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ロンドンから車で2時間ほどの距離にある町・ブラックダウンの森で、女性の死体が発見された。爪にマニキュアで“偽善者”という言葉を書かれて……。故郷で起きたその事件の取材に向かったのは、ニュースキャスター職から外されたばかりのBBC記者のアナ。事件を捜査するのは、地元警察の警部ジャック。アナとジャックの視点で語られていく不可解な殺人事件。しかし、ふたりの言い分は微妙に食い違う。どちらかが嘘をついているのか? 予想外の展開とどんでん返しが待ち受ける、第一級のサスペンス!/解説=三橋曉
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Posted by ブクログ
Netflixでドラマ化されていたけどアリスフィーニー作品は書籍で読んで得られる驚きと怖さと沢山の伏線回収に対する爽快感がある。
中盤から色々な人が告白し始める。「やっぱりこの人が犯人だな」が何回も裏切られ、最後は「えぇ、この人だったの?」気持ちよく騙された。 グロテスクな描写を気にする書評もあったが、私はそれほど気にならなかった。
彼と彼女、2つの一人称視点から語られる物語が、螺旋状に絡み合い、その語りによって読み手を手のひらで転がす……そんな印象を受けた。 最後のどんでん返しだとか、ミステリ小説にあるあるな謳い文句はあるけれど、私はこの作品はまさに「踊らされる」ことを楽しむものだと感じた。 2つの「わたし」で語られるので...続きを読む、どちらにも感情移入するし、猜疑心を抱く。その翻弄されてしまう点が、この作品の醍醐味なのだ。
アナとジャックの彼と彼女の二人の本視点と間にある犯人の視点から語られるサスペンスミステリー。先の展開が全く想像できず、読み進める手が止まらなかった。一人一人殺されていくにつれ犯人はこの人なのかなと予想しながら読んでいたが、見事にどんでん返しされた。一度読み終わったら再読したくなるのではないか?2人の...続きを読むどちらの言い分を信用するかを考えながら読んでいくわくわく感も存在し、とても楽しかった。このミスもいい順位まで行くのではないか。
最後の数ページに思わず悲鳴をあげた。この意外な犯人、何なの!あり得ない! 「彼女」と「彼」が交互に語る形式で事件のあらまし、お互いの過去が徐々に明かされて行く。捜査の描写は少なくリアリティはないが、登場人物を敢えて記されてない事で迫り来る怖さを感じた。
続きが気になってグイグイ読まされた。 クライマックスは手に汗握るシーンだった。 最後の最後まで驚き。
2人の彼と彼女の視点を入れ替えてそれを繰り返しながら、進んでいくストーリー。そして合間合間に犯人の視点も。このタイプは、騙されるんです!何かが起こる、起こるはずと期待しながら読みました。そして、終盤の彼と彼女がそれぞれに違う場面で、ピンチを迎えて目まぐるしく変わるシーンは、すごくサスペンスフルで、目...続きを読むの離せない展開。先が気になりました。登場人物が、警官も含めてどれも怪しげでクセがあり、みんな犯罪者に見せるような描写が、このストーリーを楽しませてくれました。衝撃とまではいきませんでしたが、結末の意外さには怖さを感じました。
嘘と隠し事のてんこ盛り。彼と彼女にこれから何が起こるのか…これぞサスペンス #彼と彼女の衝撃の瞬間 ■あらすじ イギリス郊外の森で、女性が殺される事件が発生した。TVニュースの女性記者であったアナは、事件の取材で犯行現場に向かっていた。 一方、地元警察のジャックは、森で捜査の陣頭指揮をとる。彼は殺...続きを読む害された女性を見て思った。昨晩一緒にいた女だと… ■きっと読みたくなるレビュー これぞ怒濤のサスペンス!面白いっ 次々と展開される場面描写が面白くて、どうやっていくのか気になる気になる。各章の最後の一文で、えっ?!といった、読者を決して休ませてくれない書きぶりが見事! 主人公二人の嘘と隠し事が読者を翻弄させて、なにが真実なのかよくわからない。しかし話の筋は通っていて、この二人の関係性ならそうなるよな~という納得感も高いんですよね。 関係者たちも嫌味っ気が多い人たちばかりで、しかもプロットやセリフ回しが鬼ウマイ。家族、同僚、友人、恋人、誰も彼もが犯人に見えてくる。 とにかく全編通してヒリヒリ感が絶え間なく押し寄せる。熱い呼吸がすぐそこで聞こえてくるようなんです、これは怖い! そしてミステリーとしても、かなり強烈です。 ぜひ最後まで読んで、あなたも「衝撃の瞬間」を味わってください。 ■本作の推しポイント 本作は人の苦悩を文学的な表現で綴るのが大変お上手。 一連のエピソードをもとに、人生の悩みを深く深く考察して哲学的な表現が多いです。特に年齢を重ねている私には、共感できる文章がいっぱいありました。 誰しも嘘、隠し事は持っている。 人は後悔したくない、弱いからこそ、薄っぺらい希望で上塗りして生きているのだ。 確かに、ひとりきりで現実を直視するには厳しすぎる世の中ですよね。支え合うことができる大切な人を見つけられることこそ、人生の幸せだと思いました。
彼女、彼、パートが変わるところがうまくて唸らされっぱなし。誰もが信用ならなくなります。全く酷い話だし、正直B.5級ミステリ映画みたいな雰囲気が漂うのは否めませんが、読むのを止められない勢いは素晴らしく一気読みになってしまいました。被害者に見せる必要がある、というのは深くうなづけましたね。中毒性あり、...続きを読む絡め取られたのは確か。これからも読んでいこうと決意しました。
「彼」と「彼女」のふたつの視点で、ひとつの真実を描いていくミステリなのですが、テンポ良く意外性がぽんぽんと次から次に暴かれていくので、結構なボリュームながらも小気味いい感覚で読み通せました。 その意外性の見せ方が、切り替わる視点のタイミングで伏せていた手札をくるっと裏返すような何気なさ、さりげなさ...続きを読むで「え、そうだったっけ?」という事実がひとつひとつ示されていくので、読み手を飽きさせない。次の「彼/彼女」の視点にすぐ進みたくなります。 その上中盤からは一気に事件がきな臭くなり、目まぐるしく状況が判明していって、そして、ミステリの醍醐味がものの見事に現れてくれます。なるほどそう来たかと。多少力業を感じはしつつも、登場人物の配置にほんと無駄がなく、とてもスマートに仕上げられたミステリで楽しめました。
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