あらすじ
どこの会社でも、長年の課題となっていながら、やっぱりうまくいかない“会社の会議”。「時間が長い」「時間通りに始まらない」「決議が腑に落ちない」「決議しない」「効率が悪い」・・・。多くのクライアント会社の会議に単身入り込み、オフィス空間のコンサルティングを行なってきた著者が感じたことは“うまくいかない会議(社員コミュニケーションの悪さ)”の実態。そんな会議を変えるために提唱したいのが、アイデアマネジメント/タイムマネジメント/チームワークマネジメントの有効活用です。この3つを基にさくっと変えるだけでも、会社の会議は変化する!現場で培った経験と智恵をもとに、良い会議を開くためのシンプルテクニックを詳しく紹介します。
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Posted by ブクログ
ファシリテーションについて書かれた書籍。
気になる記載を抜き出す。
「問いかけて3回連続でシーンとさせてしまうとその会議は死んでしまう」対策として、「質問する前にアイデアが出そうか予測しておき、できれば進行役が自分でも『3つくらいは意見が言えるかな』とちょっと考えてから聞くほうが良い」「だれも意見が出ない場合は呼び水となるように『例えばこんなことできませんか』と準備しておいた3つのアイデアを少しづつ、場に提示する」
会議が時間通りに終わらない最大の原因は「テーマ設定」がされていない。=会議をどのように進めるのかという道筋を参加者が共有できていない。
【会議内容の告知メール】
目的(何のため)、議題(何を議論する)、ゴール(何ができれば終わる)という整理ができる。
目的の例:次号の社内報に何を掲載するのか検討する
議題の例:社内報先月号の社内アンケート結果共有
今月のテーマ案 ディスカッション
取材内容の詳細、段取り調整
※会議の具体的なイメージを参加者に持ってもらえるように告知にする。
会議のゴール例:特集で取材するテーマと部署の決定
社長対談の対談相手のリストアップ
スケジュールと役割分担表の作成
Posted by ブクログ
映画「マネーボール」の冒頭での会議シーンで、ベテラン達の勘や好みの意見ばかりに主人公がうんざりする場面あった。そういった座談会みたいな会議に辟易してて、なんとか会議を変えたいと思ってる人におすすめ。
会議の時間を実りのある時間とするための、わりと実行が簡単なテクニックや心構えをまとめてあります。画期的というよりかは定番なテクが多いかも。
試してみようと思ったこと。
・出席依頼のメールに目的を書く(動詞で示す) 「ゴール」も。
・ホワイトボードを積極に利用する。マーカーの色は豊富に。
・ポストイットでアイデア出し。ブレスト。
・従来からあるアイデアの新しい組み合わせを考える。
・会議の開始時間と終了時間にタイマーを設定
・会議中に目立つところに時刻を表示する