、それを他者に強要してはいない。キリスト教の真なる教え、“愛“について生涯かけて実践した結果が彼女の功績なのだと思う。この“愛”は全ての人を救うものであり、今の先進国に欠けているものだと読み取れた。
自分の仕事の現場では、日々彼女が実践したような人と人との交わり、愛や携わりの営みが展開されていると感じて嬉しくなった。
また、彼女の生き方についても、信念や使命、継続、等の見習うべきことが多く尊敬した。自分の生き方を見直させていただくものだった。
人物に関する本をちゃんと読んだことははじめてだった。この他にも読んでみたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ◎学び
・運は掴み取るまで継続するからこそ得られる。何事も続けることが一番大事だし、続けるからこそどこかで芽が出る。
・生きたくても生きれない人がいる世の中で絶望して希望を持たないのは勿体無いし、自分のやりたいことはやり切ったほうがいい。
環境を受け入れた上でどう進んでいくか
・仕事をするときはどんなふうに役に立っているのか考えたり、どうやったら面白く仕事できるか自分なりに目の前の仕事に対しての向き合い方を育てていくことが大事。
待っていても、自分の仕事は出てこない。
・幸福は今目の前にある日常の地味なところにある、気づくことが大事。
・目標はたとえ達成しなかったとしても向かっている最中が美しいし楽しいもの。
・働く意味や目的やビジョンがないと、人は働くことが辛くなる。
◎気になるページの要約
自分の「好き」を信じて、コツコツ続ける
幼くして両親と別れ、親戚の家で周りと比較されながら育ったやなせさんにとって、絵を描くことだけが心のよりどころでした。しかし、美術学校に進むと周りには自分より上手い人が大勢いて、何度も自信を失ったと言います。
メッセージ: > 「好きなことなら、コツコツ努力することもつらくはない。楽しみながら、一生やっていきたいものを必死で探してほしい。絶対に何か一つはあるはずだ」という、迷う人への強いエールです。
絶望のトンネルと、遅咲きの真実
世間では、やなせさんが90歳を過ぎても現役でアンパンマンを描いていたことに驚く人が多いですが、実は絵本として『あんぱんまん』を始めたのは50歳のときでした。それまでは、漫画、舞台演出、詩の雑誌の編集など、頼まれるがままに何でもこなす「器用貧乏」な状態で、代表作がないまま30代〜50代までを「絶望のトンネル」の中で過ごしたそうです。
メッセージ: > 満員電車のように才能がひしめく世界でも、あきらめずに立ち続ければ、いつか目の前の席が空き、出番がまわってくる。**「継続は力なり」**であり、人生は「大器晩成」でいい、焦る必要はないと教えてくれています。
どんな仕事も社会を支え、自分次第で天職になる
かつて豪雪地帯で2メートルもの雪道を登って郵便を届ける配達員を取材した際、その過酷さに驚くやなせさんに、配達員は「おじいちゃんとおばあちゃんが二んで暮らしていて、オレが配達に行くと大よろこびしてくれる。その顔を見ると疲れなんか吹っ飛んじゃう。本当にいい仕事だと思っています」と答えました。
メッセージ: > 誰かが喜んでくれるために働く人がいるから、社会は成り立っている。「この仕事は向かない」と熱を入れずにダラダラ生きるのではなく、どうすれば面白くなるかを自分で工夫してみることで、どんな仕事も天職に変えていけるという仕事論です。
幸福の正体と、命の尊さ
幸福の正体は身近なところにあります。お腹がすいているときに食べる一杯のラーメンや、健康でスタスタ歩けること。それらは病気や絶望を経験して初めて気づくものです。やなせさん自身、小学生の頃に深く絶望し、夜の線路に身を横たえて列車が近づいたときに怖くなって飛び出した経験があると言います。
メッセージ: > 世の中には年間何万人もの自殺者がいるけれど、本当に残念なこと。「命を粗末にするなら、ぼくにくれ!と言いたい。つらいトンネルをひたすら歩く時代があっても、今こうして結構楽しく生きている」という、命への切実な願いが込められています。
逆境の中でも夢を追いかける力
人生の大半を失意の中で生きてきたやなせさんですが、不思議と不幸ではなかったと振り返ります。先輩漫画家に「うまいねえ」と少し褒められただけで天にも昇る嬉しさを感じ、そこにかすかな希望を見出していました。
メッセージ: > 人間はどんな逆境の中でも夢を見る生き物です。夢が実現するかどうか、夢で終わってしまうかどうかは重要ではなく、夢に向かって一歩ずつ進もうとするその「力」自体が尊いのだと説いています。
奇跡の一本松と、平凡の積み重ね
東日本大震災でたった一本生き残った陸前高田の「奇跡の一本松」の姿に、幼くして父を亡くし、母も弟も妻も逝き、仲間も旅立って「天涯孤独」の心境で生きる自分自身を重ね合わせています。根元を塩害にやられながらも、クローン苗や接ぎ木によって小さな新芽が顔を出したニュースに希望を感じ、元の松原を再生するには長い時間がかかるだろうけれど「きっとできる」と信じています。
メッセージ: > 一歩一歩、平凡に生きていくことは人の記憶には残りにくい。けれど、「その平凡なことを何十年も続けていくと、いつの日か、遠大な目標も果たされる」。小さなことをおろそかにしては、目標や希望にはとうてい手が届かないという継続の真理です。
人をよろこばせることが、生きる喜び
「生きているから悲しいんだ」というアンパンマンの歌詞の通り、悲しみや不幸(空腹)があるからこそ、よろこびや幸福(ラーメンの美味しさ)を実感できます。
メッセージ: > このさびしげな人生の中で、最も嬉しいのは**「人をよろこばせること」**。読者の心の琴線に触れることができれば、それがやなせさんの最高の幸せであり、そのために仕事を続けているという、彼の人生観・表現者としての原点がここにあります。