根本裕幸のレビュー一覧
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罪悪感をどのように捉え、それとどう付き合えばよいかザックリと知ることができる一冊。
どうしても自分を責めてしまう人は、この本で自分が持っていそうな罪悪感のタイプを把握することで、対策しやすくなるだろう。
悪いことをしている自覚があればあるほど、それを認めてしまうとそれ相応の補償や謝罪をしないといけないと思うので、正当化したり責任転嫁する。
そのように人の心の働き方を言語化できると、「お前のせいだ」と自分の非を認められない人の考え方が少し理解できる。
アニメなどで、「私が悪いのだろう」と自分を責めながらも努力していたキャラクターが、それでも周りから認められなかったときに「周りの奴が悪いんだ」 -
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「自分を大切に」「自分を許しましょう」「自分軸で過ごしましょう」「他人と比べるのを止めましょう」etc...近年、自己肯定感の向上が声高に叫ばれるようになり、書店にいくと上記のような文言が大きな文字で強調された書籍が目につくようになりました。
例に漏れず、わたしも周囲の目を気にして生きづらさを感じることが稀にあるので、思わず手に取ってしまうのですが……正直「分かっているけど長年の思考の癖は直らないんだよ!!」と途中で本を閉じてしまうこともちらほら。
おおむねこの本にも同様なことが書かれていますが、ひとつ私の胸にすとんと落ちてきたのが「仲の良い友達に接するように自分にも接しましょう」というアドバ -
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本書のテーマである自分軸を持つこと。
まず自分を優先することと書いてあったことを読んで、だいぶ自分の中でその傾向は改善してきたと思っていたが、まだ他人優先にしているところがあるんではないかと感じた。
NOと言えているか、TPOによって一概にはこうすべきとはないが、今一度考えるタイミングかな?と思った。
ただ、自分軸を持つことが大事なのは分かるし、読んでより理解したが、繊細な人が自分軸を持つのはなかなか難しいという問題に対して、より踏み込んだアドバイスがあれば良かったと思う。
また、「人間関係を構築するには、「正しさ」を出来るだけ手放して、こだわらないようにするのがおすすめ」と書いてあり、正 -
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特に今はめちゃくちゃ執着しているものはないんだな〜って思った。きっと執着している物や人があれば、響く内容。今は必要ないけど、いつか執着して苦しくなった時に読み返してワークを試してみよう。
引用
人は、自分にない要素を他人に見ることはできません。優しさがない人は他人の優しさがわからず、自分にない要素に触れても「よくわからない不思議なもの」という感覚しか持ちません。当然、いいところとして評価もしません。 あなたが「あの人って優しいな」と感じたとするならば、あなたの中にも優しさがある証拠です。
進学や結婚、就職や転職など、人生を大きく変えるイベントでは、新たな環境に慣れるまでに大きなエネルギー -
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ひねくれものの私には、アファメーションが綺麗事に聞こえ、嘘くさく、真面目に取り組めず、何一つ心に響かず。こりゃだめだとなりました。
私の罪悪感はそこまでなのでしょう。
この手のアファメーションが効果ある方は、とてもとても素直なのですね。素直すぎる故すべての事柄を自分事、自分のせいにしてしまうのでしょう。
それはお辛いでしょう。この本が救いになるといいなと思います。
そして、引き寄せもこれと全く同じ仕組みなのですね!!要は心理学。
私は引き寄せもこの手のものの、集中して真面目に取り組めないので、諦めます。
私には遠藤周作先生の心理学的な考え方を取り入れるほうが行きやすいので。
合わなかっ -
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執着というのはモノや嫌な出来事そのものではなく、その裏にある感情に執着しているというのは目から鱗でした。
過去の出来事の記憶は消せないけど、そこに引っ付いている感情は手放す事ができる。
この本に書かれてあるような2〜3時間の恨み帳などの深いワークはしてませんが、ノートに嫌な感情を書き出して捨てるという作業だけでもかなり気持ちが楽になりました。
まだ試してはいませんが、嫌な自分を手放すワークなどもかなり論理的なアプローチで効果がありそうだなと感じました。
感情を紙に書き出すという単純な作業で安定したメンタルコントロールができるならやらない手はないと思いました。 -
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ネタバレ私の執着は嫉妬から来るものが多いんだろうなぁ。
ワークは確かに効果があったと思う。私の場合は恋人ではなくて、自分勝手に振る舞っている同僚に対してだったけど。仕事を辞めてもいつまでもその人への怒りが消えなかったので、これも執着だと思いやってみた。「大好きだった人への執着」ではなかったので、若干ワークで不自然さを感じたものの、怒りや憎しみが感謝に変わったことは大きい。ただ、相当時間がかかるので、ワークをやる時にはたっぷりの時間、心の余裕とそれなりの覚悟は必要。大好きだった過去の人がいるので、彼についても今度やってみようと思う。ただ、今は1人のワークが終わって疲労困憊でエネルギー切れ…。
以下覚