越智睦のレビュー一覧
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オクトーバーフェスト!!楽しそう〜!
パレードに樽の開栓、音楽フェス、屋台とビール!
表通りから少し離れたところにあるニトロは落ち着いてるけど、フルで協賛してるデアケラーはてんてこまいなんだろうなぁ!
街の雰囲気が秋一色で、しかもお祭り騒ぎが楽しい。レブンワースに行ってみたい。空気感や心から秋を楽しんでる主人公の姿は日本人と遜色ない。「ここ以外に住みたいって思える?」
ミステリの方は、小さな街の情報が主人公の元に集まったり渦中の人物が主人公に接近するので大枠は読者に提示されるものの、主人公は全然推理しない。当てずっぽうで人を疑っちゃいけないよー。
お仕事小説としてはすごくたくましい美女が -
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アメリカの作家アリ・ブランドンの長篇ミステリ作品『書店猫ハムレットの挨拶(原題:A Novel Way to Die)』を読みました。
アリ・ブランドンの作品は、3年近く前に読んだ『書店猫ハムレットの挨拶』以来ですね。
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黒猫ハムレットが必殺技で犯人を告げる!
書店×黒猫のコージー・ミステリ第1弾。
ニューヨーク、ブルックリンの書店を大叔母から相続した、三十代半ばのダーラ。
堂々と書棚を徘徊し、緑色の目で冷たく客を睥睨する黒猫ハムレットが店のマスコットだ。
ある日、ダーラは近所の工事現場で常連客の死体を発見してしまう。
その脇には動物の足跡が。 -
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ネタバレ・あらすじ
イギリス ロンドンが舞台。
ケアホームで起こった殺人事件と入居者失踪事件。
ケアホームに入所するエディス。エディスの娘でカウンセラーのクリオ。
ケアホームの従業員のペイシェンス。ペイシェンスの母親のフランキー。
4者の視点で綴られる母と娘の物語。
・感想
「母と娘に…」と冒頭に書かれてあったし、プロローグから4人の関係性がすぐにぴんときたし大体予想通りだった。
「いい子も悪いことをしなければならない」などと同様の文章が何回も登場するし、この作品のキーワードなんだろうとは思うけどイマイチよくわからなかったな…。
キャラの設定も色んな要素がハマらずにバラけてた印象があった。
ケア -
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アメリカの作家「アリ・ブランドン」の長篇ミステリ作品『書店猫ハムレットの挨拶(原題:Twice Told Tail)』を読みました。
ここのところ、アメリカの作家の作品が続いています。
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さようなら「ハムレット」……。
大人気の黒猫の名探偵シリーズ完結編!
稀覯本のオンラインショップやコーヒー・バーが順調なニューヨークの書店。
オーナーの「ダーラ」は、書き入れどきの感謝祭を目のまえに張り切っていた。
片や書店のマスコットの黒猫「ハムレット」は、相変わらず気ままに店内で昼寝したり、シャーと威嚇したり。
充実した日々を送っていた「ダーラ」だが、近所 -
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冷え切った夫婦関係のアダムとアメリア。関係を改善すべくスコットランド旅行に出かける。滞在するのは改装された古いチャペル。だがそこはなにやら不穏な空気で・・・
ネタバレ抜きの感想がなかなかに難しい。
アダムとアメリアの章が交互に、そして結婚記念日に夫にあてた手紙が差し込まれるつくり。序盤からとにかく不穏な感じや思わせぶりな「秘密」の独白が多いもののなかなかに「事件」は起きない。
こういう話って語り手は自己弁護もしつつ話を進めていくので語り手には感情移入というか好印象を抱きがちなんですが、これはあんまりそういうことがない。なんともこう・・・嫌な感じ?
そしてラスト・・なるほどなあ。そういうことか -