永田カビのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレなんというか、色々考えさせられる本でした。さびしさ、愛し方、愛され方、家族。
本来なら作者のようにアラサーくらいまでのうちに解決しておくべき問題を現在アラフォーの自分に突きさしてくるような感じでした。
しかし、作者と同じ年頃の時、作者の言葉を借りるなら”死と生の間でふくれあがってきたエネルギー”が充満していた自分には考えられないもので、今アラフォーになって死と生の呪縛からようやく逃れられた自分がやっと考えられるようになったのかもしれません。
今、”愛への渇望”に向かっています。ぎゅっとされたい気持ちはあれど、20代の頃のように「誰でもいい。体温を分かち合いたい」と性的に逸脱した行為を送ること -
Posted by ブクログ
ネタバレ心の弱い部分、汚い部分、目をそむけたくなるような部分もさらけ出し、自己分析し、漫画に昇華している作者の最新刊。
アルコール依存になっていた作者が、家族からの支えとコミュニケーションによって改善が図られたという締めになっている。
何か支えてもらいたいと思ったときに、アルコール(または薬物や買い物依存など)に流れる人もいれば、人との交流によって心の充足を得られて救われるのだと感じた。
作者が自身の課題はコミュニケーション不全だと気づき、次にどのようなアクションを起こすのか、どのようになっていくのか、そしてどのように漫画にしてくれるのか、人生がどう転び展開していくのを楽しんでいるようで不謹慎かも -
Posted by ブクログ
過量飲酒で急性膵炎になった筆者の闘病とその後について書かれたエッセイ。
私も「自分が対峙している世界の解像度を下げたい」と思って酒を飲んでいたので共感することが多かった。
著者の作品を読むのは本書で3冊目だが、この人の絵はデフォルメされてるにもかかわらず人物の焦燥感や色気が表現されていてとても巧みだ。吾妻ひでおの「アル中病棟」などのノンフィクション漫画に通じる。特に本書だと薬剤師さんがとてもかわいい。
また、著者が飲酒にはまったきかけとして「自分は酒を飲む資格が無いと思っていたが、仕事がうまくいくようになって、自分が自分を認める、他者から大人として認められた証として酒を飲むようになった」と