鵜飼沙樹のレビュー一覧

  • 飛べない蝶と空の鯱2 ~たゆたう島の郵便箱~

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    1巻の時点で絶対シリーズ化してほしいと思いましたが、これはいける。

    より高く、より速く、より遠くへ。飛べない人間が空に夢見るロマンがここにあります。空を舞台にしてはいるけど、「空戦」ものではありません。キャッチコピーにあるとおりの「爽快冒険ファンタジー」です。

    二人が二人で飛ぶ理由……表向きは「互いの欠点を補うため」ということになってるけど、そんなことどうでもよいのです。どちらも独りでは飛べない未熟者でも、共に同じ夢の先をを見られる相手だから、共に飛ぶのだ。

    既存の作品だと「とある飛空士」とか「アリソン」とか、それらと違って「戦争」が背景にない。地上で抑圧された反動として空への夢を抱いて

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    2012年10月27日
  • 飛べない蝶と空の鯱 ~たゆたう島の郵便箱~

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    空に浮かぶ島に人類が住み、その島と島を行き来して郵便を運ぶ郵便屋が主人公……という設定が良い。ストーリーは途中まで見切れたが、ジェシカの秘密は見切れなかった。ジェシカもいいけど、ヒルダが可愛い。

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    2012年06月26日
  • ブラック・ブレット3 炎による世界の破滅

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    途中から何となく嫌な予感はしてたんだけど、やっぱり上下巻だった!
    ところどころ無駄に陰惨なシーンがあるけど、話自体はほとんど進まないので内容的には☆3。でも、はやく第三次東京会戦が見たい、という期待値を込めて☆4で。

    日常シーンがアレなのはもうあきらめるとして、もうちょっとだけ文章がうまくなってくれれないかなあ。

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    2012年06月16日
  • 飛べない蝶と空の鯱 ~たゆたう島の郵便箱~

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    ネタバレ

    人が飛ぶことを許されたのは
    二つに裂かれた空の半分―――.

    空飛ぶ島で生活する人々.
    その島の下には怪物たちの住む霧の海がある.
    主人公はその島々を渡り郵便物を届ける武装郵便屋さん.

    というわけですが,何となく「アルトネリコ」っぽい雰囲気を感じてしまうにゃー.
    絶対言語がヒュムノスっぽかったり
    空飛ぶわずかな陸地で人々が生活してる当たりとか.
    まぁ,個人的な感想なので気にしないでいただきたい.

    それはそれとして面白かったよ.
    激しい空中戦とか.
    バードじいちゃんがイケメンすぎるな.
    あんな渋い爺キャラは良いものだ.

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    2012年06月13日
  • ブラック・ブレット3 炎による世界の破滅

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    ネタバレ

    世界の危機に瀕した主人公が、仲間集めに奔走する。

    というのはよくある展開だと思いますが、美少女ばっかり集めなかった点はとても、とても高く評価したい。

    ハーレムも悪くないですが、やはり男同士の仲間意識というか。純粋に再会を喜び合う兄弟弟子とか、かつて敵同士だった相手とも拳を交えたうえで互いを認め合って共闘を誓うとか。
    そういうロマンも大事だと思うのね。

    今回は大きな戦いの準備段階だったけど、非常にワクワクした巻でした。

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    2012年06月03日
  • ブラック・ブレット2 VS神算鬼謀の狙撃兵

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    熱い。バトルシーンは、ほんとバトルマンガを小説にしたような内容の濃さ。超遠距離からの狙撃VS近づいての接近戦はなかなかの迫力だった。
    しかしそれ以外がなんとも。せめて文章はもうちょっとだけ読みやすくしてくれれば、もっと人に勧めやすくなるのにと思う。

    そういえばガストレア全然出てこなかったな。まあ化け物と戦うよりは人と戦ってる方が面白いんだけど。

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    2012年02月13日
  • ブラック・ブレット2 VS神算鬼謀の狙撃兵

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    ネタバレ

    あっという間にハーレム完成(違 萌度はそれほどでも無く戦闘シーンが熱くて面白い。わざわざ必殺技名を言うとかも良いよねw

    ちなみにティナ良いね(´ー`)

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    2012年02月04日
  • ブラック・ブレット 神を目指した者たち

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    ネタバレ

    戦闘が熱くて面白い。世界観もしっかりしてて、物語が一段落してから一気に広がったので次巻以降が楽しみ。

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    2012年02月03日
  • ブラック・ブレット 神を目指した者たち

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    後半からクライマックスへのたたみかけるような展開が熱かった。
    そしてそれだけでは終わらないラストの構成。
    うむ。バトルものはこうでないとね。

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    2011年11月15日
  • ブラック・ブレット 神を目指した者たち

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    表紙を見て思わず購入。
    とにかく背景の作り込みが半端じゃない。扉絵のビル群とか凄いの一言。

    まず最初に、メインヒロインが表紙で一番目の引く美少女ではなく中央奥のロリっ子っていうのがちょっと・・・犯罪の匂いがしました・・・

    ガストレアというウィルス性寄生生物に敗北し、半崩壊状態の東京が舞台。
    ガストレアウィルスに感染すると人間が怪物化してしまう、なんてバイオハザード的展開。
    そんなガストレアに対抗するのが民警というスペシャリスト集団。民警に所属する人間は2人組で行動し、その内の片方、イニシエーターは生まれながらにガストレアウィルスを体内に宿している子供(ただし女性限定)で超人的能力を有する代

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    2011年07月13日
  • ブラック・ブレット 神を目指した者たち

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    あらすじに興味を持ったので読んでみました。
    人類存亡の危機に晒されている独特な世界観、そこにおける架空の日常、能力バトル、狂気のマッドサイエンティスト(笑)、幼馴染みとの淡い恋愛など、てんこ盛りの各種要素をうまく調理して一つの作品にまとめあげています。
    話が多少暗いのと、気にしだすと気になってしまう(かもしれない)社会風刺・社会批判的な描写に拒否反応が起きないようであれば、十分楽しめる作品だと思います。割とオススメです。

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    2011年07月12日
  • 飛べない蝶と空の鯱 ~蒼の彼方より、最果てへ~3

    ネタバレ

    読む前から想像はしていましたが、サブタイトルが「~蒼の彼方より、最果てへ~」なのに『空の門は開かれた』で終わっちゃうんですね…。
    もう直ぐ10年経過しますし、続巻が無い事は理解しつつも、何となく中途半端な気がしてしまいます。

    ところで、ビルギッドが「総帥が倒れた今しかチャンスは」って、イスカやティエラの民に危害が及ばない内容なら好いけど…。
    セラの事なのか?
    ヘイムダルは今巻登場しなかったけど…。

    まぁ、屁理屈捏ねたら書きたい事が溢れますが、ウィルとジェシカの絡み等、心象風景は凄く綺麗な作品でした。

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    2024年07月28日
  • 魔獣調教師ツカイ・J・マクラウドの事件録 獣の王はかく語りき

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    人と人に似た獣・魔獣のいる世界。魔獣愛好会に好奇心から参加した上代ウヅキ。彼は顔を白い仮面で覆い、見事なハーピーを連れ、オリハルコンを手にした男ツカイ・J・マクラウドに好奇心から話しかけた。それが全ての始まりだった。
    大人のライトノベルを表現したかのような作品で妖しく、謎めき、危険な雰囲気を帯びている。ミステリーではあるが誰が犯人かは分かっていて、どうやって犯人が目的を達成しているかが見所だ。だが、魔獣を使っての犯行なので推理は難しい上に犯人が罰を受けることがない。実に綾里けいしらしい後味の悪さがあり健在で読む人を選ぶ作品ではある。個人的にはウヅキのタイミングの悪さは達が悪く、違う意味での不快

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    2022年03月01日
  • 異世界拷問姫

    購入済み

    前半は面白い、後半はゴミ

    前半は面白い。後半は幼稚でガキ臭く、ゴミ以下。

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    2019年05月11日
  • 異世界迷宮の最深部を目指そう 2

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    10層の守護者と再会してみたり、相棒不在の間
    潜ってみたり、知り合ってみたり。

    相変わらず淡々と進んでいきます。
    うっかりストレスで高額の買い物をしてみたり。
    やっちゃった、とかいうレベルではないです。
    しかも別の高額買い物もしてますし。
    1年だけなのに、どうするのでしょう?

    前回のヒロイン(?)がいないかわりに、と
    守護者が出てきたり、1巻ちらり登場が出てきたり。
    結局女の子が3人になってしまいました。
    でも、やっている事と感情は淡々。
    とか思っていたら、守護者のご希望によって
    話がややこしくなってきています。

    そして最後。
    彼は何のために、そんな事を言い出したのか。
    もしかしてこれは

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    2018年09月25日
  • 異世界迷宮の最深部を目指そう 1

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    気が付けば見知らぬ場所、見知らぬルールで死にそうに。
    そんな主人公の、帰還を目指す物語。

    スキルで抑え込まれたおかげで、心平穏? に
    どうにか生活している主人公。
    王道として帰還を目指しているわけですが
    ものすごく思考回路が淡々としています。
    これもスキルのせい、と思えば、違和感もなく。
    そもそも主人公本人が、そこに違和感を覚えているような
    いないような。

    最深部を目指せそうな人物と遭遇したのはいいものの
    何故か色々別方向に走っているというか…。
    それをいうなら、ダンジョンであった少女も怪しい。
    女の子ばかり出てくるのは当然ですが
    誰もかれもが、何かしら怪しい。
    ファンタジーだから、と言わ

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    2018年09月20日
  • ネクストライフ 2

    購入済み

    会話のテンポが悪い

    一巻を読んだ評価とあまりかわらないが
    話が進みだして少し面白くなってきた。

    ただ、度々入る小芝居がうっとおしい。
    お供のモンスターはなし、もしくは一匹でよかったとすら思う。

    あと倒置法を多用するのもいかがなものか。

    この辺は人によって好みが分かれるところだと思う。

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    2018年06月05日
  • 異世界迷宮の最深部を目指そう 8

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    ううむ。だんだんわかんなくなってきた。
    戦闘シーンがいまいち絵として浮かばなくなってきたのが
    原因かねぇ?
    確かに独特戦闘ではあろうけど。

    あるいは展開が斜め上すぎるせいか。

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    2017年01月15日
  • 異世界迷宮の最深部を目指そう 7

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    何かで「男一人、他みんな女性の冒険者パーティなんてドロドロしてて見る分にはおもしろうそうだ」というネタ話を見た記憶があって。
    ここにその実例が。
    主人公が胃を痛めているのが見えてわかってなぁ。

    ヒロインズがみなヤンデレなのでハーレムもいいことなしかも。

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    2016年09月25日
  • 異世界拷問姫

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    ネタバレ

    ボロクズのように虐待されて殺された主人公が拷問姫ことエリザベートに異世界召喚され、執事として食事を作ったり付き添ったり戦闘に参加したりする話。戦闘器具が拷問具だったりグロい描写が出てくるので食事時に読むことはおすすめしない。拷問耐性がないとキツいくらいの描写なので、途中で読むのをやめようかと思った。ヒナが出てきてからはコメディ成分多めになり大分読みやすくなった。エリザベートは訳ありに思えたしその過去に納得したけれど、いくら叔父を倒すためとは言え罪もない城下の人々を大量殺戮するのはどうかと。ゴシックと拷問が嫌いじゃないならいけると思うが趣味がよいとは言い難い。イラストの可愛さに大分救われている。

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    2016年07月09日