【感想・ネタバレ】BLACK BLOOD BROTHERS11-ブラック・ブラッド・ブラザーズ 賢者転生-のレビュー

あらすじ

ジローは進む。星一つ分の死と再生を繰り返しながら。コタロウ、そして――ミミコ。彼の心臓をノックする、大切な存在の為に――。ついに最後の戦いの火蓋が切られた『九龍の血統』とジローたち。ジローに応え特区へと向かったミミコ、ケインやジャネットら各地の精鋭が特区に到着する中、ジローは九龍王との対決の時を迎える。鍛え直した銀刀を操り『九龍の血統』を圧倒するジローを前に、追い詰められたカーサたちは最後の手段に打って出る……!「ジローさん! お願いっ。諦めないで!」――大切な、愛する者たち。その為に今、全てを捧げよう。黒き血の兄弟と一人の少女が紡ぐ血と絆の物語、ついに完結!

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Posted by ブクログ

再読 残り16冊は省略
相変わらず読み返していて展開をすっかり忘れていて1度目に読んだときと同じ感想を思い浮かべ
実に便利だと思う

2009/7/20
完結
まず最初からの構想通りにきちんと完結させる手腕に拍手
吸血鬼物として
「不老長生であっても精神的には成長しないブラックブラッド」を
カーサと賢者に分けて表現したのは
出しゃばりな混沌の存在にみられるようやや踏み込み浅いが
例えば『超人ロック』などに比べて
わかりやすく良い工夫だった
全体の構成は伏線の張り方が
必ずしも機能したとは言えないながらも充分良いまとまり
ただ短編集の補完は上手くなく印象はあまりよろしくない
作者の持ち味である読み飛ばせる文章での戦闘描写の活かし方も
必ずしも上手く決まらなかったか
とはいえ『Dクラ』のようなだけでなく
『スレイヤーズ』や『オーフェン』とは違う
今の富士見ファンタジアで通じる表現の中で
こういう大きな話をきちんと完結できる腕力は見事
登場人物の個性でだけでなく話を作れる力は貴重
シリーズ通して★★★★
次回作も期待

0
2018年12月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

評価:☆5

黒き血の兄弟と一人の少女が紡ぐ、血と絆の物語、ついに完結!

というわけで本編最終巻ですね。
読者からするとついにという感じですが、修行から戻ってきたジロー・ケインの猛攻が熱すぎる!
そして何が凄いってそこで味方陣営の無双にならず九龍の血統の強敵ぶりが損なわれていないことですね。
最後の最後まで何が起こるか分からずハラハラしながら読めました。

九龍の血統の、兄弟を想って命を散らせていく姿は辛かった・・・本当に仲の良い兄弟なんだよなぁ(ノд;)
ジロー何かは特にそうだけど、敵味方関係なく極限まで追い込まれた状態でも闘う姿には胸を打たれるものがある。

ミミコが戦場に赴くのにもちゃんと理由があるのがいいね。
どのキャラにも見せ場があって飽きさせない。

結末としては思い描いていたもの、というか最初から決まっていたことですがその通りとなりました。
でも悲しい結末にはなってないんですよね。この終わり方、ちょっと考えればありそうなもんだけど全然思いつかなかったw凄く好み。

500P超えという大ボリューム、圧巻のラストでした。

『この遅刻魔っ。さっさと来なさい、望月ジロー!』
『お帰りなさい、ジローさん』

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2014年10月31日

Posted by ブクログ

ついに完結。登場人物達の想い・意思に胸が熱くなりっぱなしだった。
また、分かっていたこととはいえ、切なくも前向きなラストには涙した。
本当に素晴らしいシリーズだった。

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2012年02月10日

Posted by ブクログ

ついにシリーズ完結。

これは涙なしには読めないと思います。

物語のラストは初めから決まっていましたが、

分かっていてもこれは泣けます。

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2011年06月12日

Posted by ブクログ

なんつーか胸いっぱい過ぎて…
こんなに綺麗な最終回って…あざのさんすごすぎる…
星五つじゃ足りないよ!(笑)

ものすごいスケールで、ものすごい数の登場人物が入り乱れたこの物語に圧倒された感じ。
BBBはどうあろうと結末が1巻の時点で決まってたわけだから、切なすぎるけどこの終わり方は凄すぎるなぁ
ミコ・ジロー・コタロウが最後に一緒にいられて本当によかった。
月見のシーンが泣きたくなる。
8巻のサマンサの「吸血鬼と人間の愛の違い」がこんなところで現れるとは

本気で好きだと感じたシリーズでした!

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2010年05月21日

Posted by ブクログ

BBBの最終巻!とても良い終わり方でした。少し切ないけれど、幸せな結末・・・・。久しぶりに納得できる最終巻というものを読んだ気がします。
続編も期待したい所です。

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2009年11月02日

Posted by ブクログ

素晴らしきかな。
いやー、熱い熱い。楽しませてもらいました。
まず間違いなく今年のライトノベルナンバー1。

それぞれのキャラの決着を、じっくりみさせてもらいました。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

ミミコ、コタロウ、ジローの三人の関係が大好きです。始終物語のスケールの大きさに圧倒されました。そしてストーリーの展開や短編のコミカルさにも。結末も今後の展開が気になりつつもイイ幕引きでした。久々にじっくり読み込みました。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

大満足です。泣いた量で云えばシリーズ中随一ではないのですが、ラストこうくるとは正直思わなかった。ゼルマンとサユカ、ジローとミミコ、吸血鬼と人という二組の関係性が各々辿り着いた先はこうなったかと。確かな事実として存在した一年間という時間の重みが深く心に刺さりつつ、爽やかな気持ちで終われたことに、作者さまへ対しての強い感謝が溢れました。ほんとにほんとにお疲れさまでした。云い尽くせない感動と昂奮を届けてくださり、沢山たくさんありがとうございます。(ブログにコメントしてこいwww) ああこれで陰陽師中心らしい新シリーズ始まるまで楽しみに待つラノベが完全になくなりました。寂しすぎる。

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2010年05月29日

Posted by ブクログ

最後の展開盛り上がった
主人公サイドより敵サイド、カーサの方が良かったかも。コタロウこと賢者がイマイチ。全然活躍しなかったような・・

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2011年10月20日

Posted by ブクログ

祝☆完結

ぶっちゃけ戦闘シーンがちょいタレてましたけど
綺麗に終わったなーという感じ。

若干クーロンチャイルドの暴れる理由が乏しい気がしたのですが
まあ、これから人間と吸血鬼の世界を作るための起爆剤的な世界の流れなんでしょうね。

てか、ミミコとジローは○゚○○○o○だと思ってたのにビックリです

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2009年10月04日

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