庵田定夏のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ4つの短編からなる、ペンタゴン達のlast。
私だけのお兄ちゃん
文研部一同で太一の家にお邪魔する事に。
そこで太一の妹の『莉奈』登場。
一人一人をチェックして、ランク付けをする。
それを知った太一は莉奈を叱る・・・が、莉奈の付き合っている 人からの連絡で、『兄妹ラブラブ』は中断される。
カップルバトルロワイヤル
藤島提案で、公開告白をした先生達は無事結婚までこぎ着けた。
その余波をなんとか盛り上げようと藤島は東奔西走。
男女、男男、女女等、ペアを作り造花を奪い合う争奪戦。
優勝は伊織ペア。
勝手にやってろってのは藤島とペアになった渡瀬。
各々頑張ってるなー。青春!!
新入生よ、大志を抱け
春、文研部は3年となり、二年生コンビが1年を勧誘する。
ある意味、千尋とよく似たカンジの加藤拓海。
別世界と思っていたモノ、実は目の間に転がっていて『それ』をつかむかどうか。
足を一歩踏み出すかどうか。待ってるだけではなく、踏み出す。
拓海は文研部の一員となる。
未来へ
受験生となりせわしなく受験勉強に励む文研部3年組。
伊織は腕試しで受けた推薦を突破して、無事に大学に進む事に。
太一&姫子は同じ大学で違う学部。
唯と青木は別大学だがなんとかやっていくのだろう。
伊織の目線で描かれる、不思議な感覚。
みんなと一緒に居る事の楽しさ、嬉しさを知ってしまったから。
大の仲良しで、噓偽りなく付き合える仲間と離れるのが寂しい。
だから。
大クリパを催す。
幼稚園の一時的な先生を体験して、子供達に教えられて。
大団円。
結局、伊織から始まった物語は伊織で幕を下ろした。
コレからも頑張れ後輩達。
伝説の『文研部先輩』を追い越せ!
そのうち、外伝とかで後輩達の活躍も見たいと思わせる作品。 -
Posted by ブクログ
ネタバレアニメ化されて、アニメから入りました。
物語的にかなり面白いかなって。
ホントは最初から読むつもりだったんだけど、ワケありでlastの上巻からというトホホな読み方に。
ま、アニメ化されてたのを見てたのである程度は判っているし。
最終章の上巻。
ふうせんかずら から『もう現れない』と宣言されて4ヶ月後。
事件が再度起きる。
最初は周りの人の声が聞こえなくなるという現象から。
実はコレが始まりで。
ふうせんかずら の仕業ではないが。
第三が・・・絡んで、太一達は『記憶を消される』という爆弾を抱える事になる。
消される。抹消。
起きた事、事象、事柄等。
コレって、自分が自分でなくなってしまう事になるのでは?
既に 入れ替わり現象 や 欲望解放 が学校で起こり始めてた。
太一達は必死で阻止しようと。
自分達の爆弾を抱えながら対処しているが、後手に回っている。
さぁ、どうする文研部。
折角カップルとして公認された稲葉と太一が別れないように。
lastで太一の妹が ふうせんかずら に一部始終を見せられ。
それから、学校から先生初め一緒に来た(?)伊織の母親と姿を消した。
結局伊織の母親は学校から帰ってたんだけど。
物語は終着点へと向かう。
ふうせんかずら を従えて『文研部』1年も同行して、第三の『皆が消えた世界へ』と。
後半開始。
ガタガタと異空間へと足を踏み入れ。
一年、二年がそこに居た。
自宅に居たヤツ等、寛いでいたヤツ等、分からないうちに制服で、学校内。
無事文研部も合流。
一瞬にして消える友達。
そして生徒会による『殴り合えば異空間から居なくなれる』と言う言葉を実践するヤツ等。
文研部が怪しいと噂を流され、白い目で見られながらも。
文研部は地道に『人の心に訴えかける』と言う戦法に出た。
勿論数は少ないが多少は同意してくれるヤツも居た。
そして、藤島麻衣子。彼女の本音がその場に居た全員に響く。
無事脱出。
それにはオマケがついていた。
全員の記憶はなくなるが、文研部の皆の今までの経験もなくなった。
・・・違和感を覚えながらの2週間。
ほんの些細な出来事をきっかけに文研部は記憶を取り戻す。
ふうせんかずらの種。
そして、ふうせんかずらの賭け。
文研部は無事に全ての記憶を取り戻す。
記憶を取り戻し、やっと太一は姫子を名前で呼んだ。
大団円。
コレ、実際、自分がなったらかなり怖い。
孤立空間に3日、実際には一秒たりとも動いてない世界。
外との連絡は取れず、制服にシワも寝癖もなく。
腹も減らず、喉も乾かない。
パニックを鎮めるために東奔西走する生徒会と文研部。
lastは半泣き。 -
Posted by ブクログ
ふうぜんかずらとそれに起因するさまざまな出来事を乗り越えた彼らの、何てことはない高校生活の最後の煌きが詰まった一冊でした。
僕は小説を読む時、極端に登場人物に感情移入することはあまりしないし、好きではないのですが、彼らの生き方、感情はとても人間的で、だからこそ作品、ひいては登場人物たちに惹かれていったのだろうなと思います。
そして永瀬視点で描かれる最後のエピソード、これこそここまで彼らの物語を読んできた僕らが万感の思いでたどり着いたものだと思いますし、永瀬の最後の言葉はずっしりと重く、胸に響きました。
彼らの行く先は誰にもわかりませんが、この物語を最後まで読めてよかったと心から思います。 -
Posted by ブクログ
4つの短編集。そしてココロコネクトシリーズの最後。
ふうせんかずの起こす現象も終わって、
どう過ごしていったのか、どんな道を歩んでいくのかということがわかる話。
最後の「未来へ」では永瀬の想いっていうのが伝わってきてラストにふさわしいものだったと思う。
少し思うところがあるならば5人で締めてほしかったなと。
「新入生よ、大志を抱け」では、
宇和千尋と円城寺紫乃の2人がちゃんとやっているというのもわかったし
憧れてた先輩5人のようになってほしいと思ったし、追い抜いてほしい。
このシリーズは読んでて考えさせられることも多かった。
感動もできる話で満足です。
お疲れ様でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ高二の二学期。
1年に仕掛けた ふうせんかずら のあと、何事も起こらず平和な部室にて。
進路希望を決める用紙で太一だけが未だ白紙状態。
そんな中で出てきた ふうせんかずら 。
彼曰く『これで最後です』と。
学校全体の人の夢を見る事が出来る『ボーナスステージ』と言うが。
姫子と青木は何もしない派。
太一と唯は行動する派。
伊織は中立を保っている。
1年は現状を知っているが、今回はペンタゴンのみで。
手助けをしてしまっている太一&唯のコンビは『恋愛の神様』等と呼ばれ、自分達はグダグダになっている事に気付くが。
青木の父親がここへきて『冤罪』で家庭内ごちゃごちゃで。
そんな中、修学旅行が始まった。
そして太一と唯は自分の行動を理解する。
青木一家は冤罪を免れたが、違う人の人生を犠牲にした。
太一と唯も『やった事への責任』を決定的に突きつけられる。
伊織にぶっ壊されて、唯に見本を見せられて、背を押される。
藤島に本当の事をいい、姫子にキチンと説明をする。
姫子に時間を取ってもらい、待ち合わせ場所は教会。
『大好きだ』とお互い確認して、キス。
ペアの勾玉型のネックレス。姫子はどれだけ安心したか。
そして二人だけで歩いている。
ふうせんかずら 出現。『これで終わりです』と告げて去る。
太一の出した答えは…『地球を助ける!』だ…
スケールすげぇ。
lastのlastに。
まだ終わってないよね? と。
最後、みんなの記憶を消して、終わりだよね?
これがlastの話しへの伏線。
すったもんだの ふうせんかずら によるあれやこれや。
対立する太一&唯vs姫子&青木。中立伊織。
何が正しくて、何が正しくないか。
自分がしたい事は何か。何を望んでいるのか?
あー The青春!
lastに何を潜ませて終わるのか?! -
Posted by ブクログ
ネタバレ二年に進級し、後輩も 一応 紫乃と千尋、二人出来…
だけど、クラス替えで姫子と太一は別れてしまった。
姫子は青木と同クラスだが、他は皆一緒。
文句タラタラな姫子が可愛過ぎ。
体育祭前に事件はあった。
今回の ふうせんかずら は新入生を対象にした。
ペンタゴンをかき乱せと。
次々に標的にされるペンタゴン。
けれど。
翻弄されながらも絆はシッカリしているペンタゴン。
話し合ってその絆はなお強くなる。
ふうせんかずらがけしかけたのは二人の新入生。
紫乃は拒絶し、千尋は引き受けた。
千尋が滑り止めで受けた山星高校。千尋は満足してなかった。
だからこそ ふうせんかずら の話しに乗ったのだ。
けれども。
ペンタゴンを潰す事はおろか、自分の身もヤバい。
ついに、バレたとき、唯と太一は倒れた。
部活の事を『一切覚えていない』という現象になって。
勿論後輩の事等一切覚えてない。
すったもんだの末に ふうせんかずら との交渉の末、唯と太一の記憶が戻り、紫乃と千尋は詳細にペンタゴンに話す。
体育祭。
姫子に言われて千尋は『負けたら坊主』と厳命を受ける。
優勝は千尋のクラスだった。
千尋は坊主は免れ、クラスにも馴染めた。
志乃は踏み出せない一歩を踏み出す事が出来た。
太一は考える。
人が変われたのに関われたのなら、凄いと。
姫子は震える。
太一が居なくなった世界を。
一年生の成長物語。
ふうせんかずら の存在を知って、それでいて部活残留してくれる。
世界を変えるのは自分だと。
見方を変えれば それで世界は変わってくるのだ と。
あはは。青いなー。
自分も覚えがあるからなー。
懐かしくなりながら読み終えました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ短編集です。
途中経過と、時系列がちょっとばらついております。
ちょっとお休み的なカンジで。
4本のお話から成っております。
スクープ写真の正しい使い方
文化祭の出し物として文研部がバラまき作戦を決行する。
山星高校のミスコンに伊織が参加して見事に優勝。
それを合図に屋上から煙花火で注目させてから、
一気にスクープ写真を載せた文研新聞をバラまく!
スクープ写真を撮られた先生二人は結果オーライ。
そして彼方此方で大告白大会。
桐山唯の初体験
産まれて初めて貰ったラブレターは、同学年の女子だった!!
しかも、『異性として』と。
唯には男性恐怖症があった。
それを女子と初デートして、初めて恋愛について向き合おうと決意。
キチンと理解し、前向きに捉えようとする。
稲葉姫子の孤軍奮闘
姫子の四苦八苦談。
頭の中は太一、伊織、姫子の関係で、占められていて…
妙にオカシな状態の姫子の前に現れるは自称愛の伝道師藤島。
そして妙な知恵を授けられ…実行する姫子空回り。
自分の誕生日を忘れるくらいに『変わろう』とした。
が、既に変わり始めている姫子。
誕生日に気付かせてくれた部員が愛おしい。
ペンタゴン++
太一と姫子が付き合って一ヶ月。そして彼らは2年に進級。
青木と姫子のみ別クラスで、他のメンバーは一緒。
まぁ、姫子のデレがハンパなく・・・ある意味凄い。
後輩を入れたいが『ふうせんかずら』でペンタゴンは悩み。
とりあえず二人 入部希望者(千尋と紫乃) 現る。
なんやかんやで希望者は入部という事で決定。
最後の最後で ふうせんかずら 登場。
『かわいいは正義』の唯の発言からして、作者は『苺ましまろ』を愛読していると思われる。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ冒頭は初詣、唯、伊織、青木の三人同時に時間退行を引き連れて。
太一と姫子で悪戦苦闘から始まる。
ふうせんかずら 2番目 が太一の前に現れる。
そして『時間退行現象』が始まる・・・
12時〜17時の時間限定。
しかし条件があり、太一以外という。
太一が秘密を漏らしたら、ずっとと。もっと大変と。
11歳の唯。6歳の伊織が可愛過ぎー!
と、部室内だから良かったが、次回は学校では無理。冬休みだ。
って事で翌日稲葉家へ。
伏線。途中で唯のライバルであった三橋と出会う。
被害は稲葉姫子4歳と青木10歳へ。
避難のために廃ビルになった一角へと避難するペンタゴン。
唯は青木の付き合っていた相手の代わりではないかと悩む。
そして青木11歳、伊織14歳。
伊織は異常なまでに空気の読めるヤツ。これが、彼女の昔。
青木12歳、伊織推定1歳。
ここで三橋と唯の妹杏が尾行してきた事を知るペンタゴン一同。
唯と姫子、14歳。
唯は男性恐怖症真っ最中。姫子はツン。
伊織6歳、青木14歳。
唯は伊織飲面倒を見て。青木は決断する。『昔の彼女にさよなら』するために。
同行するは太一。
廃ビルに戻って、青木は『唯が好きだ』と。
唯は『私は私だ』と確認出来た。そして青木だけが10歳へ。
そして、太一は姫子に迫られ全白状させられ、とんでもない現象へと。
ランダムに、時間も限定されずに退行させられ。
最初の ふうせんかずら が収集にピリオドを付けるカタチになる。
唯と千夏はようやく『友達』としてstartする事となる。
伊織は『本当に太一が好きなのか?』と不信感を持つようになる。
このペンタゴンの凄い所は結束だろうなー。
そして己の持つ弱い所をピンポイントで攻撃される事。
こんな青春群像、理想ですわー。 -
Posted by ブクログ
ネタバレどんどん成長していく5人。
前回の人格入れ替わりではなく、今回は『欲望解放』。
これって、凄く怖い。
だって、思った事を、願った事を無意識状態で暴走させるのだから。
傷ついて、痛みを知って、皆の共有したい場所を再確認させられて。
稲葉姫子は八重樫太一に恋をした。
誰にも頼らず、我を張って、一人強くあろうとした外壁が瓦解した。
それを知られないために、必死で守って来たのに。
でも。瓦解した外壁がなっくても、それでも友達を止めないと言った永瀬伊織に救われ。
伊織と姫子は太一を奪い合うライバルとなる。
こんな小説、 中学の時に読みたかったなー。 -
Posted by ブクログ
シリーズ本編完結。
元々説教臭いところのあるシリーズだが、今回はこれまでに輪をかけて説教臭い。
あと青臭い。
もちろん面白かったので良いのだけど、いつも通りの熱血マッチョ力で解決みたいなテンションには、結局最後まで馴染みきれなかった。
蝿の王的舞台が用意されていて、結構期待したものの、ベースが俺(達)TUEEE系なので、やっぱり緊張感には欠ける。
ラノベ作品はカタルシスに至るまでのストレスの配分が難しいなぁと感じた。
ライト過ぎるとカタルシスが弱くなり、かといってシリアスすぎるとラノベの本分を失うという。
予定調和を楽しむのが正解なのかな。
最後に短編の刊行が予告されてるけど、チェック忘れそうで心配。 -
Posted by ブクログ
ネタバレココロコネクト10作目、完結編。
全ての人間に現象が起きている『孤立空間』。
終わらせる条件は「皆が一つになること」
『強制終了』を避け、皆で脱出するため動く文研部。しかし、次第に限界を迎える生徒達。
生徒会長、香取により『強制終了』を脱出の手段として提示され、友人同士で互いに傷つけあう生徒達。
そして現象が起きていないことがバレ、敵視される文研部。
守りたいのに、真実を話せず、信用されず、追い込まれるメンバー。
それでも諦めず、奮闘することで、世界は少しずつ変わりだす。
人を一つにするには、集団をまとめるには、結局のところ対個人としてよびかけるところから始めるしかない。当然といえば当然だけど、大抵の場合「皆、○○しよう」と集団として呼びかけてしまうのではないだろうか。
世界を動かすことは難しくても、人を動かすことは出来なくもない。けれど、すこしずつ人を動かすことが出来れば、世界を動かすきっかけになるかもね。
今回の物語は規模が大きすぎて違和感あったけど、根幹部分は同じ。きっと、「心を繋ぐこと」「絆を信じること」は人間だけが持つ力なんだろう。
各章のタイトルも感慨深いものがあるけど、何より「ココロコネクト」というタイトルはこのシリーズそのもの。心を繋ぐ、ココロコネクト。
とにかくお疲れ様でした。
どうやら短編集が出るらしいので、その辺で一人孤独な永瀬と宇和&円城寺の話を見たいです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレココロコネクトシリーズ9作目。最終章上巻。
<ふうせんかずら>が終わりを告げた修学旅行(『ユメランダム』)から4ヶ月。
今回の現象は基本的に文研部以外で起きる。『人格入れ替わり』と『欲望解放』部外者だからこそ、迂闊に手を出せず、もどかしさを抱えながらそれでも助けようともがく文研部メンバー。
また、時同じくして文研部メンバーに起こる一時的な記憶の消失、生徒達の会話が時折聞こえなくなる現象。
それらは全て<三番目>達によるものだった。
現象にまつわる記憶及び出来事を無かったことにする『記録抹消』。
そして、山星高校生徒を『孤立空間』に閉じ込め最大限面白くする為に動く<三番目>達と戦うべく、<ふうせんかずら>と共闘することに。
家族の絆を信じ、『孤立空間』へと挑む文研部メンバー。そして下巻へ続く。
しかし、<ふうせんかずら>だけでなく、多分<二番目>も面白いことになってるね? -
Posted by ブクログ
ペンタゴンコメディ~山星高校文化研究部の一年生五人,自己犠牲が好きな八重樫太一,めまぐるしく代わる父親に本当の自分を見失ってしまった永瀬伊織,他人を信用できない稲葉姫子,男性恐怖症の空手少女である桐山唯,ちゃら男の青木義文は,前触れもなく人格が入れ替わる現象に戸惑う。部室で善後策を話し合うが,顧問の後藤がやってきて,フウセンカズラという者で,好きに人格を入れ替えているのは,君たちが面白いからだと云う。唯の空手の技も歯が立たない。ランダムに人格が入れ替わり,永瀬の悩み,稲葉の苦しみ,桐山の戸惑いを何とか解決しようと,太一は立ち回る。青木の告白はまだ桐山に受け入れられず,苦悩を軽くした太一に稲葉も好意を見せる。その稲葉は,太一も永瀬も好き合っているのにまだるっこしいと背中を押す。永瀬の身体に入った稲葉が,太一は永瀬が好きなのかと問い詰めるが,入れ替わりは偽りで,聞いてきたのは身体も心も永瀬だった。居たたまれずに校外へ走り出した永瀬を太一は自転車で追い,そんな永瀬が好きだから付き合ってくれと申し出るが,永瀬の身体にフウセンカズラが入り込み,背中から川に落ちた瞬間,太一の身体に桐山が入り込み,飛び込んで救うには至らなかった。集中治療室で手当を受ける永瀬を心配する待合室に,後藤の身体を乗っ取ったフウセンカズラは,30分の内に永瀬は死ぬ,誰の魂でも代わりにあの世に送れるから決めろと宣言する~謎の存在,フウセンカズラ。神か悪魔か。う~ん,こんな能力があったら,いろんな悪戯をしてみたいものだ。作者は男で大学在学中にえんため大賞の特別賞を貰ったらしい。出てくる高校生も適当にスケベで楽しいぞ。こんな高校生の描き方が流行っているのだろうかねえ。白身魚のイラストが足りない想像力を補ってくれて,大事な場面でキャラクターの外見を確認してしまった。この文庫本はファミ通文庫編集部が手掛けていて,発売元は角川
-
Posted by ブクログ
ネタバレココロコ最終巻です。
まさに自分が上巻の感想で書いてたことをひしひしと感じる
最終巻で、感無量!は感無量なのですが…
うーん、ひとつ納得いかん!
やっぱり、伊織たんが少し置き去りになってる気がします。
結構物語内で1番ひどい目にあっていた気がする子だと
思うんですが、色々な意味で彼女がちょっと置いてけぼりだった
気がします。
稲葉んも好きなので結末はとても嬉しいのですが、彼女がどんどん
いいとこを取っていくようになった感も。
この物語でクライマックスになっているシーンでも出てきますが、
1巻の最後の挿絵、あれが物語のキーになってましたね。
(中身が伊織たんの稲葉んと太一のハグ。
絵的には稲葉んv太一に見える)
そんな彼女のその後などが最後の短編集で見れるか
気になります。
今回の主役は、栗原さん&唯たん!と思います。
親友=心友、はまさに一生の財産ですね。
心友・唯たんの言葉に奮い立った栗原さん、凄く凄く偉い!
いじめなどの陰湿な行為ををやめるときに一番勇気がいるのは
「おかしい」って言う子だと思いますが、本当に本当に偉い。
これが出来る子が1人でもいる限り、世の中は捨てたもんじゃ
ないと思います。
あと、ある意味一度も悪役にならなかった円城寺さんも1票!
終盤のあの展開、泣けました。
上記のようなことを含め、学生生活って人生に必要なもの=
授業では教われないものがぎっしりありますよね。
それを知ることが出来るというのは本当に幸せだと思います。
伊織たん一押しだったので、★-1です。
こういう子が1番救われて欲しい今の世の中。