PHP研究所のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレチェック項目18箇所。雨が降れば傘をさす、当たり前のことを適時適切に実行するところにこそ商売の秘訣がある。経営者に必要なことは、未来を察知する先見性に加えて、未来を創造し時代をつくる積極的な姿勢である。素直な心とは、何物にもとらわれることなく物事の真実を見る心。最高責任者には本当のことを言ってくれる社員は少ない。それだけに声なき声に耳を傾ける努力が必要である。商売の秘訣の一つは即断即決、しかし、あわせて三度念を押す慎重さも必要である。現代は自分の進みたい道、あるいは自分のやりたいことが自由に選べるわけです、そういう意味で、生きがいを見つけやすい時代だと思うんですよ。協力は無理に得ようとしても得
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Posted by ブクログ
5月11日読破
仕事に対する人生観が変わる。
この一冊は自分の人生にとっても大切なものになる。
「すきまをおいておく」
人の話で感銘を受けて頭がいっぱいになってしまうと、他にもっといいことを聞いても入ってこない。
まだすきまを開けておく。
スポンジのように吸収していくような頭にしておかなければ、頑固親父になってしまう。
ものと合わせて心を作り、ものとともに心を売り、そしてお金とともに心を頂く。
お互いの心が通い合うことが、極めて大切なのだ。これが商売の真の味わいである。
謙虚さを失った確信は、慢心である。
謙虚さの上にある確信は、信念である。
独立の気力なき者は、国を思うこと深切 -
Posted by ブクログ
マザーテレサの生涯やエピソードをダイジェストで簡単に紹介している。
彼女の活動の根底はキリスト教の信仰にあるが、それを他者に強要してはいない。キリスト教の真なる教え、“愛“について生涯かけて実践した結果が彼女の功績なのだと思う。この“愛”は全ての人を救うものであり、今の先進国に欠けているものだと読み取れた。
自分の仕事の現場では、日々彼女が実践したような人と人との交わり、愛や携わりの営みが展開されていると感じて嬉しくなった。
また、彼女の生き方についても、信念や使命、継続、等の見習うべきことが多く尊敬した。自分の生き方を見直させていただくものだった。
人物に関する本をちゃんと読んだことは -
Posted by ブクログ
アンパンマンの作者・やなせたかし氏の人生を振り返り、逆境の中でも歩みを止めなかった言葉が詰まった一冊。
アンパンマンがブレイクしたのは70歳。
そこに至るまで漫画家として代表作を持てず、詩・放送作家・広告など様々な仕事をしながら、諦めず前に進み続けたという背景を知ると、一つひとつの言葉の重みが違ってくる。
特に刺さったのは
「毎日一歩一歩積み上げていくと、平凡は非凡になる」
という言葉。
派手な才能だけが成果を生むのではなく、地味な努力の継続こそが唯一の近道なのだと背中を押された。
また、正義に対する彼の視点も深い。
「正義とは悪人を倒すことではなく、弱い人を助けること」
という価値観は、