ダヴィド ラーゲルクランツのレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ下巻になっても物語は疾走することなく、一気にラストに流れ込んだ。
この作者がオリジナルの小説が初めて、と言うのは驚異。
もちろん、4作目のプロットがある程度出来ていたのは知っているが、それにしてもここまで完成度を高めるのは至難の業。単に上手くかけてるだけではなく、それぞれのキャラも今までの物語を踏襲したうえで発展させているし、過去キャラや過去のエピソードも散りばめられている。しかも過去の作品を読んでいる読者には楽しめ、そうでない読者も戸惑わない程度に、という絶妙のバランス。
敢えて難癖をつけるなら、登場人物が多すぎて戸惑う点?
本筋に全く関係ないキャラまでしっかり肉付けされていて、そこまで過剰 -
購入済み
上下巻一気読みして
続編を期待していなっかったから、上下巻一気読みしました。作者は違っても充分面白かった。1、2、3巻は何度も読み、映画(DVD)ハリウッド版もスエーデン版の1、2、3作も何度も観ました。4巻もハリウッド版で映画化して欲しいです。ルーニー マーラーの一人二役観てみたい。
原作者の構想は10巻迄あったそうですね。続きが出れば読みますが、余韻を残しつつこの辺りで終わらせる方が僕は好きですね。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ3部作があまりにも良かったのに、作者ラーソン氏が急逝したため、もう読めないかと思っていたミレニアムシリーズ。別の作家が続編を書いたということで、楽しみに読んでみた。
結果、十分に面白いし、ミレニアムシリーズの魅力もしっかり引き継いでいると思えた、これなら、さらに続編があっても継続して追いかけようという気持になった。決着のついてないメインキャラもおるわけだし、先が楽しみである。
ただ、ラーソンが書こうとしていた続編とは違うだろうな、という印象は今否めない。
実際ラーソン原理主義者(笑)の本作批判は結構厳しいようだし。
ただ、原理主義者ってのはそういうもんで、ガンダムにせよ、ゴジラにせよ、スター -
-
-
Posted by ブクログ
ミレニアム4が新聞広告に出ているのを見つけた時の驚き。
なんで?遺稿が出た?続編?誰が書いた?
え〜っ。
次の瞬間には読まなくては!と思いました。
スティーグラーソンが亡くなってからもう10年経つのですね。
で、感想ですが。期待を裏切らぬ出来だったと思います。皆様色々不平不満を書いていますが、それは欲張りと言うものです。
ラーソン本人が書いたと言っても、さして違和感も無い。10年振りに書いたら筆も多少はブレますよ。リスベットが以前より更にパワーアップしてます。殆ど超人です。男を一発でノックアウトするし、ガンさばきも見事です。この10年間鍛錬していたのでしょう。一方ミカエルは女たらしの面が随分弱 -
-
Posted by ブクログ
お、お、お、終わったぁー!!すごい、ほんとに頑張ったな作者!!えらい!国民栄誉賞あげたいレベル。偉大な前作家さんからキャラだけ受け継いで、このクオリティで書き切ったし、ちゃんと上手くまとめて終わらせたのもすごい。プレッシャー考えたらゾッとする。
山岳ミステリの部分が普通にとっても面白かった。クララの絶望感伝わる。
後半のミカエルの拷問シーンえぐーい!えぐーーい!(2回言う)
やっぱりラーソンのミカエルandリスベッドではなかったけど、本当に上手くまとめてくれたので満足してます。完結させてくれて本当にありがとうございます。
でも全10部作のラーソン版ミレニアム、読みたかったぁー。 -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-