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前作『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』をどう超えていくか…!?という点で、作者の永田カビさんにかかる「2作目のジンクス」のプレッシャーは相当なものだったと思います。
しかし、事実は小説より奇なり。
この『一人交換日記』を読む限り、その後の親御さんとの関係も永田さんご自身の精神の安定も、「前進したと思ったのにそんなことなかった」という、淡い期待と深い絶望の繰り返しでした。読んでいて、あれほどのヒットもこの人を何ひとつ変えていないように見えて、勝手に心配する気持ちがさらに募りました。『さびしすぎて~』の経験で得た気づきを実際の人間関係に生かしきれないまま、同じ失敗を繰り返してしまう。「やっぱりな」と「そういうものなのか」という気持ちが半々、という気持ちになりました。
途中、ある人物の登場で少し永田さんに変化が見えそうになりますが、果たしてどうなるのでしょうか…!?
わかりすぎて泣ける。
不安定な人間の気持ちをわかりやすく伝わりやすく言葉にしてもらったような感覚です
内容を否定される方もいるようですが、こういう人間もいるんだと価値観を広げられるし
本当にうつ病や虚無感など、人間の深い部分に触れられる本だと思います。もっとたくさんの人に読んでもらいたいです。
拝啓、カビ様
面白いとか面白くないとかではなくて、哀れんでいるわけでもなくて、電子書籍価格にして千円弱は内容に見合ってないような気もしますが、そこは問題にしないことにします。些少ですが、印税が出たら家賃の足しにしてください。先生を応援してくれる人が沢山いるといいですね。
Posted by ブクログ
拝啓。未来の私は、誰かに愛されてますか?
話題作『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』の永田カビが、過去と未来の永田カビに向けて綴る、親との確執、初めての一人暮らし、愛のこと、そしてその後・の生活。セキララエッセイコミック!
【編集担当からのおすすめ情報】
『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』で2016年のコミック界を激震させた永田カビ氏がpixivコミック[ヒバナ]にて連載していた最新作、待望の単行本化です!
本作の連載開始時は『レズ風俗レポ』単行本発売前で、まだ何者でもなかった永田カビ氏ですが、連載中に同作が発売になると周囲の状況は一変。
そんな中での心境の変化や、新たな発見、葛藤、苦悩などを己との交換日記という形でセキララに綴っています。
私が嫉妬し憧れているのは「仕送りで独り暮らし」ではなく「仕送りを素直に受け取って健全に使える人間関係」、自分の辛さを理解しようとせず家の手伝いを要求したり都合を押し付けてきたあげく「俺もうつ病になってしまうわ」とグチる父親にうつ病で苦しんだ作者がブチキレる出来事が引っ越しの決意を固くするきっかけだった、引っ越しを一人でやろうとしたら必要最小限の家電や家具を揃えることが出来なかったので自分で出来ること以外は人に頼むことを学んだ、エッセイコミックを描いたことで両親の理解や愛情を得られるかと期待したが「お前の描いたものは恥ずかしい」「人気なのは今だけだ」と自分がエッセイコミックに込めた想いや苦悩を両親が理解してくれず自分の頑張りを認めてくれなかったことがきっかけで作者は両親との決別を決意する、ネットで参加者の顔色を伺いながら書き込みしていることに作者が気づき原因が自分の物差しがないことを知り自己肯定感を育てることが課題と気づく、知人を通じて自分に片想いしている女性とぎこちない友情関係になる経験を通じてお互いを大事にする関係を育てる難しさを知ったり、愛情飢餓と対人関係に悩む作者が「自立とは依存出来る先を増やして一つ一つの依存先の依存度が低い状態が自立していること」という真の自立を目指す苦闘が前作より具体的に描かれていて、両親との葛藤や決別を経験した人も共感出来て励まされる傑作エッセイコミックです。コミックエッセイに込めた想いが両親に受け止めてもらえず家族との決別を作者が決意する展開で心が締め付けられたり、自分に片想いする女性とデートする展開でキュンキュンさせられたり、グイグイ惹き込まれました。
辛いことやドロドロしていることも、作者特有のユーモアでデフォルメされていて、尚且つ精神状態や自分を取り巻く状況を言語化するのがとにかく上手なので、とても読みやすかったです。
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