永田カビのレビュー一覧

  • 一人交換日記

    購入済み

    拝啓、カビ様

    面白いとか面白くないとかではなくて、哀れんでいるわけでもなくて、電子書籍価格にして千円弱は内容に見合ってないような気もしますが、そこは問題にしないことにします。些少ですが、印税が出たら家賃の足しにしてください。先生を応援してくれる人が沢山いるといいですね。

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    2018年09月05日
  • 一人交換日記 2

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    連載中もずっと追いかけていた。(超失礼なことですが…)この作家さんが「あとどれくらい生きていられるか」はわからないけれど、自分がいろいろなときに覚える苦しさとかしんどさとか、こんな微量で自分は既にアップアップなのに、その何百倍の量を土砂崩れみたいに受け続けている主人公が、少しづついまと未来に進み続ける姿にいつまでも勇気を受け取り続けている。一年に一本でいいから、ライフワークにしてほしいシリーズです。/絵も、言葉も、観察眼も、ほんとに天才というか、非凡という言葉があまりにも似合う漫画家。初めてオリジナル作品も読んだけれどこれも良かった。ほんとはオリジナルの連載で軌道にのれると一番なんだろうな。/

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    2018年02月19日
  • 一人交換日記

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    著者より多少は器用だけど、他人とも家族とも上手く付き合うことができない自分のようや者には真綿で首を絞めつけるように響くでしょう

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    2017年06月26日
  • 一人交換日記

    購入済み

    わかりすぎて泣ける。

    不安定な人間の気持ちをわかりやすく伝わりやすく言葉にしてもらったような感覚です
    内容を否定される方もいるようですが、こういう人間もいるんだと価値観を広げられるし
    本当にうつ病や虚無感など、人間の深い部分に触れられる本だと思います。もっとたくさんの人に読んでもらいたいです。

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    2017年03月19日
  • 一人交換日記

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    ネタバレ

    前作を読んだときは、作者とお友達になりたいなと思ったけど
    その感情を突き詰めて考えていると
    きっと他人のままの方が良いのだろうと思った

    デフォルメされているとはいえ、
    リアルタイムであがいていらっしゃる方の邪魔はしたくないので、遠目から心の中で無事をお祈りしておく。
    必死に、すべてフルで使って生きようとしてて・・・
    少しだけ余裕があるかもしれない私からでも素敵に思える

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    2017年02月19日
  • 一人交換日記

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    「私を寂しいままにしているのは、私だ」

    「寂しすぎて(略)」のその後の生活を自身との交換日記という形式で綴るノンフィクション漫画。

    この本は、筆者が自己愛の欠片を獲得しようとあがき続ける、戦いの物語である。
    その歩みは重く、そして苦しい。

    そしてそれゆえに、身につまされるし、振り返って己を見たりもするのだ。

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    2017年01月07日
  • 迷走戦士・永田カビ

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    最初は楽しそうに始まったと思ったらいつもの調子に落ちていくのがもうね。
    考えてみればそらそうだよねそうなるわなと納得してしまうしかないんだが。
    やっぱ性自認なんだろうなあ引っかかっているのは。
    ここしか考えられないここまでの話見ても。
    漠然と求める幸せが自分の中では形にもならないというのは辛かろう。

    孫、求められたなあ自分は。
    結局全く叶わずに一族はほぼ絶滅したが。
    男だからまだ可能性(だけ)残ってはいるけど、自認はともかく体が女性ならもうタイムリミット来ているだろうな。
    パブリックイメージを壊してくれた人、それただの愚痴ではとしか。

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    2025年09月25日
  • 一人交換日記 2

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    考え方が少し変わったらしいのはわかる。
    家族とのわだかまりがなくなったのもいいこと。
    ただ必ずしもそれがいい方向に行っていなかったのはこの後わかってしまう。
    先にそっち読んじゃったからだけど。
    まあこうやってループしながら、自分の中で自分自身でどこかで折り合いつけるしかないのだが、それが下手な人というのはいる。
    自分も人のことはあまり言えない。
    というか孤独に異様に強いせいで一人に慣れてしまったので一人で完結する羽目に……。

    自分を切り売りしている自覚があるなら、それがどう思われるかは諦めるしかないんだよなあ。
    でもそれが辛いのはわかる。でもそれが商売になって自分を生かしてもいる永久ループ。

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    2025年09月24日
  • 膵臓がこわれたら、少し生きやすくなりました。

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    半分くらいは前回のおさらいで、もう半分は今回のダイジェストというかリピートになっていて、話としては既視感が多いわりにあまり中身の濃さはないかな。
    こんなものかもしれないが。
    しかし脱走に関しては緊迫する。
    考えたことくらいはあるけど、実際にやった後の顛末は初めて見た。
    まあそうなるよな。

    本当に少し生きやすくなったのか、大して変わっていないのかは判断難しいところ。
    しかし作家としての牙は失われつつある気はする。
    ここが難しいところ……。
    次はどんな報告になるやら。
    表紙で一瞬期待したのだが、恋人でもできればなあ。

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    2025年09月17日
  • 現実逃避してたらボロボロになった話

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    膵炎になって入院生活しているエッセイ漫画。
    しかし内容は救いないなあアル中だし完全に。
    そっちは全く治っていないようだし。
    これは再発も時間の問題だな……。

    入院中の描写とかそうそうと共感するところもあるし、必死感は伝わってくる。
    点滴の話は自分の入院当時を思い出した。
    あれは確かにわずらわしい。刺し方次第では微妙に痛いこともあるし。
    まあ入院に至る話としては、酒一切飲めない自分にはわからない世界ではあるが。
    ここに来るまでの状況も知りたいが、この作者他の本もタイトル見ただけで相当病んでいるなあとわかる。
    半分はネタと思いたかったがそうではないのだろう。

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    2025年09月04日
  • これはゆがんだ食レポです

    購入済み

    摂食障害のグルメ

    過食と嘔吐を繰り返す著者の好む食生活を描いている。吐きやすいものを食べるとは、考えたこともなかった。

    #タメになる #切ない

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    2025年08月19日
  • これはゆがんだ食レポです

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    摂食障害で、過食嘔吐の症状がずっとある永田カビさんのコミックエッセイ。
    正直読み始めた時は「吐く前提で食べることを楽しそう(に見えるよう)に描くのってどうなのか、食べ物がもったいない、どうにかならないのか」という規範観念がまだ自分の中にあった。
    が、最後の方で、著者永田さんがかつて「食べる資格がないのに食べているという罪悪感だけがある状態」だったところから、友人が食事を楽しんでいる姿を見て「食べることを楽しんでいいんだ」と気づき、それ以降、「吐いてしまうことは治らないけれど、食べることは楽しむ」というスタンスになれたという話があり、自分が思った「もったいない、どうにかならないのか」は、とっくの

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    2025年05月29日
  • これはゆがんだ食レポです

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    今日、本屋に行ったら「ぐわーー!!マンガ読みてぇ!!」となって買った、何度か紹介している永田カビさんの本です。

    なるほど!過食嘔吐と言っても人それぞれなんだな。と思いました。
    そして、第二話のお酒の話を読んだ時点で、私も飲みたくなって15時だというのに、コークハイを作ってしまいました。よかった、近所に磯丸○産がなくて。

    基本的に私は大ぐらいの大酒飲みなので、過食嘔吐となるととんでもない量になります。永田さんは、朝から飲んで、ちょっとおうちに帰ってまた飲んでしてますが、おつまみの量が少ない。そして、実家でちゃんとご飯を食べる模様。いやいや、大ぐらいがこれやったら、飲みに行った先でシメまで食べ

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    2025年04月21日
  • さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ

    匿名

    購入済み

    だいぶ前に読み、面白かったのであらためて購入しました。表紙は最初の方が良かったので星4つとさせてもらいました。

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    2024年12月31日
  • 迷走戦士・永田カビ

    匿名

    購入済み

    共感できる部分も多く、買って良かったです。
    自分の気持ちを言語化するのがとても上手だなぁと感じました。

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    2024年12月31日
  • 膵臓がこわれたら、少し生きやすくなりました。

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    自分もヒト以外の「何か」に依存してしまいがちだ。分かる。

    それにしても(本に描いてある範囲で)色々とあったのは存じているが、ご両親の受け入れ感に感動した。変わっていくんだな。

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    2023年05月09日
  • 迷走戦士・永田カビ

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    他人への信頼、つまり自分への信頼がある程度はないと恋愛や結婚のハードルは高い。
    カビ先生が、そんなこんなで幸せですと結んでいるのに心がほっこりなった。共感できる本を描いてくれてありがとうございます。幸せで居てほしい。

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    2023年05月09日
  • 膵臓がこわれたら、少し生きやすくなりました。

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    ネタバレ

    著者のこれまでの作品と比べて強烈。
    著者が最初に膵炎で入院した時のことを書いた「現実逃避してたらボロボロになった話」を読んでいたので、再発・再入院から始まる冒頭の場面を見て思わず「再発かよ」と唸ってしまった。
    「現実逃避していたら・・・」も壮絶だったが、本作の方がエキセントリックな場面が多い。最終的に断酒ができているから安心して読めるが、そうでなかったらこれは破滅に至る物語だ。
    立ち直ったきっかけとしては両親の支えが大きかったように書かれている。邪推すると、過去の著作で書かれていた母親の負担になっていた祖母が他界したことも関係しているのではないかとも思う。

    印象的なシーン
    ・アルコール依存症

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    2023年01月25日
  • 膵臓がこわれたら、少し生きやすくなりました。

    Posted by ブクログ

    アルコール依存症との戦いがメインなので既存作品よりも作者の内面描写は少ない印象。それでも十分赤裸々。

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    2023年01月14日
  • 現実逃避してたらボロボロになった話

    購入済み

    おもしろかった
    このひとの本まるっと一冊ぜんぶ読んだのはこれが最初です。
    1話の飲みっぷりがすごくすごい 前の本もそのうち読んでみよ…
    7話の脂質控えつつおいしく食べる話がためになるんじゃないかなあ
    担当の先生がやさしくてよい でも坊主の先生が担当だったら断酒できてたかもしれないね…

    #深い

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    2022年12月02日