草河遊也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ評価:☆5
今、特区で全てを乗り越え、新たなる力を生み出すための物語が始まる――。
九龍の血統の特性を活かし、あの手この手で特区に攻め入る敵サイドが恐ろしい。
ダールvsジロー&ケイン、ゼルマンが熱い!
そしてセイが策にハマり、九龍王復活による絶望感が凄まじかった。
今回多くの犠牲を出し、完全敗北を喫した特区サイドですが、ケイン達の闘志は消えてないので大丈夫でしょう。
しかしミミコは真銀刀を鞘に収めるべきではなかったと思うんだがw
そのまま九龍の血統をメッタ刺しにすれば解決したんじゃないか?w
「はい。多くの血族の方々より、支持を得ております。我々の、誇りです」
張さんカッコよすぎてウルっときた。
この作品おっさんがやたらカッコいい・・・。
知らずの内に吸血鬼と手を取って助け合う姿が報道され、人々の希望の灯火となったミミコ。遂に覚醒を始めたコタロウ。これから物語がどう動いていくか。まだまだ目が離せません。 -
Posted by ブクログ
第2巻を読破。
前回、ミミコさんに招かれて無事特区入りを果たすことができた望月兄弟。
やっと腰を落ち着けて過ごせる――
と思ったのもつかの間、翌日にはすでに騒動の渦中に放り込まれてしまうのでした。
特区に住むためには、血族へのあいさつが必要なので、有力血族の所へ顔を出しに行くのだけれど……。
ジローにとって有力血族の長はかつての仲間だったわけで。
けれども、なぜか二人はジローに会ってはくれなくて。
そんな扱いにミミコさんは怒り心頭になって。
まるで自分のことのように怒っているミミコさん。
ミミコさん、いい人だなあ。
身の上は結構ハードだったりするのに。
だからこそかな?
でも不器用でもあるよね、と思ったりします。
真っすぐで、吸血鬼に対して真摯で、体当たりするような、そんな感じ。
今回もジローさんたちの住処探しも必死になっているし、怒っているわけで。
それにしても――
人間側も吸血鬼側もいろんな思惑があるんだなあ、と。
カンパニーの人間たち。
有力血族のセイさんとケインさんたち吸血鬼。
そして、そのどちらにも関わろうとしない第三勢力、反カンパニー派の吸血鬼たち。
でもそのトップであるゼルマンさんは実はちゃっかり面識持っていたんだなあ。
読んでいてびっくりしました。
笑
決して仲がいいってわけじゃなさそうだったけれどね。
それにしてもセイさんは外見だけで判断しちゃダメだねー。
幼い子どもの姿なのに、奔放そうなゼルマンさんまでも圧倒しちゃうくらいの力を持っているわけで。
吸血鬼ってあなどれない。
ミミコさんのアパートが何者かに爆破され、怒ったジローさんが単身敵地へ殴り込み。
事態を知ったミミコさんが駆けつけるも、ジローさんは特区を出ていくと言い出して。
二人のやり取りを、その奥にある気持ちを感じとり見守っているコタロウくん。
今読み返すと、ジローさんの印象が結構違ったりしますね。
ミミコさんに対して年上――100年ちょっと生きてるからなあ――ぶってみたりしているし。
さて、そんなこんなで実はもう一人。
招かれざる吸血鬼が登場してきます。
カサンドラ・ジル・ウォーロック。
カーサの登場です。
冒頭の回想に出てきた彼女の登場に物語は加速し出して。
あっという間に読んでしまいました。
ほんとおもしろいです。 -
Posted by ブクログ
第1巻を読破。
作品名は以前から知ってはいたのですが、なかなか買うまでには至らず。
結局、あることがきっかけで、今ごろ! 全巻を買ってしまいました。
うぅ、もう少し早くにちゃんと読んでいれば、古本屋で買うこともなかったのに……。
反省しますorz
最初は電子書籍で読んでいたのですが、自分のはガラケーでして、だんだん「読みづれぇ!!」ってなって(;^-^)
おもしろかったから余計、ね。
本だ! 本を寄越せ!!
とばかりに一気買いしました。
笑
吸血鬼兄弟と人間の女の子が出会い、彼ら吸血鬼に関わる問題に巻き込まれていく――
という感じでしょうか?
ただ、人間の女の子――ミミコさんは吸血鬼と人間の間を取り持つ「調停者―コンプロマイザー―」という仕事をしていて。
「特区」という、吸血鬼と人間が一緒に生活――というにはちょっと語弊があるかな?――している人工島があって。
そこで暮らし、「調停者」として働くミミコさんは、謎の吸血鬼兄弟に対しても分け隔てなく接するのです。
吸血鬼兄弟の兄・ジローさんは丁寧語を使う赤スーツ姿で。
弟のコタロウくんは天真爛漫な、まるで天使のように愛らしい――でも吸血鬼で。
しかもかなりのうっかりさんです、コタロウくんwww
お兄さんに厳しいお仕置きをされてもまるで懲りないwww
でも悪いものは悪いとちゃんとわかる子ですね。
吸血鬼といえば「血を吸われたら吸血鬼になる」が定番だけれど、こちらはそうではない様子。
有名な弱点も平気な吸血鬼もいるらしい。
考えてみれば、私、吸血鬼のことってよく知らないわ。
だから上記の設定がBBBだけなのか、通説なのかもわからない。
ああ、でも――
招かれないと入れない、という特区を覆う結界が、吸血鬼の弱点だったとはびっくりしました。
本当にそんな弱点あるんだなwww
そしてジローさんは弱点が多すぎるwww
吸血鬼のテンプレみたいな吸血鬼ですね。
笑
ほんと、おもしろかったです。
なんでもっともっと早くに手に取らなかったのか(>_<)
めちゃくちゃ後悔しています。
おもいろいから余計にね!
電子書籍でもちゃんと買っとくかな。 -
Posted by ブクログ
肝心のガンナーは全く登場せず、どうなのかと思いましたが、
異形種の人々に焦点を当てた短編が寧ろとても心温まる話であり、
醸し出す雰囲気がどことなく童話を思わせ良かったです。
茅田氏の描く作品の多くを占めているのが万能的な美形ばかりであり
そちらの方はそれはそれで楽しめはするものの
風情が感じられるというか、人間味があり、
物語としてはレディ・ガンナーの方がメリハリがきいているよう感じられます。
残念であるのは茅田氏が余りこちらのシリーズに力を入れていないのか、
出版ペースがとても長いと言う事でしょうか。
私個人としては既に落ち着いてしまった金銀黒天使達の話より
レディ・ガンナーの方にもう少し創作を傾けて欲しいと願うところです。