越智睦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
久しぶりの海外ミステリィ。ジャケ買い。まず訳に違和感がない!海外作品は何より翻訳が一番大事だと思うのです!!!こちらは申し分ない訳でした^^ 嫌いの私ですら旨そうに描写されるビール、好きな人ならもう涎が出ることでしょうww 一緒に出される料理やデザートも良し。ビール職人の主人公・スローン、夫・マック。その両親のクラウス夫妻。新しく出来たブルワリー〈ニトロ〉経営者・ギャレットなど…魅力的なキャラクタも多く、読んでいて楽しかった^^ 唯一のマイナス点は・・邦題が糞過ぎること。この訳者にはユーモアというセンスがありません…。自分ならどんかタイトルにしようか、と考えながら読むのもまた楽しいかも。星四つ
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Posted by ブクログ
ニューヨークの本屋が舞台。
猫と書店員が事件を解決?するシリーズ。
大きな黒猫のハムレットは賢く、書店のマスコットというより主(ぬし)。今日も気ままにうたた寝したり、ゆうゆうと街を行き来しています。
猫ごと遺産として受け継いだ書店を経営するダーラは、35歳。(初めて年齢が明記されてました。登場したときから30代後半かと思ってたけど、やや若い)
2階にカフェコーナーを作ったのも成功。
若い店員のロバートが美味しいコーヒーをいれ、なかなかハンサムなので女の子たちもよく来るように。
独立記念日の催しとして、商店街でお祭りを開催することになって大騒動。
ダーラは幹事サイドとなって、企画に力を入れて -
Posted by ブクログ
書店猫ハムレットのシリーズ3作目。
キャット・ショーに招かれて、フロリダが舞台のお話。
ニューヨークの書店を受け継いだダーラがヒロイン。
書店とともに受け継いだのが、大きくて真っ黒なマスコット猫、いや真の主?のハムレット。
気むずかしい猫なのですが、前作でのハムレットの動きがネットにアップされて、一躍人気者に。
空手大会に出場したダーラの演じる型を猫がいちいち真似ていたのだから、想像するだけでも楽しいです。
ハムレットは、全米キャット・ショーに特別ゲストとして招かれます。
フロリダに飛んだダーラとハムレット。
ここが地元の下宿人ジェイクの母親が出迎えに来てくれます。
場所を移動しても、ただ -
Posted by ブクログ
書店猫ハムレットのシリーズ、邦訳2作目。
賢い黒猫ハムレットが事件解決に一役買います。
ニューヨークで書店を経営することになったダーラは30代。
書店と一緒に受け継いだ店のマスコット猫がハムレット。
大きくて気難しいハムレットにようやく認められたよう?
そのハムレットがなんだか元気がない‥
猫の共感力者を名乗るセラピストに診てもらったところ、なんと前の事件のことで自分を出来損ないのように感じているという?
そんなとき、ダーラが通う近所の武術道場で事件が起こります。
そこには複雑な人間関係が‥?
若い店員のロバートも空手を習いに通っていたのですが、そこで飼い主を喪った犬を一時預かることに。
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Posted by ブクログ
本屋が舞台のコージー・ミステリの新シリーズ、翻訳1冊目。
ただし、原作では2冊目?
ダーラ・ベティストーンは大叔母から本屋を相続した。
黒い猫付きで。
大きな黒猫のハムレットは神出鬼没、頭が良くて気難しく、新しい店員を選ぶのにはっきり主張するほど。
ダーラは、30代後半かな?
バツイチで普通に仕事は出来て、平均より人がよさそう。
猫の扱いはそれほど巧みではなく、なかなか懐いてくれないハムレットに振り回されます。
気に入った店員のことは認めている様子なのを羨ましく思いつつ。
本屋の常連客が事件に遭い、ご近所の店では母娘の問題が‥?!
心配するダーラ。
建物の地下の部屋には、長身の元刑事の女 -
Posted by ブクログ
〈海外サスペンス〉で検索した作品。
裏表紙の【予想外の展開とどんでん返しが待ち受ける、第一級サスペンス!】という言葉どおり、最後まで先が見えない展開にドキドキした。
各章が終わるごとに新事実が明かされるので、やめられなくなり一気読みだった。
ロンドンの森の中で、女性の死体が発見され、〈彼〉と〈彼女〉と〈犯人目線〉によって語られていく。
登場人物全員が怪しく見える。
表の顔と裏の顔。一体誰が嘘をついているのか…。
夢中になったし、結末も予想を超える面白さだった。
でも、どうしても高評価をつける気持ちになれなかったのは、あまりに胸糞悪い事件の数々だったから。その背景も気分が沈むような不快さ -
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Posted by ブクログ
クリスマスイルミネーションが街に飾り付けられ、クリスマスメニューが溢れて雪も降りそうな雰囲気。まだ秋の景色が残り冬のイルミネーションが混ざり合う微妙な季節の移り変わりが絶妙。風景描写が秀逸で地元愛が伝わる。ごはんの書き方も良くて、香りや視覚的な表現や歯触りを丁寧に買いてくれてるのでワクワクする。
ミステリというよりは、レブンワースの魅力と主人公の過去にまつわる真相が気になるシリーズ。
孤独に慣れた過去から愛する家族を得て、夫の浮気により家族とのつながりを整理しようとする主人公が、今作で新たに女性の友情を感じてるのがまたよい。コージーミステリには、理解ある友人は絶対必要。
過去の真相にいよいよ