オノ・ナツメのレビュー一覧
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オノ・ナツメさんの本はまるで映画のようで、効果音だけのページが30Pくらい続いたりしています。
でも、だからこそ、伝わるものがあって……。
お話も素敵だけれど、絵もとっても素敵な本でした。Posted by ブクログ -
倹約令が出されていた江戸時代から
現代へと”粋”を問う。
岡倉天心『茶の本』を読んだばかりだからかもしれないが、
その”粋”にはどこか茶道にも通ずるところがあり、
宗教的な考え方も関係しているのかもしれないとも思った。Posted by ブクログ -
オノナツメさん最近はまりました。
ハイテンポでストーリーが進んでいくので楽です。
どうしようもなく不幸な話。
でもエピローグが最高に幸せです。
「人は概ね自分で思っているほど幸福でも不幸でもない」ってほんとにね。
同じくオノナツメさんの『GENTE』で、ジジがトリノに行く話
あれと雰...続きを読むPosted by ブクログ -
森のなかへ
言葉(セリフ)少なく、状況描写もミニマム。
登場人物には名前も与えられていない。
それなのに、描かれていないところから、それぞれに深く沈む情感がじんわりと染み出すのです。
小説のような、絵本のような、不思議なマンガです。Posted by ブクログ -
優れた小説は行間からひしひしと伝わるものがある、と言いますが、それに似た独特の空気感を持った漫画。空気だけでなく、謎あり伏線ありどんでん返しありと展開もしっかり。魅力的なキャラクター造形もばっちり。誰が読んでもまず間違いがない。
覚悟完了後の政がかっこよすぎる。ラストは綺麗にまとまって大満足。Posted by ブクログ -
4人のイタリア男たち+留学生の共同生活が描かれている漫画です。オノナツメさんのかわいい絵柄でほっこりとあたたかく、各キャラクターの心情がちょっぴり切なく漂ってきます。Posted by ブクログ
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画風はこんなに可愛いのにオノ・ナツメの漫画はカメラやカットが非常に映画的で、そのギャップの波がじわじわと揺さぶりかけてくる。
シンプルで個性的なタッチだけれど感情表現は驚くほど多彩で、人間を描いているという様がありありと伝わってくるところが好き。
オノ・ナツメ初心者には短編集から勧めたくなるけれど...続きを読むPosted by ブクログ -
ああもう、こういう友達に本当に憧れる!
と同時に、今近くにいる友達も大事にしよう、って思える
一番大事な友人へのプレゼントにしました
気に入ってくれてたらいいなPosted by ブクログ -
参勤交代が舞台という珍しい漫画、オノ・ナツメの絵は好き嫌いが激しいですが、まんが日本昔話が平気なら大丈夫、数ページ読んでるうちになじみます。
リストランテ・パラディーゾの等身はありませんwPosted by ブクログ -
このシリーズの中で一番好きなのがこの巻のテオとヴァンナの話。
年を経て素直になるのが難しくなった大人たち。
過去の後悔をやり直すっていうのも好きなプロット。
テオも少し救われたかな。Posted by ブクログ -
最後がどうなるか予想できなかったがすごく幸せな終わり方だったと思う
ヘタレな主人公の政がどんどん成長していってそれと対照的に
あまり感情を表に出さない弥一がどんどん余裕を失くしていく
のがすごく萌えました
仲間っていいなって久しぶりに感じた漫画でしたPosted by ブクログ -
本シリーズの前編にあたる自費出版の「I've a rich understanding of my finest defenses」もお勧め。Posted by ブクログ