竹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ西尾維新が書く歴史小説。
全12冊。一冊ごとに一つ個性豊かな『刀』が出てきてそれをあーだこーだしながら手に入れていく。(基本は戦って力ずく)
主人公の『七花』と『とがめ』の会話劇とイチャコラを楽しみつつ、ライバルもいて、過去を背負っていてたりして、バトルもあるよという感じ。
続きが気になって一気に読んでしまった。
各巻テンポよく読めるしオススメなんですが、『講談社BOXシリーズ』
ということで、ラノベとしては一冊の単価が高い。
興味ない人が1000円×12冊で12000円~出す価値があるかというと、
ぶっちゃけかなり厳しい。
『とがめ』が超カワイイので自分なら30000円まで出します。
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Posted by ブクログ
この国が戦国で、この世が乱世であった頃のおはなし。
数多の武将が天下統一を目指して争っていた時代。
不穏な気配ただよう歴史の暗がりで、
静かに命の火花を散らす者たちがいた。
その名も、真庭忍軍。
“しのび”として、彼らは時代を生き抜くために、
これまでは一人の人間が務めていた頭領を
なんと十二人に増やすという改革を行おうとしていた。
その選出について、真庭忍軍の内部は揺れていた――。
出世欲、権勢欲に欠ける無頼派――真庭蝙蝠。
争いを好まぬ、異端の平和主義者――真庭喰鮫。
忍者には不適合な体格を持つ拳法家――真庭蝶々。
里の誰ともかみ合わない、変人――真庭白鷺。
後に -
Posted by ブクログ
12ヶ月連続刊行、大河ノベルの第四巻。
次に収集する刀は、薄さに主眼を置いた刀、薄刀『針』。
所有者は、日本最強の剣士・錆白兵。
果たして七花ととがめは、無事四本目の刀を収集できるのか――。
これは凄い。
何が凄いかって、これを出版することを決断した人が凄い。
序章で西尾氏本人が書いている通り、
「一度限りの禁じ手」としか言いようがない。
というか本来一度たりとも使っちゃいけないのでは…。
こうでもしないと、「日本最強」との戦闘を描くのは
さすがに難しかったということだろうか…。
「やりやがったな、西尾維新」という感じ。
そのあまりのむちゃくちゃさに敬意を表しな