高橋宣行のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
・リスクのないアイデアをクリエイティブとは言わない。
・人真似は自分の否定だ。
カタチを真似るのでなく、その裏にある考え方、行き方、仕事の仕方を洞察し、根っこを見つけるんだ。
・手になるな、頭になれ。
・この発想、データを超えていない。
・ものを売るのではなく、意味を売れ!!
・五感がさびてるぞ。
・相手にとってのベストを探す「リアリティの発見」
・物事を要素ではなく仕組みで捉えること。全体としての強みを発揮させるイメージを考えることで成り立つ。
それがプロ。
・絶句は禁句。
・説得ではなく、納得があるか
・言葉を使うのは、意味のためではなく、行動を促すため。
・コピーライターは、ジャーナリストとしての姿勢を持ち、翻訳者のように企業の言葉を生活者の言葉に翻訳する。
・「みんながやっているから...」とそこに逃げるな。
・「他にかわりがない人」のことをプロという
・これで相手の期待を超えられるの? -
Posted by ブクログ
ビジネス社会では、「考えること」以外を仕事とはいいません。それは作業といいます。そして「仕事を創り出す人」を仕事人と言い、作業人と仕分けられます。
今ビジネスパーソンに求められているのは、
①「考える姿勢」を身につけること
②「独創性」を発揮すること
③変化を創り出すこと
気になったのは以下です。
・人が生活をして行く上で、大きなものさしを2つもっている。1つが「損得」、もう1つが「好き嫌い」
・モノ余りの時代が加速され、ますます「好き嫌い」の尺度が強まっていく
・新商品の開発には、成功確率の低下・小粒化・短命化の三重苦がまっている。
・いま、モノが売れないのは、本当に欲しいものがないから。
・ビジネスは人間で成り立っています。考えるのも、作るのも、売るのも、買うのも、使うのも、みんな人間
・情報ではなく、情報を加工する知恵が競争力
・安いから買うではなく、安くていいから買う
・コンセプトとは、新しい概念に創り変えること
・私たちの仕事の大半が課題解決です。
・マーケティングの究極の目標は差別化です。要するに人と違うものを作り、他にない物を作ることを強く叫ばれています。
・需要対応型から需要創造型へ
・タウンウォッチは、ヒト、モノ、ミセ、待ちを観察・洞察すること
・ビジネスの独創性 鳥の目と、虫の目
・MAKE BETTER 基本を変えずにグレードアップや、リニューアルをすること、MAKE NEW 考え方を変え、仕組みをまったく新しいものにすること
・言葉化(言語化だとおもうんですが)とは、新しい概念を、言葉によって規定する。あいまいなイメージを明確化すること。
・全体で戦う。1つのシステム、1つの全体をとらえるホーリズム(全体論)が必要、トータルの設計図が必要である。
・ビジネスで考えるとは、今を否定すること
・現場主義者になろう、現場で感じ、現場で発見し、現場で創る。
・私の仕事には、どうしたい、どうしてあげたい、こうなるといいな、私ならこうするという想いがつまっている
・現場は、見る⇒感じる⇒気づく⇒想う
・ビジネスで五感をフル回転する。空気を読む、嗅ぎ分ける。動き回って、嗅ぎ回って、汗まみれの人間が一番知恵がだせる
・頭で考えないで、足で考える わかるでとまることでなく、好き!と言わせること
・大切なのは、汗をかくこと。汗をかくとは、行動する、場数を踏む、継続する
・客観的な事実とは、もう表に出た過去のもの。主観的な事実とは、人を洞察することによって発見するもの
目次
はじめに
第1章 なぜ、いま「コンセプト」か?
第2章 いい「コンセプト」って、なんだ?
第3章 実践。「コンセプト」のつくり方
第4章 「賢いコンセプトメーカー」になろう
おわりに
参考文献
ISBN:9784569801551
出版社:PHP研究所
判型:A5
ページ数:190ページ
定価:1500円(本体)
発売日:2011年12月29日 -
Posted by ブクログ
考える姿勢、考え方、考える意味を身に付けることは一生目減りしないクリエイティブ資産を蓄えること、「クリエイティブ資産づくり」のための本です。
仕事とは考えること、問題解決をすること、創造的に考えること。
気になるキーワード へそ、根っこ、軸足、汗
■創造とは
・考えるとは、創造的に考えること、相手への悩み解決の提案性が求められています。
・創造には、答えがない。有能な人ほど、試行錯誤します。頭の中の情報をばらす、ちらす、とばす、そして集約する。それを繰り返しては、違う組み合わせを考えています。唯一ではないが、最善の答えを求めます。
・創造とは破壊だ。時代は常に動き、いっときもおなじ状況はありません。人間の集団だから価値観や習慣は変化していく。
・天の声は考え続けている人におりてくる。
・思想、感情、想い、イメージを含めて、しっかり言いたいことを視覚化、言葉化する意識を持つことです。
・コンセプトはへそ。企画のもっとも大事な核を指していました。コンセプトがないということはそこに新しい提案も主張もないということです。
・事実から真実を探す。事実にねざした発想が前提です。だから、当然データや情報が必要です。
・どれだけ、真実を深堀できるか。事実⇒認識⇒洞察=真実
・人間の行動欲望の基準は、損得と、好き嫌い。損得は理性で、好き嫌いは感性です。
・創造的な人ほど、現場主義です。
■発想する
・ビジネスは人間でできている。作り手も売り手も買い手もみんな人間です。
・ボーダを超えよ。考える人はつねにボーダーを超えることが求められている
・YTT Yesterday , tomorrow , today 過去を見て、明日を読み、今を語る
・小林一三 10年先を見て、5年の設計をし、1年先を歩く
・根っこがないぞ、根っこが。
・人間の満足は、最終的に心の満足へ。デジタル化できなアナログ的なものの価値は増し、高い満足度を提供するものだけが勝者となる。
・知る⇒想う⇒創る⇒動く
・全体を描き、個々に対応する全体発想が欠かせない。
・今、何が難しいか、何がやっかいかというと、何が一番問題なのか、という悩みの本質を見つけることです。だからつねに、「Why?」の連発から始まります。
・人間は合理性20%、非合理性80%で生きる動物だ。
・一番重要な情報は人が運んでくる。「客観的事実」「主観的事実」
・合理的に損得のみで判断していると人間を思いやる感性がうすれてくる。だから①相手の立場に立つこと、②自分らしさを持つこと
・今企業が求めている創造性は、「暗黙知」です。
・課題解決には3つの発見、オファーの本質の発見、コンセプトの発見、解決策のアイデアの発見
・プラニングサイクル 現状認識⇒問題点把握⇒新しい目標設定⇒解決策⇒想定⇒現状認識
・相手あってのビジネス社会 「考えること」は自分の中で組み立て何を言うではなく、相手に向かって考え、創り、動かすこと
・正しいけれどおもしろくない。わかった!ではなく好きだ!。頭でなくて、汗をかけ。
・人間観察 現場で感じ、現場で発見し、現場で創る
・持続的発展とは、成長し続けること
■独自性をだす
・ビジョンを描こう。絶対的価値 オンリーワンか、相対的価値 ナンバーワンか。
・勝ち負けではなく、相手への思いの熱さ、高い志をもてば、時代にもぶれず、とても魅力的。
・安藤忠雄 持論は、机の上ではなく現場で考えろ
・絵を書け。絵をかくことは仮説を立てること、仕上がりのイメージを書くこと。まずは想いのままに、紙の上に書きなぐるように絵を書こう
・言葉化しろ。絵を描くとともに、ストーリーを言葉化。
・現場はビジネスの教科書だ。現場で真実の発見を。
・観・感・勘 のトレーニングを。
・知る発想から、感じる発想へ
・脳がいちばん成長するとき。全力でやってギリギリできるぐらいの難しさの仕事に取り組む場合。自分をらくさせようとすると成長しない。
・強い説得力とはこだわりだ。
・想いを入れるから、私の仕事になる。
・ビジネスの軸足を、稼ぐから、愛し、愛され続けるへ
・複合才能の人をめざそう。複雑にからみあった課題の中で的確に問題の中心を見つけ出し、仮説を立てて、実施できる人。
目次
はじめに
PART1 創造とは
PART2 発想する
PART3 独自性を出す
PART4 発想のヒントを集める
おわりに
参考文献
ISBN:9784534049674
出版社:日本実業出版社
判型:4-6
ページ数:165ページ
定価:1500円(本体)
発売日:2012年07月29日 第2刷 -
Posted by ブクログ
発想職人=知恵でイノベーションを起こせる人
人真似ではなく、どんなに稚拙であっても、自ら考え、自らの身体をとおした中からアイディアを生み出すことをリーダはのぞんでいる。
発想職人:長年の経験から掴んだ職人的知恵をもって、問題解決にあたることが不可欠であると語っています。
高橋氏がこれまでの業務で学び実践した55のノウハウを各見開き1頁に記したものが本書になります。
気になったものは、以下です。
・どんなに稚拙であっても、自分で考え、自分の身体を通したなかからアイデアを創りだす
・ほんとうに相手がよろこぶのか、ほんとうにしてほしいことなのか、これがどうしてもやりたいこといいたいことなのか、これでよかったと言わせられるのか。根っこがあるのか。
・問題解決とは、全体を見据え、①問題の核心をはっきりさせ、②何とすべきかを明確にし、③その解決策をまとめ、実行する。
・「正しいけれど、ちっとも面白くない」ではなく、「どう好きにさせるか」を意識する
・ビジネスは人間でできている。すべて「相手」がいることが前提です。
・考えろ、もっと考えろ、自分で考えて、自分で選べ。ひとりで悩むこと。
・仕事をするには、自分がすきな仲良しグループを作るのではなく、自分にとって働きにくい異質な人を集めて異質な領域に挑戦をする。これからは、部門を超えて、専門領域を超えての発想が求められています。
・人の心がわかる人でいてほしい。
・金になるのは、知識を知恵に置き換えた時だけ。どうしたら悩みを解決してあげられるのか、問題解決は知恵でしかできない。
・差別化、個性化、自分の色ってどうしたら出せるのか。それはカタチではなく、内なる深い想いをもつことから出てくる。ビジネスの相手に対する思いやり、思い入れをもち、相手の立場で考え続ける。
・人の幸せにつながらないことは考えない。世の中をはずさない。人を巻き込んでこそ共感も感動も手渡せるし、人と人がつながっていると感じるとき、作り手も一番元気になるのだ。
・手垢まみれの方法論はもうやめよう。考える作業は発見から。発見は小手先からは生まれない。考え続けることからこそ生まれる。
・想いは深く、言葉はやさしく。コミュニケーションは、相手の気持ちを察する感受性を基本に、①正確にどう伝えるか。②感情をどれだけ揺さぶれるのか。
・1枚の絵で考えてみる。それを習慣化する。
・歩け、汗をかけ、身体を動かせ
・何を残して何を捨てるか。余分な枝葉を切り、その木の本質をとらえ、どう美しさをみせていくか。
・モノを売るのではなく、意味を売る。
・目線が高すぎる。①相手の立場にたっていない。②頭だけで考えすぎている。机上の空論になっている。
・ベストは1つではない。一人一人に好きがあり、ベストがある。
・努力できるのは才能だ。しつこく考えた人間が勝つ。
・ひとこと説明しただけで、それ面白そう、と一瞬で伝えることにある
・アイデアとはビジネスの課題解決のためのアイデアであって、そこには、「考えて、創って、動かして、成果をだす」がワンセットになっている。
・企業の主治医になれ、見立てのいいドクターになれ
①問診 ヒアリング、情報収集、現状把握
②診察 課題発見、仮説の構築
③検査 深堀り、調査分析
④診断 順位付け、テーマ設定
⑤治療 戦略、フレームづくり
育ってほしい、プロになってほしい、先につなげたい、そう思って、本気で叱ってくれる人がいますか。
「もっと、ちゃんと考えてよ」という想いとともに、著者から読者へのメッセージなのです。
目次
はじめに
Ⅰ 心得
01 こんなもの作ってて、不安じゃないの?
02 人真似は、自分に何もないことだ
03 根っこがないね。根っこが
04 正しいけれど、面白くない
05 うけることに、いやしくなるな
06 直線を歩きたがる、困ったものだ
07 引き出しは、空っぽなの?
08 ところで、キミは、何が言いたいのか
09 ひとりで悩むことを憶えろ
10 異質な人を愛せ
11 大好きは才能だ
12 すべて、人間がヒントだ
13 人の心のわかる人でいて欲しい
14 人の気持ちを暗くするようなことは、考えるな
15 モノ知りだけでは、金にならない
Ⅱ 想う
16 色をだせ
17 五感がサビてるぞ
18 相手をイメージするから、考えられるのだ
19 世の中を、はずすな
20 軸足を変えないと、新しくならない
21 もう、手垢まみれの方法論は、やめよう
22 想いは深く、言葉はやさしく
23 1枚の絵で考えろ
24 平均的な「ものの考え方」を捨てろ
25 正解主義はやめよう
26 汗をかかないと、大切なものが学べない
27 個性って、考えてつくるもんじゃない
28 いま、何が売りものなの?
29 専門家としてそこだけ磨いたって、いずれ壁につき当たる
Ⅲ 創る
30 創造は、「何を残して、何を捨てるか」だ
31 プランニングとは「仕組み」のことだ
32 「どう好きにさせるか」それが差別化
33 アイディアは、課題探しから始まる
34 「モノ」じゃなく、「意味」を売れ
35 手持ちのもので、間に合わせで創るな
36 もっと川上の部分から考えろ
37 目線が高すぎる
38 白い紙に書くことで、オリジナルになる
39 「今うまくやる」のではなく「先をどうするか」だ
40 「悩みの本質」をつかんだか
41 ここから先を察知するのが、勘だ
42 ゴールイメージが見えないぞ
43 「ベスト」はひとつじゃない
44 しつこく考えた人間が、勝つ
45 手先で動くな、足で書け
46 なんの発見もないね
Ⅳ 動く
47 ここにメッセージはあるのか
48 電話でプレゼンできるか
49 サービス精神がなさすぎる
50 くどく、口説くな
51 これで惚れさせられるのか
52 行動が伴わないなら、それは「アイディア」といわない
53 誰がベストか
54 見立てのいい主治医になれ
55 壁をのり超えるのが仕事だ
おわりに
ISBN:9784093881326
出版社:小学館
判型:4-6
ページ数:128ページ
定価:1000円(本体)
発売日:2010年06月30日 -
Posted by ブクログ
良書 ことばのプロ、博報堂の高橋宜行氏からの、「変化の時代の」発想法です。
知識を得るだけの本だけでなく「感じる本」を目指しましたとあります。
コンセプトをどうアウトプットすればいいかを考察した、方法論と理解しています。
気になった点は、以下です。
・いまのIT化社会は、「変化すること」を宿命のように求められる時代
ドラッカー 「生きることは、変わることだ」
御手洗会長 「21世紀、企業に求められる力は、変化対応力だ」
・コンセプトってこんなカタチ
企業のフィールド 現状認識する
時代のフィールド 洞察する
閃き 発見する
コンセプト 言葉化する
・新しくなければコンセプトじゃない
発想の転換とは 新たな視点で創造的な提案をする
・コピーライターの育成の際、とにかく、身体で憶えるよう習慣づけられました。コンセプト発想法も、見て、読んで、感じる 疑似体験の原始的作法です。
・「企業理念」が一貫して変わらないものであるに対して、「企業コンセプト」は、その時代の状況に合わせ、定義されます。
・マーケティングコンセプトとは、「企業経営にあたって必要とされる市場に対する考え方、もしくはアプローチの仕方で、全組織的に持つべきもの」
・市場にどう企業を位置づけるか、①プロダクト志向か、②顧客志向か、③社会志向か。
・商品コンセプトとは、「あくまでも顧客サイドから見た商品価値で、新たな視点で独創的に提案すること」
・コンセプトはいきもの。これが(旧概念)⇒こうなる(新概念)
・コンセプトのつくり方 4ステップ
①現状認識 鳥の目で広く、異質なものを
②時代洞察 虫の目で現場感をもって 先を読む、全体を読む、人を読む、変化を読む
③発見:価値づくり 情報を集め⇒組み合わせ⇒寝かせて、発酵させて⇒閃き、快感を手に入れる
④言葉化:キーワード
・いい「コンセプト」の7つのパワー
① 革新性 ② 戦略性 ③ 共感性 ④ 個性 ⑤ 統合性 ⑥ 自足性 ⑦ 作り手の熱い想い
・コンセプトはヘソづくり ヘソがないと新鮮な驚きや感動は生まれない
・暗黙知という形式化しにくい、コンセプトをどう効果的にメイキングできるのか。
① 原理を知ること ② いい事例を知ること ③ 図解でイメージとして憶えておくこと ④ ひたすら考えること
・自分と世の中の関わりの中で
① 自分の価値観とは、自分の売りものとは何か
② 自分の「考え」の、「行動」の拠りどころは何か
③ ユニークな主張、新しい提案とはなにか
④ 周りの人に新しい驚きや喜びを与えるものは何か
⑤ 他の人との差別化をできる者は何か
⑥ それをきちんと言葉化し、実行へつなげているか。
結論 いま個が求められる幸せな時代
多様な価値観に対応するために、個人のスキルがキラキラと輝いていることが条件。
そのためにも、一人一人が自分のコンセプトを確立し自立心をもつこと。
目次
はじめに
PART1 いま、なぜ「コンセプト」なのか
PART2 「コンセプト」って、何だ
PART3 「コンセプト」のカタログ
PART4 どう創る 「コンセプト」
PART5 「コンセプト」を最大のスキルに
あとがき
ISBN:9784887595903
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
判型:A5
ページ数:112ページ
定価:1400円(本体)
発行年月日:2007年11月
発売日:2007年11月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ -
Posted by ブクログ
良書 ことばのプロ、博報堂の高橋宜行氏の、企業との信頼関係の形成を、恋愛型企画という形で表現しています。
いかに人の心に残ることば、キーメッセージを作れるかがテーマと理解しました。
気になった言葉は、次のとおりです。
初めての依頼主と信頼関係を築くまでには時間がかかります。「あの人の期待を超えてやれ」という意識は、「この人となら一緒にやっていけそうだ」「あの人がいないと困る」という信頼関係に深まっていきます
<深まる恋愛型経済>
・相手あってのビジネス社会
・コミュニケーションとは相手を想い合うことから始まります
・一番やっかいなのは、複雑で方向が見えないことです。あり余る情報があっても、この混乱した状況を整理し、解決することにはつながっていません。いま企業は3つの確信をもとめています。それは、①問題の確信を見つけ、②何をすべきかコンセプトを創造し、③解決策をまとめる。 ことです。
・ビジネスは人間で成り立っています。考える、作る、売る、買う、使う、はすべて人間のすること、しかも、すべて相手とのいい関係があって成り立っています。
・ようするに、相手の関わるビジネス社会を洞察し、相手の期待を超えた提案になっているかどうか。
・こうしてあげたい、こうなるといいのに という想いを強くすることから、信頼へつながっていきます。
・複雑にからまりあった課題は、部分部分で解決しようとしても本質に突き当たりません。一度全体で俯瞰してみる。点の解決ではなく、面の世界を描く創造性が解決力になっています。
・一番先に、選ばれる人になるために。企業が求めている人は、
① 課題解決ができる人
② 専門性にとどまらず、広い領域で知恵を出せる人
③ 夢あるロマンあるイメージの描ける人
④ 全体の仕組みをつくりスタッフを引っ張っていける人
<いま、時代が求めるプランニング>
・依頼主の悲痛な叫び、誰に頼むのがベストかが、大きなテーマになっている
私のビジネスをやりやすくしてください
私に徳をさせてください
私の全体を見て提案してください
私の将来への方向を示してください
私の期待を超えてください
私との関係を持続できるよう考えてください
・ビジネスは、つねに、あなたのために立ちたい であり、その姿勢を具現化することで、依頼主との信頼が生まれてきます。
・いまは、人との違いをつくる時代 そのため私たちのプランニングはなに一つ同じ考え方、同じカタチの企画書はありません。
・企画書は、「勝ちたい」「取りたい」「稼ぎたい」から、「惚れさせたい」「愛されたい」「持続したい」の恋愛型へと発想が変わってきています。
・最も大変で重要なのは、悩みの本質を探し出すことです。こんがらがった糸を少しずつほどいていく。そこの1本の糸口をみつける。そこに光を当て、次のプロセスへ、本質の部分での共感性があるから、「納得」が生まれます。
・不確かで厄介な時代です。好き嫌いが100%通る社会
・プレゼンテーションは、相手の頭の中に1枚の絵を投影することにあります。頭の中に絵が描けなければ、プランニングは失敗です。
・創造性は常に個人にゆだねられている。一人ひとりの能力が生きる時代であり、個性を売り込むチャンスでもあります。
<プランニングに欠かせない原理・原則>
・発想は自分のもっているものの中からしか生まれません。
・創造の原理は、①アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせである、②新しい組み合わせは、事物の関連性を見つけ出す才能に依存する。
・プランニングの3分割法 ①情報収集、②課題発見、③課題解決
・プランニングサイクル ①現場認識⇒②問題点把握⇒③新しい目標設定⇒④解決策⇒⑤展開シナリオ⇒現場認識 ...
・プランニング7ステップ
① オファーの確認
② 環境分析
③ 課題発見
④ コンセプトメイキング
⑤ 課題解決
⑥ 全体構想
⑦ 企画書プレゼン
・考えて、作って、動かして、成果を挙げるスタイル
① つねに相手の立場で考える
② つねに戦略的にモノゴトを組み立てられる
③ つねに他と違うことを思い創れる
・課題解決には、もっと相手に肉薄することで相手の本質が見え、手がかりが発見される。「答えは、いつも相手にある」
<恋愛型企画書のつくり方 PART1 アイデアを売る>
・視点1 相手が見えて初めて考えられる
相手には課題があり、目的があります。どこまで懐の中にはいったかです
相手とは、一人の事情ではない、社内、顧客、市場、社会の事情があります
・視点2 相手への想いの深さが決め手
どう書いたら気持ちが動くのか、あの人にどうしたら喜ばれるか
これでほんとうに相手が幸せなのか、ほんとうに得をさせたのか
・視点3 取材からオリジナルは始まる
・視点4 オフォーの本質を見抜く
・視点5 ビジネスマジックを起こす、コンセプトの力
・視点6 全体を読み、全体を解決する
全体が見えない限り、つぎはぎだらけのプランニングになってしまう
全体最適をみつけ、統合された仕組みで大きく動かす、全体サービスする発想。
・視点7 アートができなくては、差別化できない。
・視点8 動かす仕組み、売れる仕組み
・視点9 それは先につながるか、持続するか
・視点10 夢あるストーリーが個性化をすすめる
・視点11 課題はクリエイティブで解決する
・視点12 左脳と右脳のキャッチボール
<恋愛型企画書のつくり方 PART2 自分を売る>
・あなたのために、こんな気持ちで考えました
・企画書は一通のラブレター
・期待を超えるから感動がある
・説得ではなく、納得させたい 論理的に組み立てるには、前提のルールや、事実がブレてないこと
・手書き1枚のこだわり 忙しいビジネス社会
①3分間プレゼン
②エレベータプレゼン(エレベータトーク)
③案件を紙1枚に
④企画書は1,2枚に
⑤トヨタはA3 1枚
・1枚に含めるもの
①問題の核心
②方向性、目標
③基本戦略、全体構想
④具体的計画
・図解するからこそ紙1枚ですむ ⇒なぜなら、文章にすると何倍ものボリュームになるから
・タイトル1行に、平易な言葉で
・外からの視点を持つ つねにさめた視点で 客観的な視点で(相場観)
・強い説得力とは「こだわり」だ 執着心をもつことで熱意が伝わる
・あなたがいないと困る その根っこは、「人間への視点」 通る通らないよりも、どこまで惚れさせるか
結論
企画書の理想 すべて紙一枚の中に、映像として描かれ、相手の頭の中に映像として結びつける
目次
はじめに
第1章 深まる恋愛型経済
第2章 いま、時代が求めるプランニング
第3章 プランニングに欠かせない原理・原則
第4章 恋愛型企画書のつくり方 PART1 アイデアを売る
第5章 恋愛型企画書のつくり方 PART2 自分を売る
ISBN:9784799310304
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
判型:A5
ページ数:136ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2011年07月
発売日:2011年07月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ -
Posted by ブクログ
良書 ことばのプロ、博報堂の高橋宜行氏の、「想い」を言葉化する。
いかに人の心に残ることば、キーメッセージを作れるかがテーマと理解しました。
彼の言は、力強く、かつ分かりやすい。他の書にも目を通したくなりました。
気になったものは、以下です。
・情報はあり余っているのに肝心の言葉がない
・情報が飛び交うのに、言葉が残らない。
<言葉がない時代>
・創造は情報と情報の組み合わせ、創造は情報にしばられる
・いま企業に元気がないとするならば、企業自体が魅力的でなくなったからでしょう。人が人に何かを伝えようとするならば、伝えたいことに何か魅力があったはずです。
・多少あいまいでもいいじゃないですか。自らの想いを問うほうが、何も言わないよりもずっと価値があります。
・正解はないが、いまは思い込み競争の時代。だから速めに声をだしましょう。希望を見せてあげましょう。それには、言葉がなければ人は動きません。
・このモノ余り社会の中で、高い志を持って、社会と企業が一体となり世の中をどう幸せにするか。そのビジョンが必要になってきました。
・人を幸せにしたい ということをつきつめていくことがビジネスです。
・稼ぎたい でなく、 幸せにしたい という姿勢が伝わるためのコミュニケーションが不可欠です。
・時代の変化に合わせることばかり考えていると、企業も個人も振り回されどこに、私がいるのか見えなくなります。これからは、高い志を持ち、社会と企業が一体となって世の中をどう幸せにするか、どんな幸せのヒントを手渡せるのか。そのビジョンが必要です。
<言葉のマネジメント>
・言葉が、ビジネスの鍵を握っています。
・「こうしたい」「こうなりたい」「そこに行きたい」 そんな想いの強さが、個性化、差別化につながっている。
・言葉の裏に、共感させ続けるだけの主張はあるか。キーメッセージの大切な使命です。
・企業がその持てる力を最大限に発揮しようとすれば、共通の目的意識と価値観を設定する必要があります。ビジネスをする上え、拠りどころとする本質・原則が、どうしても必要なのです。
・キーメッセージとは、①重要なカギを握る言葉②本質を突く言葉③新しい主義主張がある言葉④ひと言で、イメージさせられる言葉 のことです。
<言葉がビジネスの起点となる>
・必要なのは、一行で相手の心に印象づける、キーメッセージのコミュニケーション力です。
・人々の関心事に合わないことは、価値がないことです。(ちょっと違和感ありますが)
・プロジェクトチーム:新しい問題を速やか解決するために、職能上の枠を超えて編成したグループです。
<キーメッセージ作法>
・相手を想うことから始める
・その想いにタイトルをつける
・キーメッセージは、想い×言葉化
・言葉の感度を高める
・頭の中に、映像を残す
・すべての構想の核とする
・大切なのは、知る より 感じる こと
・手で考える・書くことで考える
・人を巻き込む キーメッセージ とする
目次
はじめに
PART1 言葉のない時代
PART2 言葉のマネジメント
PART3 言葉がビジネスの起点となる
PART4 キーメッセージ作法
ち
あとがき
ISBN:9784799312919
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
判型:A5
ページ数:132ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2013年02月
発売日:2013年02月16日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ -
Posted by ブクログ
ちょうど コンセプトを つくっていたので
タイムリーな本だった。
事例が豊富で なるほど、という 言葉の凝縮があった。
図が おもしろいね。
コンセプトを いつもつくっているので、
図をつくるのもなれている。
手書きなのが 好感が持てる。
ちょっと、女性的な字だね。
違うことを 違うようにいって 納得されることは
難しい作業だが 『へそ』がしっかりしておれば、
ちゃんと 骨太になるということか。
『どう言うか』よりも『なにを言うか』がポイント。
変化する時代だからこそ 視点を切り替えることが
何よりも大切となる。
発見のために(価値観を変える)
1 視点を変える
2 切り口を変える
3 意識を変える
4 発想を変える
5 概念を変える。
現場認識をして 誰に なにを訴えるのかが ポイント。
コンセプトとは 自己主張であり 違いを際立たせる作業。 -
Posted by ブクログ
わかりやすく、コンパクトにまとめられているものの、中身は非常に濃く感じました。
コンセプトメイクは、様々な要素を組み合わせていく作業を含むとはいえ、実質0から1を生み出す作業なので、プロセスが非常にハードでコンセプトメイクに優れた人でもプロセスをわかりやすく説明することは非常に難しいと思います。
その上で、私がどこまで理解出来ているのかという不安があるものの、本書はプロセスのエッセンスをコンパクトにまとめられていて、本当に優れた人だからこそ書ける一冊という印象を持ちました。
自身がこのテーマへの課題認識をしている状況なので、とても参考になりましたが、読み手によっては全く響かない可能性もあると思います。それくらいシンプルに書かれていて、読み手を選ぶと思います。
ステージが変わる毎に読み返したい一冊です。 -
Posted by ブクログ
考える基本姿勢の発信本
◇創造の原理原則
◇発想のセオリー
◇独自性を出すコツ
をベースに書かれている
※これからの企業は、商品・人の動きについて
→長目に見ること、不変の部分に取り組む事
→ビジネスの創造的作業は片方に課題、片方に時代性を持ってスタート
→昨日、今日、明日と繋いで世の中をどう切り取るか?どう考えるか?
※全体を読む・先を読む力が求められている
■ジャーナリストの基本姿勢/ロンドンタイムズ
Y・T・Tとは
→Yesterday.Tomorrow.Today
→過去を見、明日を読み、今を語る
■小林一三/阪急創始者
→10年先を見て、5年の設計をし、1年先を歩く