下地寛也のレビュー一覧
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人間の行動心理を考慮した、発想の転換をすることで、世の中うまく回っていく。
この分け方が上手な人=仕事もできる人となるらしい。
日常生活から発想を得たものもあり、とても参考になる。
1章:分ける時、必ず発生するバグを理解し、分ける目的に応じて対処していく。
5つのバグとは、グレーゾーン、複数属性、その他、不平等、メンテナンス
2章:分け方を変えるには、分け方の常識を認識し、疑う
分ける時の3ステップ。①分ける対象物を書き出す。②分け方を書き出す。③目的を意識して、解決の糸口につながる分け方を選ぶ
分ける目的は4つ。
①ちょうどいい②思い通りに人を動かす③自然に整理される④商 -
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ネタバレ映画「マネーボール」の冒頭での会議シーンで、ベテラン達の勘や好みの意見ばかりに主人公がうんざりする場面あった。そういった座談会みたいな会議に辟易してて、なんとか会議を変えたいと思ってる人におすすめ。
会議の時間を実りのある時間とするための、わりと実行が簡単なテクニックや心構えをまとめてあります。画期的というよりかは定番なテクが多いかも。
試してみようと思ったこと。
・出席依頼のメールに目的を書く(動詞で示す) 「ゴール」も。
・ホワイトボードを積極に利用する。マーカーの色は豊富に。
・ポストイットでアイデア出し。ブレスト。
・従来からあるアイデアの新しい組み合わせを考える。
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物事は分け方で全て解決する、という内容の本。どんな問題も目的を明確にして分けると良い、とあり、なるほどと思った。確かに問題解決方法って要は分け方でもあるなと。
仕事でやることが多く混乱状態にある時も、何を難しいと感じているか、と難しさの種類で分けるとすっきりするとあり、なるほどそんな分け方もいいなと思った。
個人的には片付け本が好きなので、片付けに関する項目も興味深く読んだ。引き出しの大きさとモノの分量を合わせる、とあり、当たり前のことだが、確かに、、と思った。仕事の書類もストックとフローに分ける、というのも知ってはいたがシンプルで重要だと思った。
ただ分け方に関するコツをもう少し詳しく -
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「しやすい」を作っているのは、誰かが考え抜いた「分け方」によるもの。この「分け方」に特化した内容。読みやすいため、一時間ほどで読める。
分けるときに最も大切なことは、「目的と分け方があっているか」。「使いにくい」「分かりにくい」と感じる時はたいていい、「目的」と「分け方」にミスマッチが起きている。
どの本でもよく書いていることだが、頼みごとをする時は以下の「頼み方」のコツを意識したいと思った。
①具体的な内容(してほしいこと、期限、期待する成果物は?)
②目的・背景(なぜ頼まなければならないのか、重要性は?)
③具体的なやり方(手順、予算、サポート体制、うまくやるコツは?)
④相手のメリッ -
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普段あまり好んで読まない自己啓発本である。
案の定、良い仕事人の心構え百選のように、処世術が紹介されている。久々にこういう本を読んだが、書いている事は素晴らしい。気分は新入社員だ。多くは不要と思いながら、一行だけメモを取った。
「質問の切り込み隊長になること」
…なんていう可愛らしい薫陶。
メモを取った自分まで、ぶりっ子に見えてくる。
質問の切り込み隊長。その精神を忘れてしまったスレまくりの今の自分。
自己啓発を好まないのは、既に確立したスタイルがあって、それなりの成功体験もある中で、今更よく知らない人のオリジナルな心構えをお金を払ってまで読みたくない、という事だ。一方で「結局、会社は思 -
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とにかく書き出すこと。
アウトプットメモとインプットメモの2つがある。自分の頭の中で現れては消えてゆく思考を外付けHDDのように保存し、固定しておいてくれるのがメモ。アウトプットメモはとにかく自分の頭の中を書き出す。次いで、それらの関係を考えて、自分が作りたい形のアウトプットに繋げる。インプットメモは自分に必要なこと、琴線に触れたことを書き留める。基準を作ることは大事だが、その基準に沿ったことを抽出するのが難しいだよな。後から見返すことを想定して、事実と自分の思ったことの両方をメモすることが大事。
割と自分が思ってたメモの形と近い。アウトプットメモも、修論書くときにやってた。仕事となるとまだや