仲谷鳰のレビュー一覧
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購入済み
一気に終盤へ。
今巻では今まで様々な人が葛藤していたが、その想いが一気に伝え、伝えられで進みます。それぞれの考えがとても切なく、すごく感情移入してしまい泣いてしまう巻です。さやかととうこの2人が話している時の話はすごく考えさせられるものでした。
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購入済み
とても綺麗で繊細な漫画です。
この作品を読んで思うことはまず綺麗ということです。とにかく絵が綺麗ですごく読みやすいです。主人公は特別という気持ちが分からないことで悩んでいる様子などをとても丁寧に描写しているためすごく引き込まれます。分類すると百合漫画になりますが、恋愛を楽しむという観点では百合漫画を読んだことない人でも十分楽しめる漫画だと思います。
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購入済み
アニメから。
アニメを見て気になって全巻購入。
百合だし百合要素はもちろんあるけれど、百合を好きではない私にも楽しめた。
心の動きが押し出された漫画のイメージ。
線がはっきりとしていて、絵柄が好み。 -
購入済み
続きが気になる!
最初アニメから知り、その後続きが気になりすぎて全巻購入させて頂きました!言葉で表現出来ないほどとにかくいいです!次巻で終わってしまうのがとても残念です😢もっともっと続きが読みたい!って思える作品です。
アニメではない部分や表現が漫画であったりというのがまた少し違った話を読める感じがして良かったです! -
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Posted by ブクログ
前巻の衝撃的なラストの続きから、理子&都の過去話を経て、
今度は沙弥香にフォーカスが置かれます。
だけど、私個人的な予想としては、
その展開にはならないんだろうと思ってました。
(すみません、明言は避けます)
というのも、第5巻で沙弥香が侑に対して
評価をするセリフがあったので。
、、、、、、、、、、
これ以上はネタバレになるので、
是非読んで確かめてみてください。
今巻も、次巻へのうずうずが止まらなくなる終わり方。
ストーリー設計が本当に功名です。
いよいよ最終巻へ向けて、期待が高まりますが、
まだ終わらないでほしいという気持ちとの狭間で
揺れています。。。 -
ネタバレ 購入済み
いよいよ物語は佳境へ……
物語も終盤……クライマックスを控えて、登場人物たちの揺れ動く心の機微が描かれ、胸を打たれます。
これまで平穏を保ってきた湖の水面に、彼女たちが心の底に秘めていた想いを投げ入れるかのように、幾つもの波紋が広がり、波打ち、さざめきはこの先に待ち受ける完結へと向かっていきます。
終わって欲しくない!と切実に願いながらも、彼女たちの心の成長が、自然にこの『やがて君になる』という物語に終わりをもたらすのでしょう。
いつか……更に成長した彼女たちのそれぞれの物語が描かれることを仲谷先生にお願いします。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ内容を読み終わってから、表紙イラストを見返すと様々な感情が恐ろしい程に心に湧き上がってくる。
明るい舞台の上で目を見開きしっかりと立つ燈子が大きく描かれた表表紙、舞台袖の暗い場所で垂れ幕を掴み振り返る侑の姿が小さく描かれた裏表紙
この巻で描かれた二人の有り様を端的に表しているように思える
本編は生徒会劇を中心として描かれているが、ここまでしっかり描写されるとは思わなかったな。一応、生徒会劇の内容はあらすじの形でどのような物語なのかは事前に示されていた。
だから劇本番はダイジェストのような描かれ方をするのだろうと予測していただけに2話もかけて劇の内容全てが描かれるとは思わなかった
こうしてペー -
Posted by ブクログ
冒頭で語られる燈子の過去。この何気ない日々の中で唐突に訪れた別れの瞬間から燈子は「姉になる」ことに囚われてしまったのだろうな…
この巻では注目すべき描写が幾つもあるけど、その一つは侑に訪れた明確な変化。これまでも侑の中では「特別」を知りそうになる瞬間が幾度も見られてきたけど、それは燈子によるブレーキで回避されてきた。
けれど、そのブレーキも限界に達したのかこの巻では侑に明確に変化が訪れた事が判る描写が幾つも。だというのにその変化は直接的には描写されない。なんてお洒落な演出だろう
ドーナツ屋での会話シーン。侑に嫌われたくないからと自制を口にする燈子に対して「べつにそんなの」と言いかけたシーン -
Posted by ブクログ
侑と燈子の関係性を説明しようとしたら、どのような言葉が当てはまるのだろう?恋人というには好き合っている訳ではないし、先輩と後輩というには近づき過ぎた。お互いがお互いを利用しているというには侑が我慢している領域が大きすぎる。
本当にこの二人の関係はどのように表すことが適切なのだろう?
人前でも「侑」と呼ぶことにした燈子。二人だけの時間でそれをするなら自己満足で済む話だけど、人前でするなら対外的な主張となる。自分達は特別な関係ですよ、と
それに真っ先に当てられてしまったのが沙弥香。彼女は燈子の虚栄に満ちた「特別」を尊重しながら隣に居続けた人間。燈子に焦がれながら、それを表にしなかったのは過去のト -
Posted by ブクログ
「特別」が判らないと嘆いていた侑と「特別」になろうとした燈子。そんな二人があのような道を選んでしまうことになるとは……
侑の優しさに付け込み数々のイチャイチャを繰り返す燈子。でも、そんな行為は侑が拒絶してしまえば出来ない代物。
侑が元々人の想いを受け入れやすい質である点が大きいのだろうけど、同時にもし誰かを好きになれるなら燈子を好きになりたいと思うようになってきている点も作用しているのだろうね。
自分と同じように特別なんて無い人だと思っていたのに、勝手に侑を好きになってどんどん変わっていく燈子。その姿は侑からすればとてもズルいものだけど、自分もこんな風に代わりたいと思わせるような姿でもある。 -
Posted by ブクログ
アニメを見てその演出や登場人物たちが抱えた想いの凄まじさに魅了された本作、つい我慢できずに原作も買ってしまった
アニメを見た際に素晴らしいと思った数々の演出、漫画ではアニメとはまた違った形の演出が幾つも見られる
恋をする者や少女漫画の世界がキラキラして見え、対して自分を何も特別に思えない人間だと感じてしまう侑。
告白する少年やスマホに光が宿る演出、日々を楽しそうに過ごす朱里達。それへの対比かのようには25Pで侑は日陰の中に立つ。「どうもしないよ」と嘘をつくコマには目を見張る
卒業式の日に告白されたというのに、ふわふわするような感覚が全く生まれないまま日々を過ごしていた侑の静かな悲哀。その感