竹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
評価をつけるとしたら1巻は迷わず★2つ、2巻も(0にするかどうか)迷った末に★1つにしますが、散々目を滑らされたメタフィクションという名の楽屋裏ネタも巻を追うごとに消えていったし、最終巻の怒濤のフラグ回収は正直燃えたぎったので★4つで。
記紀さん微刀モデルの人との馴れ初めお願いします(多分娘とかいうオチな気がしなくもないけど)とかまさかあの会話を寸分違わずリフレインするとは思わなかったとか色々あるけど、真相を知ってから振り返ってみればあの数々のメタ描写にも意味が……いや、ない。あれはない。確実にない。
その後のあれこれやら軽く触れられただけで謎のまま終わったこと(七花のお母さん死亡の真相 -
Posted by ブクログ
初めは若干「これは一体何なんだ」と思った刀語でしたが、今こうして全巻読み終わると西尾ワールドにしてやられた気がしてなりません。
私は結構短期間で読み終えたのですが、それでもとがめと七花の二人と共に一年間の長旅を経験したかのように感慨深い気持ちにさせられました。
私は余韻が残るというか、心残りというか、何か物語を読み終えた時に蟠りがあるのが好きなのでこの刀語の結末は結構ツボでした。
皆に幸せになって欲しいけれども、絶対にそれは叶えられることはない、みたいな……。
バットエンドとハッピーエンドの間の曖昧な終わらせ方が好きです。
とある巻では2つ星さえつけた刀語でしたが最後は評価を上げさせて頂きまし