永田カビのレビュー一覧

  • 一人交換日記

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    泣いてしまう。ああ私と同じだ、分かる、ってすごいベタで恥ずかしい理由で泣けてしまう。特にお母さんのくだり…お母さんおかあさん。
    頭で考えすぎてしまうんだろなと思うけど、どうだろうか。真面目すぎる、少なくとも自分はそう。
    ほんと他人と愛し愛されるって奇跡です。一生無理な気がする。誰かに好かれて虚しいってのもリアル。

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    2017年05月07日
  • 一人交換日記

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    ネタバレ

    なんというか、色々考えさせられる本でした。さびしさ、愛し方、愛され方、家族。

    本来なら作者のようにアラサーくらいまでのうちに解決しておくべき問題を現在アラフォーの自分に突きさしてくるような感じでした。
    しかし、作者と同じ年頃の時、作者の言葉を借りるなら”死と生の間でふくれあがってきたエネルギー”が充満していた自分には考えられないもので、今アラフォーになって死と生の呪縛からようやく逃れられた自分がやっと考えられるようになったのかもしれません。
    今、”愛への渇望”に向かっています。ぎゅっとされたい気持ちはあれど、20代の頃のように「誰でもいい。体温を分かち合いたい」と性的に逸脱した行為を送ること

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    2017年02月26日
  • 元らくがきとワンルーム暮らし

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    赤毛のなんとかみたいなスタートだけどすぐただ食い物の話しているだけになるので、歪んだ食レポとどうちがうのか、こっちの方が一見健康的に見える程度にしか違いを感じられないかな。
    最後もオチがあるでもないので、どうも消化不良。

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    2025年11月25日
  • 一人交換日記 2

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    ネタバレ

    作者が過去とか未来の自分に向けて何かしらのメッセージを発しているとも思われるお話。
    なんだろう、当時はグチャグチャしてても時間が経つとあれはこうだったのではとか冷静に考えられることを記載している感じ。

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    2025年10月24日
  • これはゆがんだ食レポです

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    正直これは常人が見るものではないなと思った。
    過食嘔吐の世界の見え方がごくごく普通に展開しているので、その世界がわからない人間はドン引きしかしないだろう。
    まさに歪みきった食レポだった。
    いやそこで食レポとか言うかと。
    こう言うところから覗く作家性が残っていなければ無理だったかも。

    酒を飲んだときの話はああこの感覚は大事かもなと思ったが。
    酒に限らずなんでもそうだけど、我慢している状態で永久には耐えられないから。
    どっかで決壊する。
    それが小事ですんだなら何より。
    嘘じゃなければいいけど。

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    2025年09月24日
  • これはゆがんだ食レポです

    購入済み

    作者にエールを送ります

    連載中断してどうなるのかと思ってたところ、無事単行本になってて良かった!!

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    2025年02月26日
  • 現実逃避してたらボロボロになった話

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    突如の腹痛、突如の入院。

    アルコールがないとやっていられない状態になると
    もう体をいたわる、という思考回路もなくなる。
    退院になったら嬉しくて、注意事項を聞いてない。
    ものすごく理解できます。
    そもそも、作者の思考回路がマイナスよりなので
    さらに…という負の循環に陥っていくのかも知れません。

    4Lの焼酎、みてみたいです。

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    2023年10月30日
  • 迷走戦士・永田カビ

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    一人で結婚式を。

    最近はそういうのもあるのだな、と。
    確かに、着てみたい! という人は多いらしいですし
    商売としてはいいのかも?
    ただ、やる気満々でないときついかも、と
    読んでいて思いました。
    まぁ、お母さんが喜んでいたなら、という救いが。

    孫が可愛いというのは、子供が可愛い、と同じレベルで
    人によりけり、です。
    少しずつ、価値観が増えていけば、それはそれで
    切り捨てやすいものがあるかも、知れません。

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    2023年02月08日
  • 膵臓がこわれたら、少し生きやすくなりました。

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    ネタバレ

    心の弱い部分、汚い部分、目をそむけたくなるような部分もさらけ出し、自己分析し、漫画に昇華している作者の最新刊。

    アルコール依存になっていた作者が、家族からの支えとコミュニケーションによって改善が図られたという締めになっている。
    何か支えてもらいたいと思ったときに、アルコール(または薬物や買い物依存など)に流れる人もいれば、人との交流によって心の充足を得られて救われるのだと感じた。

    作者が自身の課題はコミュニケーション不全だと気づき、次にどのようなアクションを起こすのか、どのようになっていくのか、そしてどのように漫画にしてくれるのか、人生がどう転び展開していくのを楽しんでいるようで不謹慎かも

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    2022年12月17日
  • 迷走戦士・永田カビ

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    精神疾患があられるとお話しされてるけど、そういう事を赤裸々に、ユーモアを交えて外部な出すスキルはすごく良い事だと思うのに、なぜこんなにも自己評価が低いのでしょうか…。ありのままの永田さんを愛せるようになってほしいな、と俯瞰して読んじゃいました。

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    2022年02月16日
  • 一人交換日記

    無料版購入済み

    読んでいて楽しくはないです。ページをめくる手も重いです。でも、読まずにはいられないです。興味とか哀れみとかそういうのでは決してなくて、知ってしまった限りは見届けなくてはという感じでしょうか。苦しみ踠く心情が生々しく綴られています。

    #泣ける #ダーク

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    2021年04月23日
  • 現実逃避してたらボロボロになった話

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    絵からエネルギーを感じる。
    前回は地獄の中で描いていた衝撃作でしたが、今回はバランスの取れた良作。絵から見て、元気になってくれているようでよかった。

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    2020年05月30日
  • 一人交換日記

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    随分前に買って読んだら意外と良かった記憶があって、再読したらやはり意外と深くて良い。自立=依存先を複数にして、バランスをとり、一つの依存を重くしないこと。愛されたいと思っていたけれど、自分が相手を尊敬して愛さなければ孤独なままと気づくところ、など、主人公の成長?を一緒に感じて頷けるところが魅力的な漫画だと思う。

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    2020年04月27日
  • 現実逃避してたらボロボロになった話

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    過量飲酒で急性膵炎になった筆者の闘病とその後について書かれたエッセイ。
    私も「自分が対峙している世界の解像度を下げたい」と思って酒を飲んでいたので共感することが多かった。

    著者の作品を読むのは本書で3冊目だが、この人の絵はデフォルメされてるにもかかわらず人物の焦燥感や色気が表現されていてとても巧みだ。吾妻ひでおの「アル中病棟」などのノンフィクション漫画に通じる。特に本書だと薬剤師さんがとてもかわいい。

    また、著者が飲酒にはまったきかけとして「自分は酒を飲む資格が無いと思っていたが、仕事がうまくいくようになって、自分が自分を認める、他者から大人として認められた証として酒を飲むようになった」と

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    2020年02月06日
  • 現実逃避してたらボロボロになった話

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    エッセイというか膵炎レポート!って感覚、だけど面白いなあ。本屋でたまたま見かけて、新刊出てたんだー!って購入。これからも漫画読みたいので、ほどほどに健康でいてほしい。

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    2019年12月07日
  • 現実逃避してたらボロボロになった話

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    ネタバレ

    「人間って辛い時を乗り越えてようやく自分にとって大切な事が分かり始めるんだな」っていうのが伝わってくる一冊でした。

    膵炎の痛みの表現がリアルにイメージできすぎて怖い…!
    ウニが体の中で跳ねてる感じってヤバすぎでしょ(;▽;)

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    2019年11月09日
  • 一人交換日記

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    辛くて苦しい時、人と触れ合う事は大事です。

    絶対な味方、だったらいいですが、そうでない場合
    完全なる敵、になる家族。
    それに気が付けるか、それを切り離せるか。
    愛情があるはず、と思うからこそ、がんじがらめになり
    動けなくなってしまいます。
    遠くから客観的に見る、というのはありかと。
    それに対して批判している人は、よほど家族の愛情に
    包まれているんだな~と。
    とはいえ、包まれていても足りない! と叫ぶ人は
    当然いますが。

    否定され続けるのは、辛いです。

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    2018年09月26日
  • 一人交換日記

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    「レズ風俗~」の人の次の本。

    自分の生活をネタにしたエッセイ漫画。

    非常に繊細な人なのだと思う、家族のトラウマと社会に対する違和感、文学や芸術の核となりえるものを、漫画として表現。

    筆者の生きづらさが伝わってくるとともに、いまやいろんなツール(SNSなど)があることで、なんだかんだいって可能性が広がっていることに救いなのか、危うさなのかどちらも感じた。

    筆者の気持ちはやはり当事者ではないので、わからない部分もたくさんあるが、このような重い精神状態で、漫画という重労働ができていることが素直に、すごいと思った。

    ただ、ずっとこのテーマで書き続けることも少ししんどいですね。

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    2018年06月22日
  • 一人交換日記

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    若い頃の自分と重なり、読むのが辛くなってきた。
    続刊は読まないだろうな。 作者さん、お母さんが亡くならないと楽になれないかもしれない。

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    2018年05月13日
  • 一人交換日記 2

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    段々と精神不安定になっている様子が絵でも訴えていて前作よりも話に入り込めた。自分勝手な考えに陥っていないか、今ある悩みに真摯に向き合う、辛い時は一人で悩まずに色々な人たちに助けを求める、気付くことで成長するんだなと。カビさんの人生だし、完璧な答えなんて存在しない。人生の教科書となるような作品でした。今回は人の温かさや交流の大事さが丁寧に描かれていたように感じた。看護士さんと先生の遣り取り好きだな。

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    2018年04月29日