清水真砂子のレビュー一覧

  • 大人になるっておもしろい?

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    そりゃあ極論だろうってところと、そうそうその通りってところに分かれた。
    全体としては文章がうまいってこともあるし、現代の価値観のカウンターパートの提示としてはなかなか良書だと思う。高校生が本書を真に受けてしまって、妙にひねくれられると困るんだけど。

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    2016年04月17日
  • 大人になるっておもしろい?

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    清水真砂子さんの本は全て読んだので、特に目新しさはなかった。
    昔にくらべると随分丸くはなったものの、その切れ味の鋭さは変わらない。
    この本で紹介された本も、結構読んでいて、知らず知らず清水真砂子的思考が自分のものとなり、好みが似てきたのかもしれない。だとしたらやっぱり清水真砂子さんすごい。
    個人的には岩瀬成子の評価が高いのが嬉しい。岩瀬成子は出来不出来の波はあるが、いいものは本当に素晴らしいので、もっと読まれてほしい。
    岩波ジュニア新書だから中高生向けだろうけど、読んで楽しめるのは大人の女性で、児童文学に関心のある人という気はする。

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    2015年08月13日
  • アースシーの風 ゲド戦記6

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    最後まで読んでようやく面白さがわかったのと、やっと解放される喜びと。

    ゲド戦記は、ファンタジーだからといって特別ワクワクするわけでもないし、魔法使いが出てくるからといって勇敢で立派なわけでもない。
    でもこれは現実社会にも通ずるところであって、人間は愚かなんだということを痛烈に伝えているように感じた。そしてそれでも生きていくんだということも。
    多くの人が哲学書のようだというのも納得です。

    最終巻はいままでの登場人物たちがロークへ集結していくまでの過程が面白かったものの、これも毎度のことだが、肝心の盛りあがるべきところでは妙にあっさりした展開に不完全燃焼。
    でもいつもこんな感じだったから、きっ

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    2015年01月27日
  • アースシーの風 ゲド戦記6

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    ゲド戦記の最後の作品。
    死とは、永遠の命とは何なのか、レバンネンやテナー、ハンノキらはさぐっていきます。アーキペラゴの人々は、死後、石垣のむこうで永遠に生き続け、カルカド帝国の人は、生まれ変わることによって永遠に生き続けるという、テナーが感じた生死観の違いのなぞも、竜と人間の関係があかされ、解かれていきました。

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    2013年09月03日
  • 帰還 ゲド戦記4

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    やっとここまできた~!という達成感。まだあと2冊残ってるけど。

    今作はテナーが語り手となったテルーのお話。
    未亡人となったテナーと、親に焼き殺されかけた少女テルーの元に
    魔法の力を失ったゲドが竜に乗り現れ、共に生活をはじめます。
    オジオンが亡くなり、ゲドが力を失ったことにより引き起こる禍がテナーとテルーにのしかかります。

    これまでゲド戦記を読んできてずっと感じていたのが、物語の世界観は壮大だけど、暗くて抑揚がないということ。
    ここはそんなに細かくなくていいなと思う部分で淡々と語り続けたり
    逆に、ここはもっと書いてほしい!って部分が妙にあっさりしていたりして...。
    日本語に訳してあるのに言

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    2015年01月27日
  • さいはての島へ ゲド戦記3

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    ゲド戦記3巻。

    今作はエンラッドの王子アレンが登場。
    エンラッドでの異変...魔法の力が衰え、人が無気力になる...。
    アレンが大賢人となったゲドの元に訪ねることで物語がはじまり、二人で原因を追及する旅に出ます。

    いままで同様読んでいる間はずっと雲をつかむような感覚でしたが、竜が出てきたあたりからぐぐんと面白くなりました。

    どうやら私はそういうわかりやすい展開がぼんぼこ起こるようなお話じゃないとだめみたい。
    でも、それでも、時間をかけても読む価値がある気がする。不思議な力を持った小説。
    次はどんな物語だろうなあ。楽しみ。

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    2015年01月27日
  • さいはての島へ ゲド戦記3

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    ゲド戦記 第3弾。エンラッドの王子アレンと、魔法の力を衰えさせ、人々を無気力にさせている敵を求めて、旅をする物語。

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    2013年07月07日
  • こわれた腕環 ゲド戦記2

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     前作に引き続き、とても児童書とは思えない地味で哲学的な設定に、本当にこれが全世界で子供たちを虜にしている物語なのか? と不思議です。簡単なあらすじを言ってしまうと、ゲドが世界に平和をもたらすと言い伝えられている腕輪を、アチュアンの墓所という、たぶん死者が支配しているという設定の迷宮へ取りに行くという話です。とても地味です。
     でも、まあまあ面白かったです。1巻に出てきた謎の人物の正体が2巻で明らかになったり、ちょいちょい伏線らしきものが張ってあるので、読みとおしてみないと評価は定まらないかと思います。

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    2017年08月15日
  • さいはての島へ ゲド戦記3

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     ゲドは世界から言葉を奪い、混沌へと人びとを陥れている邪悪な存在に気づき、その正体を突きとめるために長い航海へと旅立つ… ゲドはその正体に心当たりがあった。かつて「クモ」と呼ばれた魔法使いだった。

     だんだん世界観にも慣れてきて、面白くなってきました。
     
     ジブリ映画は主にこの航海と戦いから題材をとっているようです。映画では竜の扱いが中途半端(というかさっぱりわかりない)でしたが、この巻を読むと竜が物語のなかで、どのような役割を果たしているのかわかります。

     あの映画はやっぱり原作を読まないとわからないです。酷評が多い意味がわかりました。

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    2017年08月15日
  • さいはての島へ ゲド戦記3

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    某映画をテレビでみて原作を読んだ。なぜこれがああなった!としか言いようがない…。1~3巻までの間で、3が一番面白かった。

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    2011年08月03日
  • 帰還 ゲド戦記4

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    なかなか重かった。
    魔法を使い尽くしてしまったゲドは、リタイアした仕事人間のよう。自らを巫女に祭り上げた男性社会への復讐か、なんと田舎の農民と結婚していた腕輪のテナーや、搾取され辱められ、社会の最下層の象徴のような少女テハヌー、蔑まれる魔女など、読んでてとても重苦しい気分になった。
    しかし、ネタバレになるが、このテハヌーこそ竜の子であるとのラストが、ほんの少し救いだった。

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    2010年05月09日