永田カビのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
カビ先生の本読むと泣いちゃうし、お母さんに会いたくなってしまう。私の母に対する想いと似てるというか(なんていうと失礼だろうけども)…分かるなあと…。寂しくて不安で、マンションのベランダで手を振る母を振り返り、振り返り通学路を歩いた小学生の頃から変わってない自分に気づくというか。泣ける。実家帰りたくないけど帰りたい矛盾。
エッセイ系は文章のも好きなのだけど、それはやっぱり他人の人生を見るのが楽しいからで、そのリアル(あくまでも作品としてフィクション化されてるのも分かった上で)に救いを求めるから好んで読む。有難いし、尊いことです。
カビ先生の人生に私のメンタルが癒され救われている。凄いことだと思う!
読み切りも載っていて1粒で2度美味しい。求人誌の成れの果てが分かりみすぎた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレきっと、周りの人よりも敏感で、繊細で、臆病な面もあり…。自分と似ているなぁと、共感も含めてカビさんの漫画を読ませていただいているけど、私と似ていないのは彼女がどんなに底まで沈んでも光を見つけて這い上がる強さを持っていること。 多分大人になるにつれ、なるべく痛い思いをしないように避けて通る道でも、彼女は自問自答を繰り返しながらぼろぼろになりながらも歩いて行きます。
時には立ち止まり、過去の思いや考えに今の気持ちや答えを塗り替えしながら。 それでもいいんだ、ダメな答えなんてないんだ! とことん自分と向き合うことの意味、儚げに見えるけどとてつもない強さから、なんだか勇気をもらえました。 最期の漫画も良い! -
Posted by ブクログ
ネタバレなんというか、色々考えさせられる本でした。さびしさ、愛し方、愛され方、家族。
本来なら作者のようにアラサーくらいまでのうちに解決しておくべき問題を現在アラフォーの自分に突きさしてくるような感じでした。
しかし、作者と同じ年頃の時、作者の言葉を借りるなら”死と生の間でふくれあがってきたエネルギー”が充満していた自分には考えられないもので、今アラフォーになって死と生の呪縛からようやく逃れられた自分がやっと考えられるようになったのかもしれません。
今、”愛への渇望”に向かっています。ぎゅっとされたい気持ちはあれど、20代の頃のように「誰でもいい。体温を分かち合いたい」と性的に逸脱した行為を送ることはなくなりました。でも、誰かを愛し愛されたいと思う気持ちはあるのです。そこら辺の痛々しい自分にクリーンヒットする作品でした。
作者と同じように「私の事を好きな人」と接すれば心満たされるように思っていました。しかし、そうではないことが過去を振り返り思うと”片方がどれだけ好きでも満たされないんだ!”と言う事が頭によみがえりました。
お互いがお互いを尊重して信頼して、いいなって思ったりしないと心は満たされない。
ああ、そうだよ。
だから寂しいんだよ。
愛し愛されるなんて奇跡だよ。
世の中のカップルを本当に奇跡に思いました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ心の弱い部分、汚い部分、目をそむけたくなるような部分もさらけ出し、自己分析し、漫画に昇華している作者の最新刊。
アルコール依存になっていた作者が、家族からの支えとコミュニケーションによって改善が図られたという締めになっている。
何か支えてもらいたいと思ったときに、アルコール(または薬物や買い物依存など)に流れる人もいれば、人との交流によって心の充足を得られて救われるのだと感じた。
作者が自身の課題はコミュニケーション不全だと気づき、次にどのようなアクションを起こすのか、どのようになっていくのか、そしてどのように漫画にしてくれるのか、人生がどう転び展開していくのを楽しんでいるようで不謹慎かもしれないが、次作も楽しみにしています。