宮澤伊織のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
東京創元社の日本SFアンソロジーシリーズ「Genesis」、毎年刊行されるこのシリーズもこれで4冊目となる。いつもこの本が出るのを本当に心待ちにしてきており、申し分なく期待どおりの作品集となっている。このアンソロジーには有名なSF作家、新人SF作家が執筆しているのでいつも時間をかけて読んでいる。
短編が多い中、一番スペースを割いていたのが小田雅久仁の「ラムディアンズ・キューブ」で、私はこれが一番面白かった。この方のお名前はあまり覚えていなかったが、今回の作品でとても興味を持った、読み終えて直ぐに先々月出版された「残月記」を購入した。刊行されて間もないのに重版が出ていたということは、やはり人気がある作家なのだろう。もしかしたら、私にとって注目すべき作家となるかもしれない。それは「残月記」にかかっているので慎重に読み進めていきたいと考えている。
このアンソロジーには、毎年行われる創元SF大賞の受賞作(正賞・優秀賞各1作品)が掲載される。今回は残念ながら私の琴線に触れるものはなかった。また、今年の年末に期待したい。 -
ネタバレ 購入済み
空魚の過去
今回は空魚の過去のに関しての、様々な現象で迫って来る事に…
正直、前ほど恐怖や不気味さを感じる描写が少なくなってきた気がします…
慣れかな…
あと百合的な描写が多すぎ…
-
ネタバレ 購入済み
リゾート
沖縄でリゾートの失敗したからって、裏世界で酒を飲んで遊ぶとか、やっぱりドコかオカシイコンビ…
個人的には一巻の方が雰囲気が良かったかな…
もう少し恐怖を…
-
Posted by ブクログ
「人じゃない」
「え」
「マネキンだ」
大量の実話怪談・ネットロアをモチーフに書かれた百合ホラー小説、第4巻。
今回はホラー少な目(というか怖い成分弱め)、百合強め(エロい)で、ホラー苦手な自分にも読みやすかった。
しかしホラー小説でホラー弱い方向へ進むの?という疑問が。
空魚たちが裏世界に慣れてきた&装備・人員とも充実してきたからかな?巻き込まれてたのから自分から関わっていくし。
2chオカルト板の創作実話みたいなの読むのはけっこう好きだったけど、ホラー映画はダメという中でホラー小説はなんとかイケる。
でも一人称小説で主人公の正気が失われそうになるのは怖い。しかもしょっちゅう狂気に落ちそうになるし・・・。 -
Posted by ブクログ
裏世界の冒険というストレートな楽しい縦線のお話の割合が少なくてがっかり。現実世界に裏世界が進出してくる話がメインで、それだと普通のよくある怪談になってしまいませんかね?メリハリも弱く、大冒険感が弱い。
あとここにきて唐突に百合の要素が入ってきたのはなんなんだろ?主人公が奥手なおぼこ娘キャラなので性愛に対する子どもっぽい反応にイライラさせられる。キスシーンとかはエロくて好きなのだが。
あとシリーズ化してるせいでお話の本質というかラスボス的な要素を小出し小出しにしてきているのが非常に焦ったくて憎らしい。別にそんなに出し惜しみしなくてもよくね?
文句ばかりになってしまったがこのシリーズがとても好きなので次巻も読みます。