オノ・ナツメのレビュー一覧
-
オノ・ナツメさんの作品に嵌っていくきっかけとなった最初の一冊です。
元々年上の男性が好みだった私はこの本を見つけ即購入したのですが。
ドップリと嵌ってしまいましたw
独特な絵のタッチや老眼鏡、紳士、40代から50代の男性ばかりがでてきますが
どのキャラクターもとても魅力溢れるキャラクターばかり。
...続きを読むPosted by ブクログ -
私が、オノナツメさんにはまるきっかけとなった一冊。
言わずと知れた「老眼鏡紳士萌え漫画」。
萌え…しかも老眼鏡って…
と敬遠してたら、本当にもったいないです。
確かに登場人物の半分以上は
40~50台ですが
そんなことを感じさせないほど魅力的なひとたちばかり。
こうやって、一つ一つ魅力を重ねて
...続きを読むPosted by ブクログ -
切ない。
その一言。
青年イアンと
彼を見守る人たちのお話。
どうして、どうして。と言いたくなりますが
これが彼の現実なのです。
これを悲劇と呼ばずして何と言おう。
そうはっきりと言えるのに、
絶望で終わらないのは
イアンの底抜けの明るさと純粋さのせいだと思います。Posted by ブクログ -
間の取り方、デフォルメされたシンプルなキャラクターに表情を描き出す力…眼福です。可愛らしい絵で作り出された世界は、ほのぼのした癒しだけではなく、切なさも一緒に感じさせてくれます。『Tesoro(宝物、大切な物・人)』の題名通り、何かを大切に思うときの優しさが伝わってくる一冊でした。Posted by ブクログ
-
母娘のなんともいえない険悪な雰囲気から始まったので、どうなるのかとドキドキしたのですが読み終わってみるとホッコリしちゃいました。
優しい人たちによる、優しい作品です。Posted by ブクログ -
リスパラは読んでいたものの、五葉からオノ先生にはまった身としては、表紙だけ見てどうなの?と思っていた一作。
しかし、これは1、2を争うお気に入り作品。
作中作のような形になっており、アメリカのロードムービーを彷彿させる。
シンプルではない人生を登場人物たちは必死に走っている。
その切なさと、悲しい結...続きを読むPosted by ブクログ -
イアンの人生はまさに「not simple」。
だけど彼が望んでいたのは本当に「simple」なことだったんだよなあ…。
読み終わった今もイアンの笑顔が頭から離れない。Posted by ブクログ