寺山修司のレビュー一覧

  • ポケットに名言を

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    本だけではなく、歌謡曲や映画からも出典があるのが興味深いと思った。
    ただ、幸若舞の一説を織田信長の名言として載せるのはいいんだろうか……?

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    2016年07月21日
  • 書を捨てよ、町へ出よう

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    安定、バランス、保守、平凡、そうじゃない世界に生きたいと思うけど、無理ですよ。もうすっかり骨の髄まで習慣の虜。自殺する資格さえ持てないわ。
    寺山修司さん初めて読んだ。さらっと読めるのに意味がまったく頭に入ってこないのはなぜ?私の想像力では追いつかない!!

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    2016年06月18日
  • 書を捨てよ、町へ出よう

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    街には沢山の発見と知識があるから本を読むより経験を積め~をつらつら書いてある自己啓発本かと思っていた。が、読み進めていくうちにハッとしてしまったり、寺山修司さんの考えに疑問をもったり、私にとって難しく感じたり、かなり頭を使った本だった。若者へ反社会精神の必要性を提示し、世をいじくってほしいように感じた。一点○○主義が軸なのかな。
    年上には負けたくない青く攻撃的なのが私はとても好き。本当に昔の本なの?笑

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    2016年04月27日
  • 書を捨てよ、町へ出よう

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    若者達に対する修司なりの啓発書かと思っていたら競馬の話で埋められていました
    時代が違うのでしょうか。今の若者は「生きる」という強い意思をエナジーとして生きてはいないと思う。安全嗜好なのでしょうか。書も捨てれないし、街にも出ない。だからこそ刺激的なものではありましたが、期待ほどではなかった。

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    2014年11月19日
  • 書を捨てよ、町へ出よう

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    私にはちょっと難しかった。けれど、たまにすごく共感する部分があったりして、そういう瞬間が嬉しかった。

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    2014年09月21日
  • 書を捨てよ、町へ出よう

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    【本の内容】
    あなたの人生は退屈ですか。

    どこか遠くに行きたいと思いますか。

    あなたに必要なのは見栄えの良い仕事でも、自慢できる彼や彼女でも、お洒落な服でもない。

    必要なものは想像力だ。

    一点豪華主義的なイマジネーションこそが現実を覆す。

    書を捨てよ、町へ出よう―。

    とびきり大きな嘘を抱えながら。

    家出の方法、サッカー、ハイティーン詩集、競馬、ヤクザになる方法、自殺学入門etc…。

    八歳にして詩を書き、時代と共に駆け抜けた天才アジテーター・寺山修司による、100%クールな挑発の書。

    [ 目次 ]
    第1章 書を捨てよ、町へ出よう
    第2章 きみもヤクザになれる
    第3章 ハイティー

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    2014年09月11日
  • 寺山修司少女詩集

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    どうしても
    宝石を手に入れることのできないぼくが
    かなしい

    だが
    宝石を欲しがるぼくの心が
    もっとかなしい

    「宝石」

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    2014年09月02日
  • 書を捨てよ、町へ出よう

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    あぁ、これは....とんでもないところに入ってしまった。

    読んでいてそんな一言がもれてしまいます。
    説明ができません。判別不能で、誰かに「そもそも何が書いてあったの?」って言われたら、たぶん答えられません。
    時代駆け抜けすぎでしょ。つらつらと独特な文体で、独特な内容が張り巡らされています。困ります。

    「書を捨てよ、町へ出よう」というクールなタイトルから似てもにつきません。
    読んでいて、読む本間違えたかなって思いました。

    時代背景を知らないからかもしれませんが、当時一世を風靡した著者の作品ですが、読み解くことができませんでした。
    そして、個人的にはもう深淵な世界に入りたくないので、抜け出し

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    2014年05月20日
  • 寺山修司青春歌集

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    ネタバレ

    字余りが多いのが個人的に気になった。

    死ぬならば真夏の波止場あおむけにわが血怒濤となりゆく空に

    歌ひとつ覚えるたびに星ひとつ熟れて灯れるわが空をもつ

    見えぬ海かたみの記憶浸しゆく夜は抱かれていて遥かなり

    古着屋の古着のなかに失踪しさよなら三角また来て四角

    大いなる襷にわれは質問す空のもつとも青からむ場所

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    2014年05月12日
  • 幸福論

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    極めて難解。正直に申し上げて様々な文献の引用が多岐にわたり、ワタクシには十分理解が出来なかった。
    表面的かつ一般的な社会性を(処世術)・理性を考慮したり希望を持つことなく、深層心理に近いレベルにおいて正直に自己表現が出来ているのかどうかということなのか?

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    2014年02月04日
  • 書を捨てよ、町へ出よう

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     寺山修二さんのお名前と、タイトルを見たことがあって、なんとなく手を伸ばした一作品です。
     限定カバーかなにからしく、緑色のカバー、銀色の文字でつらつらと表紙に中の内容らしいものが書かれているものでした。

     評論というのでしょうか。
     わたしにはちょっとむつかしくて、読んでいる途中で頭がぐるぐると回転してきました。
     心中のすすめはおもしろかったです。自殺をするため相手を決めてみようとかそんなことさらっと言っていいのかwとなんだか笑ってしまいました。
     若者のためにという本みたいですが、読んでいくうちに眠くなってしまう可能性が高いので「完読してやる!」という気合いとともに読んでいけばいいと思

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    2013年09月17日
  • さかさま世界史 怪物伝

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    偉人たちをぶった切ってちょいと見てみような話。
    特に差異というか、影の部分を取り上げて、世間とは逆の視点から読み解こうとしている。
    提示というよりは、ただ煽っているだけにも感じるけどね。
    反骨精神って、知識がなければ神風になるだけね。

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    2013年08月30日
  • 書を捨てよ、町へ出よう

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    13/8/28

    課題読書。かの時代にこのような本が執筆されたことは素晴らしい。が、どうせならその時代に読みたかった。
    第四章の自殺への考察が興味深い、と感じるのは中二病だからであろうか。

    何にせよ、セックスと賭博について取扱過ぎ。

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    2013年08月28日
  • 幸福論

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     わたしの幸福とは噛み合わなかった。けれど、随所に食いこんでくる痛みのようなものを感じた。ちなみに、「幸福論」という名前のつく本はこの世にたくさんあるようですが、わたしはこの名前の本を読むのは、これが初めてです。
     最初に「わたしの詩のなかには、いつも汽車がはしっている」とあるけれど、たしかにこの文章は、めまぐるしい景色を汽車のなかでひたすら追い続けるようなところがあったなと思う。わたしの胸にひっかかったのは、「出会い」と「偶然」だった。いずれも経験による裏づけがある。新学期の朝の幸福。あれは出会いへの期待からくるものだった。それに、親になにもいわずにサンタさんからのプレゼントを待つ夜なんてい

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    2013年08月11日
  • 書を捨てよ、町へ出よう

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    題名のインパクトで気になっていた作品。

    昭和という体験したことのない空気が全体に流れる。難しい言い回しや性的なことを書くのが格好いいとされていたのかな。

    最初の方はあまり興味を持てなかったが一点豪華主義と4章がおもしろかった。時代のズレのせいもあると思う。
    この写真の装丁は正直好みじゃない・・・。

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    2013年07月19日
  • 書を捨てよ、町へ出よう

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    なんか、本屋で緑色の素敵な装丁だったので、購入!
    「書を捨てよ、町へ出よう」何故か知っていたこの一文。
    本のタイトルだったとは知りませんでした。

    とりあえず読後の感想としては、まとまったイメージというか主張はとらえられなかったが、
    若者ガンバレ!みたいな事が書いてあった気がします。
    平均化せずに一点豪華主義で、どーんと現状を打破せよ!と。

    言ってることめちゃくちゃな気もするけど、そこには人に「確かに」なんて思わせる力もあります。

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    2013年07月14日
  • 書を捨てよ、町へ出よう

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    約40年前の本なのに、サッカーについて記述してくれてるのがうれしい。あと、玉についての話が非常におもしろい。大きい方がいいそうですね☆

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    2013年05月19日
  • 書を捨てよ、町へ出よう

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    表現や引用が古いため、読みにくかった。しかし、書かれたのは50年前だが、庶民の悩みであったり考えていることは通じるものがあるのでは。日本人は果たして幸せになったのだろうか?成長しているのだろうか?と考えさせられた。

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    2013年03月02日
  • 書を捨てよ、町へ出よう

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    20130202 ひねくれた大人。最近は居ない。そんなに若く死んだんだ!既に年上になった自分はどうすればいいのだろうか。

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    2013年02月02日
  • 戯曲 毛皮のマリー 血は立ったまま眠っている

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    マリーさんより、星の王子様が面白かったな。芸術系の学生と話しているとこの手の感覚を受けるときがあるし、私自身も、なんていうかそういうドツボにはまってんじゃないかと。ゾッ!私は誰の代理人なんだ!って話も、アフォリズム集で読んだことあったけど、こんな流れだったのね。同じく、ゾッとするね。

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    2012年08月26日