あらすじ
■「いい人」や「繊細さん(HSP)」が犠牲にならない距離感のレッスン
職場の人間関係はもちろん、夫婦や家族との問題、嫁姑問題、
友人関係やご近所付き合い…。
私たちの悩みの多くが人間関係に関することです。
特に人間関係の問題を抱えやすい人は、意外にも人の気持ちがわかる感受性の高い人、
優しい平和主義な人が多いのです。
そして、そんな「いい人」の中には、
実は最近注目されている「繊細さん(HSP)」も多く含まれているそう。
そのような人は他人に振り回されることが多く、心も体も疲弊しがちです。
どうしたらもっと楽に、自分らしく、まわりの人と付き合うことができるのでしょう?
本書では、他人との距離を上手にはかり、自分が心地よく
振る舞えるようになるための方法を心理学にもとづいてご紹介します。
■嫌いな相手への境界線のつくり方もわかる!
本書は、そんな切羽詰まった状況にある人の救いの手になることも目指しています。
たとえば、仕事において嫌いな人、苦手な人とも付き合わなければいけない場面。
嫁姑問題もあります。
あるいは、大好きだったパートナーのことがだんだん嫌になってくる時期も当然あります。
そんな人のために、「どう距離をつくったらいいのか?」
「どうすれば改善するか」についても詳しく解説させていただきました。
※本書は、2018年3月にフォレスト出版より刊行された
『敏感すぎるあなたが人付き合いで疲れない方法』を改題・加筆および再編集したものです
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Posted by ブクログ
転職に際し、前職での部下との関係の振り返りに購読。
「私は私、他人は他人」、汚く言うと「鬼畜生になる」「不義理、非人情で生きる」。自分軸で生きられれば、深く傷ついていたような相手の一言も、「へえ、あなたはそういうふうに思ってるんだ。でも、それは仕方ないことだから。はい、終わり」とスルーすることもできる。
では、自分軸で生きるとは?というときに、「自立」というのも「他人を頼ってはいけない」と他人を強く意識した他人軸の状態というのは斬新だった。自分軸で生きるためには、まず「私は」と主語を付けて意識をすることだという。
また、嫌いな相手に対しては、まず嫌いになっちゃいけないと思わずに「嫌いなものは嫌い」と認めること。そしてなぜ嫌いかを掘り下げる。自分の場合は、自分の「正しさ」にこだわりすぎているのかもしれない。
それで、ここからは長く付き合わないといけない場合にだが…嫌いな人の良いところを探し、相手の話を聞いて自分の器に相手を入れる。これはだいぶ根性が要るなあ。。
話は逸れるが、馴染みのあるメラビアンの法則もより具体的に言われると気づきがある。
・メールで話すと7%しか伝わらない。
・電話で話すと45%伝わる。
・会って話すと100%伝わる。