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前作『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』をどう超えていくか…!?という点で、作者の永田カビさんにかかる「2作目のジンクス」のプレッシャーは相当なものだったと思います。
しかし、事実は小説より奇なり。
この『一人交換日記』を読む限り、その後の親御さんとの関係も永田さんご自身の精神の安定も、「前進したと思ったのにそんなことなかった」という、淡い期待と深い絶望の繰り返しでした。読んでいて、あれほどのヒットもこの人を何ひとつ変えていないように見えて、勝手に心配する気持ちがさらに募りました。『さびしすぎて~』の経験で得た気づきを実際の人間関係に生かしきれないまま、同じ失敗を繰り返してしまう。「やっぱりな」と「そういうものなのか」という気持ちが半々、という気持ちになりました。
途中、ある人物の登場で少し永田さんに変化が見えそうになりますが、果たしてどうなるのでしょうか…!?
Posted by ブクログ 2022年12月06日
『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』『一人交換日記』と、自らの人生を描いてきた永田カビ。新たに得た友人との交流、漫画家としての活動、親との葛藤などを経てたどり着いたのは…入院!? いままで気付けなかったこと、いまだから気付けたこと、そのすべてをセキララに描き出す衝撃コミックエッセイ!
デビュー...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年02月19日
連載中もずっと追いかけていた。(超失礼なことですが…)この作家さんが「あとどれくらい生きていられるか」はわからないけれど、自分がいろいろなときに覚える苦しさとかしんどさとか、こんな微量で自分は既にアップアップなのに、その何百倍の量を土砂崩れみたいに受け続けている主人公が、少しづついまと未来に進み続け...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年05月19日
カビ先生の本読むと泣いちゃうし、お母さんに会いたくなってしまう。私の母に対する想いと似てるというか(なんていうと失礼だろうけども)…分かるなあと…。寂しくて不安で、マンションのベランダで手を振る母を振り返り、振り返り通学路を歩いた小学生の頃から変わってない自分に気づくというか。泣ける。実家帰りたくな...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年04月29日
段々と精神不安定になっている様子が絵でも訴えていて前作よりも話に入り込めた。自分勝手な考えに陥っていないか、今ある悩みに真摯に向き合う、辛い時は一人で悩まずに色々な人たちに助けを求める、気付くことで成長するんだなと。カビさんの人生だし、完璧な答えなんて存在しない。人生の教科書となるような作品でした。...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年06月15日
まるで自分との往復書簡
愛されていない自分
愛が欲しい自分
壊れていってしまう自分
その自分を行ったり来たりして
未来の自分へ手紙を書く
その時
本当は愛されていたのかもしれないと気づく
欲しかった愛は
本当は、ずっと近くにそれも
最初からあったのかもしれないと、気づく
壊れそうでも
絶対に...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年03月26日
きっと、周りの人よりも敏感で、繊細で、臆病な面もあり…。自分と似ているなぁと、共感も含めてカビさんの漫画を読ませていただいているけど、私と似ていないのは彼女がどんなに底まで沈んでも光を見つけて這い上がる強さを持っていること。 多分大人になるにつれ、なるべく痛い思いをしないように避けて通る道でも、彼...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年02月12日
なんというか、心に突き刺さる本でした。
「さびしい、さびしい、愛されたい。ぎゅっとしてもらいたい。」という作者の気持ちが本当に読んでる側にも伝わってきました。全152ページ(ストーリー漫画除く)で何回「さびしい」と出てくるかカウントしようかと思ったくらい「さびしい」言葉があふれています。まるで寂しい...続きを読む
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