ダヴィド ラーゲルクランツのレビュー一覧

  • ミレニアム 4 下 蜘蛛の巣を払う女

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    早朝に一気に読みきりました。抜群の面白さ。作者が変わったと思えないほど、トーンが引き継がれているのがいい。続編の期待を抱かせてくれたところも嬉しい。

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    2016年06月11日
  • ミレニアム 4 下 蜘蛛の巣を払う女

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    ネタバレ

    作者が代わって、強烈だった3部作の世界観が無事引き継がれるのだろうか・・・?とかなり心配していたのだが、
    ラーゲルクランツ氏は実に良く研究されて、且つ上手く自分の世界観も組み込んで作品を作り上げてくれていたので
    テンポ良く「新ミレニアム」の世界に引きずり込んでくれた。

    リスベットの過去がほぼ明らかになってくれた事や、カミラの暗躍については、なるほど・・・と思わせてくれた所は流石だな、と。

    ただ正直、上巻を読んだ際に不安要素が無かったわけではない。
    展開からして下巻だけに纏まり切るのか?と言う点に尽きると思う。

    結果、A.I.研究の行方(フランスが消去したもの以外に本当に痕跡は無いのか?)とか、
    サヴァン症候群であるアウグストとリスベットの間に芽生えた「信頼関係」、カミラの暗躍、エドvsリスベット、ミカエルvsセルネル社(結果、株式を買い戻して云々とはあるけれど・・・)、リーヌスのその後・・・等など、展開が駆け足過ぎて、少々内容が薄くなってしまっていたのが、私評・5つ星に届かなかったところでもあるのだが・・・。

    あと、これは個人差がある(きっとある筈)と思うが、3部作のリスベットと今作のリスベットにはちょっと(些細だが)差がある様に思えた。
    まぁ、物語の時間軸が進んだと言ってしまえばそれまで、リスベットも成長すると思えば納得なのだが・・・
    今作のリスベットには「危うさ」よりも「安心感」の方が強かった様な。平たく言えば「大人びた」と言うのが当てはまるか。

    何だかんだ言っても、この世界(ミレニアム)は無事引き継がれ、次なる世界が用意されていると言うのが嬉しくて堪らない。

    2017の第5部、2019の第6部、いつになるか分からないが、
    この第4部の映画化(決定はしているらしいが・・・)が待ち遠しい。

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    2016年05月29日
  • ミレニアム 4 上 蜘蛛の巣を払う女

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    ネタバレ

    北欧ミステリーの大ヒット作がまさかの続編?!
    あのリスベットやミカエルにまた会える~

    ストーリー展開や語り口がラーソンを彷彿させるらしい(邦訳本なので私は判断つきませんが……)ですが、実に見事に三部作の内容を引き継ぎ隙間を埋めるエピソードが随所にちりばめらりているあたりは、あっぱれである。
    なので、三部作を読んでいない方には、酷ですが「三部作から読め」とお勧めします(笑)
    この上巻は事件しか起きません。
    しかし、最近流行りの「人工知能」や「サヴァン症候群」が取り上げられ飽きさせません。
    そして何故か、
    私の誕生日に事件は起きます(笑)
    ただ、ミレニアム買収騒動が本当に必要だったのか、そこが謎。そして、エリカの言動が個人的にあまり好きになれません……そんなところまでしっかり引き継いでいてくれている:(;゙゚'ω゚'):

    ……そして怒涛の下巻へ

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    2016年05月27日
  • ミレニアム 4 上 蜘蛛の巣を払う女

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    作者が変わったけど、基本的にはミレニアムの続編を楽しみにする読者を裏切らない構成になっている。ただ、根拠はないが、作者が違う影響を少し感じる。一点あげるなら、章の最後に『後にこの判断は誤りであったことに気づく』みたいな、先の展開を垣間見せるのは、以前はなかったと記憶している

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    2016年04月03日
  • ミレニアム 4 上 蜘蛛の巣を払う女

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    待望の続編。でもだいぶスケールダウンした感じは否めません。リスベットが動き出してからスリリングになってきたので、後編に期待!

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    2016年01月28日
  • 闇の牢獄

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    北欧スエーデンを舞台にした警察小説。急死された「ミレニアム」の作家さんの後を引き継いで書かれた方の作品なので期待したが、少し違ってた。向上心の強いミカエラという女性警官が心理学者レッケのアドバイスの基に真犯人に迫る。ただ、この博士は鎮痛剤の酷い依存症で、読んでいてもハラハラが止まらない。貧民街のミカエラに対してハイソなレッケと、情報が多すぎて事件そのものに感情移入できなかった。

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    2026年01月30日
  • ミレニアム6 死すべき女 上

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    山岳ミステリも入ってきてワクワクする。
    ほとんどのファンがそうかもしれないけど、ラーションのミカエル&リスベッドに魅了されて読んできたとすれば、このミカエルもリスベットもよく似た他人。ミカエルはリスベッドに「拍手、拍手」なんて返信しない。アホみたいにタバコ吸ったりエリカとの上質な会話もなくなってしまった。もう、別のストーリーとして読むべき。公式な同人誌なのかもしれない。
    上述した通り、山岳ミステリが入ってDNAからホームレスのルーツを探るところは面白かった。高山の酸素量に耐えられる人種ってすごい。肺活量を必要とするスポーツ選手や他の職業では大活躍なのでは?
    下巻でいよいよカミラとリスベットが対立するだろうけど、そっちよりホームレスの来し方が気になる。

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    2025年09月12日
  • ミレニアム5 復讐の炎を吐く女 下

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    ネタバレ

    今回はストーリーに意外性があまりなくて単調な印象でした。
    遺伝と環境に関しても、認識の変化の歴史としては興味深いのかもしれませんが、現代の遺伝学からすると特に専門的な内容にも踏み込んでいないし当然のことを言っているだけ(遺伝要因と環境要因があることのみでその具体的な内容の言及は無し)なので特にテーマとしての深みがなかったのが残念です。

    また、ファリアの話とレオの話に実質的な繋がりがないので、リスベットとミカエルが同時にピンチに陥いるのがストーリー上のご都合展開に感じました。
    謎解きに関しても、新しい登場人物から順番に話を聞くという方式だったので、ロールプレイングゲームのようにミカエルがたらい回しにされているだけに思えました。実際のジャーナリズムがどのようなものなのかあまり知らないのですが……。

    全体的には、特に退屈せずに読み切れました。
    それでも、わざわざリスベットの過去に双子の研究の要素を入れる必要はなかった(リスベットの子供時代がごちゃごちゃするだけ)し、ホルゲル・パルムグレンを退場させたのも、単に話を盛り上げたかっただけに感じられました。

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    2024年07月07日
  • ミレニアム5 復讐の炎を吐く女 上

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    ネタバレ

    前作よりもスローテンポな印象です。
    あまりまだ引き込まれる要素が見当たりませんが、面白くなって行きそうな予感はします。
    特に、レオの利き手問題。あとは、ファリア・カジの問題がどう絡んでくるのかわくわくしています。

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    2024年07月05日
  • 闇の牢獄

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    スウェーデン発北欧ミステリー。警官ミカエラは駅で心理学者レッケ教授の一命を取り留める。二人が審判員撲殺事件の真相解明。事件の裏にタリバンの音楽家弾圧があり一筋縄ではいかない面白さ。

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    2024年03月05日
  • 闇の牢獄

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    ミレニアムを引き継いだ作者の本だったので読んでみたけど、面白いんだけど、面白いのだけどちょっと中途半端な気がする。
    シリーズ化するのだろうか

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    2023年10月10日
  • 闇の牢獄

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    魔法とドラゴンでファンタジー⭐︎みたいなタイトルだなと思ったら全然違いました。
    そう言えば今まで読んだ北欧ミステリーはほぼ白人しか出てこないな。個人的には多様性とかどうでもいいのですが。
    牢獄に囚われているのはハンスの精神じゃないのかな? 
    とにかく読むのに時間がかかった。

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    2023年10月03日
  • ミレニアム6 死すべき女 下

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    ネタバレ

    山好きなので、エベレストが舞台になるのを知って小躍りしたけど、読んでみて残念。
    リズベットとミカエルが別件を追いつつもその事柄が一つに収斂していくのではなく、エベレストの件はリズベットに直接関係が無かった。二重スパイの話にもっとザラも深く関わっていて、その件でもリズベットに危機が及ぶとか、そういう関わりがほしかった。
    カミラが小物で美女という以外に取り柄がなさそうだし、リズベットは頭脳を駆使して出し抜くわけでもないし、エベレストで起きたシェルパの謎も大したこと無かったし、謎っぽいワードを細かくしてぱらぱらと落とした感じ。
    シェルパのDNAのくだりは興味深かった。

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    2023年02月26日
  • ミレニアム5 復讐の炎を吐く女 上

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    ネタバレ

    少し同じような繰り返しの場面と、よけいな描写が多い。マーリンとレオの下りなど、何度もミカエルが会って聞き出すことでもない。レオとダンの危機も、男二人ならいくらでも初老の女相手にねじ伏せられたろうし、なにをもたもたやっているんだろう、会話が長くて緊張感がない、と感じてしまった。
    必ず上下巻程度の分量にしなければならないというがために、展開を引っ張ったように思える。

    株価暴落は、事件に全く関係のない現実風のトピックを出すことで、レオのいた虚飾の世界とリンクさせる意図なのだろうか?数字だけの、駆け引きだけの脆い世界…。それとも丁寧に危険を冒して暴いた人体実験の真実よりも、センセーショナルな不確実な噂のほうが勝ってしまう様子を描いて、ミカエるの言う真実の価値の暴落に、警鐘を鳴らしたかったのだろうか。

    レジストリーにいた研究者の口から語られた、環境が人格に大きく関係しない、という論理は一理ある。成長するにつれ、自分の置かれた環境がなじむ人もいれば、全くなじまずここには居場所がないと感じる人もいる。環境だけが人格を形成するなら、誰しもが生まれた場所で満足し、人生を送るはずだ。テレビでも本でもなんでもいいが、何かしら外部から刺激を受けその知識を得たい、その仕事をしたい、別の場所へ行きたい、と思うことは、何かしら好奇心が刺激されているわけだ。その好奇心の誘因は遺伝子の作用なのかもしれないが、そこにある環境が作用しているわけではなく、自分が選択しているわけだ。もちろん環境が全く作用しないわけではない。遺伝子だけでも環境だけでもない。レオとダンのように好奇心と才能が合致する人はラッキーだ。人間は面白い。

    リズベットの描写だけは確立していて、相変わらず不器用でかっこいい。ホルゲルへの追悼の言葉が際だって素晴らしく、涙を誘った。

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    2023年02月05日
  • ミレニアム6 死すべき女 上

    出だしはおもしろくて、謎のホームレスが強い印象でした。
    そのうち、いつも通りいろいろな人物がわらわらと出てきて、また複雑になりましたが、、、。

    リスベットの描き方に思ったほどの鋭さがなく、単調に思います。

    #感動する #ドキドキハラハラ #切ない

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    2022年09月30日
  • ミレニアム6 死すべき女 下

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    ミレニアムシリーズの、今のところの最終巻。リスベットは、妹キーラとの決着をつけようとする。しかし、リスベットとエベレスト登山の話の二つの筋があり、話が割れているのが欠点。

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    2022年05月28日
  • ミレニアム6 死すべき女 上

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    ミレニアムシリーズの、今のところの最終巻。リスベットは、妹キーラとの決着をつけようとする。しかし、リスベットとエベレスト登山の話の二つの筋があり、話が割れているのが欠点。

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    2022年05月28日
  • ミレニアム 4 下 蜘蛛の巣を払う女

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    次々と読みたくなるように仕掛けられてるので、スラスラと読んだけど、大体予想通りに進んで、意外性や驚きに欠けた。
    ラストもなんだかな。リスベットってこんな感じだったっけ?

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    2022年05月19日
  • ミレニアム5 復讐の炎を吐く女 上

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    一気に読み終えるほど面白かったよ。
    でも、目から入って頭の中で、時とともに霧散するこの感じは、、、残念さと寂しさが入り混じる。

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    2022年04月11日
  • ミレニアム 4 下 蜘蛛の巣を払う女

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     サスペンス小説の下巻。穏やかに話は展開していき、後半でものすごいアクションシーンが登場するとか、大逆転があるとかではなくて、順調にそのまま話は収束してゆく。え、このまま終わりなの、という感じであり、ちょっと物足りないような気はする。

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    2022年03月21日