オノ・ナツメのレビュー一覧

  • GENTE 1巻

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    リストランテ・パラディーゾにでてくる『カゼッタ・デッロルソ』がどう出来上がったのか、というお話。
    だというのに外伝だとは思えぬほど丁寧に描かれた人物たちのお話です。

    オルガのために何かをしてあげたいと思うロレンツォ。
    亡くなった奥さんを思い続けながらたくさんの人々に囲まれるルチアーノ。
    どうすればいいか悩みに悩む夫と奥さん。
    おせっかいで大人になりきれないビートとさびしがり屋で強くなろうとするマリーナ。
    一周年を迎えたカゼッタ・デッロルソとマルツィオ。
    老眼になった頃出直してくると出ていくダリオ。

    それと最後に、テオを紹介するときのマルツィオが可愛らしかったですw

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    2012年09月12日
  • リストランテ・パラディーゾ

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    オノ・ナツメさんの作品に嵌っていくきっかけとなった最初の一冊です。

    元々年上の男性が好みだった私はこの本を見つけ即購入したのですが。
    ドップリと嵌ってしまいましたw
    独特な絵のタッチや老眼鏡、紳士、40代から50代の男性ばかりがでてきますが
    どのキャラクターもとても魅力溢れるキャラクターばかり。

    穏やかなな初老の男と若さ溢れる女の子が中心で周囲の人とも絡みつつの物語です。

    私もこんな大人になりたいな。

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    2012年09月12日
  • 逃げる男

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    まるで、大人が読む絵本のようだ、と読み終わった後にそう感じました。

    この話は様々な思いが詰め込まれすぎているため一冊に纏めず二冊ほどにしてわけてもよかったのではないかな?とも思いましたね。

    全体的に台詞が少なく、その分背景やキャラクターの表情から伝わってくるものが多かったです。

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    2012年09月12日
  • ふたがしら 2

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    おもしろくなってきて
    ゾクゾクする


    わたしは江戸時代のことは詳しく知らないけど、線やタッチだけで漫画全体を江戸時代っぽく感じさせるオノナツメさんの画力は素晴らしすぎる。

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    2012年09月02日
  • ふたがしら 2

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    わざわざ1巻引っ張り出して復習してから読んだけど、面白くなってきてるね。やっぱオノ氏の丁寧な物語運びはたまらんです。

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    2012年09月01日
  • リストランテ・パラディーゾ

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    私が、オノナツメさんにはまるきっかけとなった一冊。
    言わずと知れた「老眼鏡紳士萌え漫画」。

    萌え…しかも老眼鏡って…
    と敬遠してたら、本当にもったいないです。

    確かに登場人物の半分以上は
    40~50台ですが
    そんなことを感じさせないほど魅力的なひとたちばかり。
    こうやって、一つ一つ魅力を重ねて
    年をとっていけたらな、と思います。

    食べ物が美味しくて、お洒落なイタリアに行ってみたくなる漫画です。

    私は…
    実際に行ってしまいました。笑

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    2012年08月29日
  • not simple

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    切ない。
    その一言。

    青年イアンと
    彼を見守る人たちのお話。

    どうして、どうして。と言いたくなりますが
    これが彼の現実なのです。

    これを悲劇と呼ばずして何と言おう。
    そうはっきりと言えるのに、
    絶望で終わらないのは
    イアンの底抜けの明るさと純粋さのせいだと思います。

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    2012年08月29日
  • GENTE 1巻

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    このシリーズ好きだな~。
    みんな奥行きがある素敵な人だし、料理はおいしそうだし、イタリア~な感じがオサレでいいわー。
    たまに出てくる子供たちがこれまたかわいい。
    ただ、誰が誰だかいつまでも見分けがつけられないのだけがちと残念。

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    2012年08月25日
  • Tesoro~テゾーロ オノ・ナツメ初期短編集

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    間の取り方、デフォルメされたシンプルなキャラクターに表情を描き出す力…眼福です。可愛らしい絵で作り出された世界は、ほのぼのした癒しだけではなく、切なさも一緒に感じさせてくれます。『Tesoro(宝物、大切な物・人)』の題名通り、何かを大切に思うときの優しさが伝わってくる一冊でした。

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    2020年10月19日
  • リストランテ・パラディーゾ

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    母娘のなんともいえない険悪な雰囲気から始まったので、どうなるのかとドキドキしたのですが読み終わってみるとホッコリしちゃいました。
    優しい人たちによる、優しい作品です。

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    2012年10月06日
  • さらい屋五葉 8

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     お友達に貸していただき、読んだら続きが待ちきれなくて結局自分でも買ってそろえてしまいました。「オノナツメ?なんかどーせホモっぽいマンガでしょ?」とか思っててすみませんでしたぁぁぁぁぁ!
     内容はもちろん、描かれる世界がほんとうに「江戸」っぽくて感動しました。(もちろん私もくわしいわけではないのですが、それでも、私程度の時代劇好きにすら、ちゃぶ台をひっくり返させるひどい江戸物が最近多くて)
     最終巻、奉行所の与力を務めるキャラクターが出勤する時、ちゃーんと中間を連れているんですよ!そういう部分をちゃんと描いても、とってつけたような違和感がないということは、この世界観が作者の中でごく自然に馴染ん

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    2012年07月24日
  • さらい屋五葉 1

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    結構いい感じ。雰囲気が大好きです。

    人と人との間の関係があっさりしてる割に、心情の変化は複雑。オノワールド最高です。
    イタリアのほうもちょろちょろと読んでいるんですが、時代物もいいなァ…。

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    2012年07月13日
  • not simple

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    リスパラは読んでいたものの、五葉からオノ先生にはまった身としては、表紙だけ見てどうなの?と思っていた一作。
    しかし、これは1、2を争うお気に入り作品。
    作中作のような形になっており、アメリカのロードムービーを彷彿させる。
    シンプルではない人生を登場人物たちは必死に走っている。
    その切なさと、悲しい結末まても温かく包み込む作者の優しさ。
    もっとたくさんの人に読んで欲しい作品。

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    2012年05月13日
  • さらい屋五葉 1

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    完結
    独特なタッチが特徴的。読まず嫌いで素通りしなくて本当に良かったと思う。
    あの描き方はオノさんにしか出来ない。若干無機質(?)ながらも感情や間・艶っぽさがすごく伝わってきて良い作品。
    キャラクターもすごく愛おしく思える。

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    2012年04月12日
  • not simple

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    イアンの人生はまさに「not simple」。
    だけど彼が望んでいたのは本当に「simple」なことだったんだよなあ…。

    読み終わった今もイアンの笑顔が頭から離れない。

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    2012年03月17日
  • さらい屋五葉 8

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    オノナツメさんにはまらせてくれたシリーズ。
    独特の世界で、なのに何度読んでも飽きさせない。
    その世界観は美しいわけでも汚いわけでもなく、ただ存在するだけ。
    最終巻は、特にその思いが強かったです。

    この巻だけは、わたしは主人公が政と弥一だけではないと思う。
    もちろん、他の五葉の仲間もある意味では主人公なのだけど、彼らではなく、八木さまがこの巻の裏主人公だと感じた。

    八木さまの決意。
    それなくしては、この巻を語ることはできない。
    何人もの野次馬や役人の後ろからそっと弥一を見送る八木さまに、涙が出た。

    ただただ、頭の下がる思いだ。

    弥一を五葉に戻してくれて、ありがとう、と。

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    2012年03月17日
  • ふたがしら 1

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    BLはbasso名義で書かれているオノ・ナツメさんの一般向きマンガ。
    時代小説「のぼうの城」(未読)の表紙でも話題になりましたね。
    さらい屋五葉路線。まだまだ主要キャラの紹介と設定の説明が多く、次巻からの展開が楽しみ。

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    2012年02月19日
  • not simple

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    読んでいて胸が痛かったけど、
    でも読んでよかったと思える漫画でした。

    主人公の人生が波乱万丈すぎる・・・。
    でもさすがオノ先生、登場人物の一言一言に
    重みがあって、名言続出だなあと。

    読み終わって、友人が安易に手を触れなかった理由がきちんと
    わかってなんだか納得しまくりでした。
    最後のあの黒髪の後ろ姿はやっぱり彼なのでしょうか??

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    2012年01月28日
  • GENTE 1巻

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    リストランテ・パラディーゾも良かったので、こちらも。外伝シリーズの方は一人一人のエピソードが掘り下げられていて、さらに面白かったです。登場人物が老眼紳士達なだけあって、人生のいろいろな機微が味わえます。年齢を重ねてこその色気ってあるんだな~って思いますね。

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    2012年01月24日
  • つらつらわらじ(2)

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    和泉が主人公だと思っていたけど、そうじゃないかのも、と思い始めて来ました。
    もしかしたらこの話には主人公、という人はいないのかもしれないですね。

    敢えて言うなら、物語が、場の空気が主人公なのかも。

    殿がめちゃくちゃ好きです。
    他にも魅力的な人が多くて、グラグラ揺れます…。

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    2012年01月22日