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前作『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』をどう超えていくか…!?という点で、作者の永田カビさんにかかる「2作目のジンクス」のプレッシャーは相当なものだったと思います。
しかし、事実は小説より奇なり。
この『一人交換日記』を読む限り、その後の親御さんとの関係も永田さんご自身の精神の安定も、「前進したと思ったのにそんなことなかった」という、淡い期待と深い絶望の繰り返しでした。読んでいて、あれほどのヒットもこの人を何ひとつ変えていないように見えて、勝手に心配する気持ちがさらに募りました。『さびしすぎて~』の経験で得た気づきを実際の人間関係に生かしきれないまま、同じ失敗を繰り返してしまう。「やっぱりな」と「そういうものなのか」という気持ちが半々、という気持ちになりました。
途中、ある人物の登場で少し永田さんに変化が見えそうになりますが、果たしてどうなるのでしょうか…!?
わかりすぎて泣ける。
不安定な人間の気持ちをわかりやすく伝わりやすく言葉にしてもらったような感覚です
内容を否定される方もいるようですが、こういう人間もいるんだと価値観を広げられるし
本当にうつ病や虚無感など、人間の深い部分に触れられる本だと思います。もっとたくさんの人に読んでもらいたいです。
拝啓、カビ様
面白いとか面白くないとかではなくて、哀れんでいるわけでもなくて、電子書籍価格にして千円弱は内容に見合ってないような気もしますが、そこは問題にしないことにします。些少ですが、印税が出たら家賃の足しにしてください。先生を応援してくれる人が沢山いるといいですね。
辛いことやドロドロしていることも、作者特有のユーモアでデフォルメされていて、尚且つ精神状態や自分を取り巻く状況を言語化するのがとにかく上手なので、とても読みやすかったです。
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