根本裕幸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ買ったタイミングではぐちぐちと考えることが多かったが、本を読んだ今のタイミングでは結構な部分の問題が改善されていたので、残念ながら前半部の自分に意識を向けるパートでは刺さる部分は少なかった。自分よりもかなり状態の悪い人が読むと効く本だったよう。(親にコントロールされていた、大失恋した、忘れられない失敗がある等)
ただ、後半に関しては参考にしようと思える部分が多く、特に「わたしはわたし」と考え「嫌なことにNO」と言えるように、自己肯定を高く保つコツなどは参考になった。自分に意識を向けるパートで出てきた過去の問題を、感情の解放・許しを行き来することで解消する、というのも、自己肯定感が低くなってきたときには有効だろうと思う。
何より、「自分のことを深く理解する」ということは大事と説いているこの本は、自分のことを卑下してしまう人にとって、最初の一歩となる行動の指針が増えるえる本ではないだろうか。
心理学の言葉で、「事実は変えられないが、真実は変えられる」というものがあるらしい。自分の感情と向き合って、自分の中の真実を日々過ごしやすくなるようにしてあげたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ自分自身は『敏感すぎる人』ではないのですが(※)、「他人からの評価が気になってしまう」など『自分軸』でなく『他人軸』なところがあり、本書は参考になりました。
※本書は、母親の影響(過干渉など)で、他人の顔色ばかり見るようになってしまい、自己主張できなくなってしまった人を想定した内容になってます。
『人間関係の築き方』では、「ドライな自分を許可」し、いつも自己犠牲的に他人のために行動するのではなく、時には断ることの大事さを記してます。また、無意識に相手に感謝されることを求めているので、期待通りの反応がないと徒労感や怒りを感じ、人間関係を円滑にできなくなってしまいます。そこで、「相手が喜んでくれようがくれまいが、やりたいときはやる」という姿勢を作ることを説いてます。「相手の気持ちを察して行動する(他人軸)」から「自分がしたいからやる(自分軸)」にすることが大事ということです。
『こじれた関係の治し方』では、まず、嫌いな相手との基本的な接し方は、「心理的に距離を置いてあくまでビジネスライクな付き合い方をする」ことを前提に、次のステップを記してます。
①嫌いな人を嫌いと認める
②なぜ嫌いなのか理由を明確に掘り下げる
③嫌いな人の良いところをあえて探してみる
④嫌いな相手を理解し受け入れる
ただ、①〜④のステップ全てをやるのはかなりエネルギーがいるので、相手との距離感に応じて、取り組むべきと記してます。例えば、これからもずっと密接に付き合う人(家族)なら①〜④全てやるが、月一回会う程度の仕事相手なら①のみ、といったように。
他にも色々役に立つことが記されてます。
「そもそも自分のしたいことがよく分からない、自分が何が好きかよく分からない」といった場合の対処として、「好きなこと・したいことを大量にリストアップする。自分の年齢×10ぐらい」。1日10個書くなら数十日かかるので、自分のしたいこと・好きなことは何か?と毎日考えることになる。すると、好きなものに意識を向けることを習慣化できるようになります。
「自分へのご褒美をかかさない」ことも大事。自分自身を喜ばせることが日常化できるようになると、数ヶ月後には、気分も表情も変わり、周囲の人にも伝わり、人間関係に良い影響をもたらすと記されてます。 -
Posted by ブクログ
罪悪感をどのように捉え、それとどう付き合えばよいかザックリと知ることができる一冊。
どうしても自分を責めてしまう人は、この本で自分が持っていそうな罪悪感のタイプを把握することで、対策しやすくなるだろう。
悪いことをしている自覚があればあるほど、それを認めてしまうとそれ相応の補償や謝罪をしないといけないと思うので、正当化したり責任転嫁する。
そのように人の心の働き方を言語化できると、「お前のせいだ」と自分の非を認められない人の考え方が少し理解できる。
アニメなどで、「私が悪いのだろう」と自分を責めながらも努力していたキャラクターが、それでも周りから認められなかったときに「周りの奴が悪いんだ」と自分を正当化し始めた瞬間を「闇堕ち」というらしい。
この感覚も、「罪悪感」を知れば理解しやすいかもしれない。