ダヴィド ラーゲルクランツのレビュー一覧
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シリーズ1からでしたが、精神医学、女性虐待、ハッカーなど、ストーリーの中心に鋼のような鋭さと速度、興味深さ、奥深さがあり、本当に、もっと早く読めばよかったと後悔しています。
この長いシリーズと複雑な構成、リスベットのような個性を描けた著者の力量は圧巻です。
著者が変わってからの4作目は、自閉...続きを読む -
アウグストの今後が気になります。自閉症の雰囲気がよく出ています。小さな事かもしれませんが、現実を見る見方は人によって違う。その当たり前さが一般人にはわからない。
視点を変える事ができないのは常に大人たち。 -
あの人気シリーズ「ミレニアム」のシリーズ第5作目
作家がダヴィド・ラーゲルクランツに変わって2作目の作品
今回は、1作目のタイトル「ドラゴンタトゥーの女」の
リスベットのドラゴンタトゥーの秘密などさらなる育ちの秘密が明らかになります
胸のすく彼女活躍はいつも通り
絶体絶命のピンチありで相変わらずハ...続きを読むPosted by ブクログ -
上巻から展開されてきた謎の背景設定はやや現実離れしすぎの感もある。理由は説明されるものの、何事も自分の手でケリをつけたがる主人公が“宿敵”に向けて引き金を引けないのは意外。とはいえ、物語の大団円としては全体的に納得の出来栄え。Posted by ブクログ
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少しご都合的な部分もあるが、双子の謎解きと結末は良かった。シリーズの中で一番読みやすいかも。主人公がヒロインとして“普通”になってきているのは痛し痒しか。Posted by ブクログ
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ああ、ミレニアムが終わってしまった。
相変わらず途中からの吸引力がすごくて、読むのを止められなくなってしまった。いろんなことがつながる快感がいつもたまらない。
そして、リスベットは相変わらずかっこかわいいし、ミカエルはけしからん。
たしかにミカエルもリスベットもエリカも微妙にちょっと三部作とは違い...続きを読むPosted by ブクログ -
スティーグ・ラーソンからラーゲルクランツになったことを知って読んでるからかもしれないけど、5作目になって、ラーゲルクランツらしさが出てきた感じがした。ラーゲルクランツらしさがどんな作品かはわからないけど、ミレニアムの本筋は壊さずに大胆な展開なところが。最後の葬儀のときにリスベットが発言するとは、1作...続きを読むPosted by ブクログ
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さらに、内容、人間関係が広がり複雑さを増しているが それも気にならないくらいに引き込まれる面白さで読み進めることができる。匿名
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終わってしまった…
わたしの愛してやまないリスベット・サランデルにもう会えないなんて。いや、そんなことはない、きっとまたいつかどこかで会えるはず、と期待をこめて。
ミカエルとリスベットが、ラーソンの死を乗り越えて、こうして最終章に辿り着けたことがなにより素晴らしい。
なにかもレビューでたたかれては...続きを読むPosted by ブクログ -
殺害される寸前の所でアウグストを奪取したリスベットだったが,同時に重症を負ってしまう.
追い込まれたリスベットは,ミカエルに助けを求める.
リスベットとカミラはなぜ忌み嫌い合うのか.その理由の原点にはやはりザラチェンコが関係していた.
ミレニアムシリーズの完璧な続編.Posted by ブクログ -
前作までの著者ラーソンの死後,その物語を受け継ぐ形で続編が執筆された.キャラクタ―の印象が少し異なるが,物語のプロットは申し分ない.
経営難に陥ったミレニアム.スクープを探すミカエルの耳に,音信不通だったリスベット・サランデルの噂が.
リスベットがなぜドラゴンタトゥーを彫ったのか.なぜワスプと呼ばれ...続きを読むPosted by ブクログ -
今回も途中で読むのをやめられないくらい夢中になった…。とにかく夢中になった。
角度を変えて目を凝らして見れば、全く関わりがないと思った人や物事のかすかな今にも切れそうな、けれど確かなつながりがある。そしてその影にある優しい絆も。
とにかく面白かった!
最後のリスベットを抱きしめたい!Posted by ブクログ -
2019年のスタートもリスベット。
やっぱりミレニアムは面白い。リスベットかっこいい。今回のリスベットはちょっとだけ怒り以外の感情を露わにしててまた素敵。
ドラゴンタトゥーの意味も明らかになるし、これがまたすごくリスベットらしい。
続きが楽しみ。わくわく。Posted by ブクログ -
相変わらず面白いいいいいいい。
リスベットかっこいいいいいいいい。
2018年をリスベットで終われるなんて幸せ。
年始は下巻から読みます。
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雑誌『ミレニアム』を発行するミカエルたちの会社は経営危機に陥り、株式の30パーセントを大手メディア企業のセルネル社に売り渡していた。
ミカエルにも優れた記事がなく、時代遅れの記者との非難にさらされていた。
そんな彼のもとに、ある男から大スクープになるという情報が持ち込まれる。
人工知能研究の世界的権...続きを読むPosted by ブクログ -
NSAのネットワークに侵入したのはリスベットだった。
彼女はある目的のため、この犯罪組織を追っていたのだ。
犯罪組織のリーダーはサノスと呼ばれていた。
一方ミカエルは、セルネル社が『ミレニアム』編集部から彼を追い出そうとしていることを知るが、さらに衝撃の事件が発生する。
万全の警備システムを設置し、...続きを読むPosted by ブクログ -
残念ながら作者が変わり不安だったけど、最初に少し違和感あっただけでそれもすぐ無くなりすんなり入れた。
読みやすくなったかな。ラーソンが生きてたらこの展開をどう思うのだろう?
リスベットは相変わらずかっこいいのだけど、ミカエルが女たらしではなくなって影が薄くなったかな。
新たな敵も出てきたしまだまだ続...続きを読むPosted by ブクログ -
ミレニアムは小説1〜3、映画もドラゴン•タトゥーの女、スウェーデン版の3作全て観てきましたが、作家が変わり、エンターテイメント性が大いにアップしたように感じます。
リスベットのスーパー•ヒーロー(ヒロインではなく)振りも興奮度大です。
最近、マーク•グリーニー好きな私としては、最高に楽しめた作品でし...続きを読む -
夢中になって読んだ。人工知能、自閉症、どちらのテーマも元々興味をもっていたので、勿論面白かったけど、何よりリスベットが変わってない!また会えた!こんなに嬉しいことはない。
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数学の話は正直よくわからなかったけれど、リスベットとアウグストの交流には心が温まった。
弱きが強きを挫くという構図もそのままで、読後感は爽やかなんだよな。
リスベット無双しすぎじゃないと思う部分もあるけれど。
第一部、第三部を思い出さずにはいられないラストで、リスベットとミカエルの物語としては、これ...続きを読むPosted by ブクログ