三浦建太郎のレビュー一覧
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匿名
無料版購入済みこの巻では「グリフィス」がどれだけ「ガッツ」を信頼していたか分かるような話だったガッツが出ていってしまった後のグリフィスの喪失感のようなものを感じた
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ネタバレ 購入済み
まだ残り火を感じれたから
漫画家の漫画力というものにいささか疑念があった。そうはいってもトレースでも表現は可能だとかモノマネでも情熱も真似られればそれは同じ、と。
まるで知ったつもりになって軽く見ていていたのかも知れない…こうしてまざまざと三浦氏不在のままの刊行を通して改めて「漫画家とは何か?描くとは何か?表現するって何か?」そういうものを打ちひしがれる程に思い知らされた。三浦氏の剣戟アクションはごまかさない、物語の芯であることを自覚し剣を振るうと何処で剣先が止まるか?切り返しの剣筋はどこか?まるでガッツのようによくよく研究されていた。鬼気迫る描写も少女達のあどけなさもどこか薄味で、遠い背景の深奥には力不足の嘆きや寂寥