オノ・ナツメのレビュー一覧

  • リストランテ・パラディーゾ
    アニメはみなかったけど、イタリアンな漫画って珍しいしおもしろかった!こういう異文化をもりもり売り出してほしい!
  • GENTE 3巻
    二巻からの第三巻。

    三巻はようやくニコレッタが登場します。
    そして冒頭は何故かとある政治家さんのお話からはじまります。
    ・・・DVDの人かしら、と思ったのは私だけでしょうか?w
    その後はオルガの娘だと打ち明けた後のお話です。

    とある政治家さんとその孫でありノンノのその日を占ってあげる女の子。
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  • GENTE 1巻
    リストランテ・パラディーゾにでてくる『カゼッタ・デッロルソ』がどう出来上がったのか、というお話。
    だというのに外伝だとは思えぬほど丁寧に描かれた人物たちのお話です。

    オルガのために何かをしてあげたいと思うロレンツォ。
    亡くなった奥さんを思い続けながらたくさんの人々に囲まれるルチアーノ。
    どうすれば...続きを読む
  • リストランテ・パラディーゾ
    オノ・ナツメさんの作品に嵌っていくきっかけとなった最初の一冊です。

    元々年上の男性が好みだった私はこの本を見つけ即購入したのですが。
    ドップリと嵌ってしまいましたw
    独特な絵のタッチや老眼鏡、紳士、40代から50代の男性ばかりがでてきますが
    どのキャラクターもとても魅力溢れるキャラクターばかり。
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  • GENTE 2巻
    まさに、至福の一時。

    一巻に続いての第二巻も登場人物たちの出会い、想い、別れが丁寧に描かれています。

    柔らかくなられたフリオと相変わらずグダグダなクラウディオの出会いの出会い。
    まるで反抗期のような子供なテオとまるで父親のようなヴァンナの対立・和解・別れ、そして。
    美味しい料理に心を満たしてもら...続きを読む
  • 逃げる男
    まるで、大人が読む絵本のようだ、と読み終わった後にそう感じました。

    この話は様々な思いが詰め込まれすぎているため一冊に纏めず二冊ほどにしてわけてもよかったのではないかな?とも思いましたね。

    全体的に台詞が少なく、その分背景やキャラクターの表情から伝わってくるものが多かったです。
  • ふたがしら 2
    おもしろくなってきて
    ゾクゾクする


    わたしは江戸時代のことは詳しく知らないけど、線やタッチだけで漫画全体を江戸時代っぽく感じさせるオノナツメさんの画力は素晴らしすぎる。
  • ふたがしら 2
    わざわざ1巻引っ張り出して復習してから読んだけど、面白くなってきてるね。やっぱオノ氏の丁寧な物語運びはたまらんです。
  • リストランテ・パラディーゾ
    私が、オノナツメさんにはまるきっかけとなった一冊。
    言わずと知れた「老眼鏡紳士萌え漫画」。

    萌え…しかも老眼鏡って…
    と敬遠してたら、本当にもったいないです。

    確かに登場人物の半分以上は
    40~50台ですが
    そんなことを感じさせないほど魅力的なひとたちばかり。
    こうやって、一つ一つ魅力を重ねて
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  • not simple
    切ない。
    その一言。

    青年イアンと
    彼を見守る人たちのお話。

    どうして、どうして。と言いたくなりますが
    これが彼の現実なのです。

    これを悲劇と呼ばずして何と言おう。
    そうはっきりと言えるのに、
    絶望で終わらないのは
    イアンの底抜けの明るさと純粋さのせいだと思います。
  • GENTE 1巻
    このシリーズ好きだな~。
    みんな奥行きがある素敵な人だし、料理はおいしそうだし、イタリア~な感じがオサレでいいわー。
    たまに出てくる子供たちがこれまたかわいい。
    ただ、誰が誰だかいつまでも見分けがつけられないのだけがちと残念。
  • Tesoro~テゾーロ オノ・ナツメ初期短編集
    間の取り方、デフォルメされたシンプルなキャラクターに表情を描き出す力…眼福です。可愛らしい絵で作り出された世界は、ほのぼのした癒しだけではなく、切なさも一緒に感じさせてくれます。『Tesoro(宝物、大切な物・人)』の題名通り、何かを大切に思うときの優しさが伝わってくる一冊でした。
  • リストランテ・パラディーゾ
    母娘のなんともいえない険悪な雰囲気から始まったので、どうなるのかとドキドキしたのですが読み終わってみるとホッコリしちゃいました。
    優しい人たちによる、優しい作品です。
  • さらい屋五葉 8
     お友達に貸していただき、読んだら続きが待ちきれなくて結局自分でも買ってそろえてしまいました。「オノナツメ?なんかどーせホモっぽいマンガでしょ?」とか思っててすみませんでしたぁぁぁぁぁ!
     内容はもちろん、描かれる世界がほんとうに「江戸」っぽくて感動しました。(もちろん私もくわしいわけではないのです...続きを読む
  • さらい屋五葉 1
    結構いい感じ。雰囲気が大好きです。

    人と人との間の関係があっさりしてる割に、心情の変化は複雑。オノワールド最高です。
    イタリアのほうもちょろちょろと読んでいるんですが、時代物もいいなァ…。
  • リストランテ・パラディーゾ
    オノ・ナツメさんの影響で老眼鏡紳士好きになるひと多そう。
    出てくる女性陣がネチッとしていないところも良い。
  • not simple
    リスパラは読んでいたものの、五葉からオノ先生にはまった身としては、表紙だけ見てどうなの?と思っていた一作。
    しかし、これは1、2を争うお気に入り作品。
    作中作のような形になっており、アメリカのロードムービーを彷彿させる。
    シンプルではない人生を登場人物たちは必死に走っている。
    その切なさと、悲しい結...続きを読む
  • さらい屋五葉 1
    完結
    独特なタッチが特徴的。読まず嫌いで素通りしなくて本当に良かったと思う。
    あの描き方はオノさんにしか出来ない。若干無機質(?)ながらも感情や間・艶っぽさがすごく伝わってきて良い作品。
    キャラクターもすごく愛おしく思える。
  • さらい屋五葉 8
    オノナツメさんにはまらせてくれたシリーズ。
    独特の世界で、なのに何度読んでも飽きさせない。
    その世界観は美しいわけでも汚いわけでもなく、ただ存在するだけ。
    最終巻は、特にその思いが強かったです。

    この巻だけは、わたしは主人公が政と弥一だけではないと思う。
    もちろん、他の五葉の仲間もある意味では主人...続きを読む
  • not simple
    イアンの人生はまさに「not simple」。
    だけど彼が望んでいたのは本当に「simple」なことだったんだよなあ…。

    読み終わった今もイアンの笑顔が頭から離れない。