中原一也のレビュー一覧
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アラブ物(らしい)(笑)
攻め:ランプの精キファーフ
受け:会社員・猪瀬匡
薄ぼんやりしている会社員・匡はある日街角で占い師から小汚いランプを売りつけられる。磨いてみたら出てきたのは千年閉じ込められていたというランプの精キファーフで。キファーフはエロオヤジで擦った場所が股間だったらしく勃起した責任を取らされて匡は美味しくいただかれてしまい…。
人外物で中原さん初のアラブ物らしい(笑)
確かに砂漠も出てきたけど、カテゴライズするならアラブじゃなくて人外。ファンタジー。
中原さんらしいオヤジエロギャグに笑った。しかも実は生まれ変わりものだったりしてある意味奥が深い(笑)
面白かったです。
立石涼さんの絵はあまりオヤジ臭くなかったかな。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ西沖廉は、ヤクザの下っ端であった。
幼い頃に父が捕まり、母に捨てられた廉は、コンビニの前にたむろしたり、悪い仲間とつるんだりして大きくなった。
性別不明の容貌が周囲の男たちの目を引き、男に無理やり抱かれたこともあったが、それを当然のこととして受け止めていた。
そんな廉に、再開発予定の土地を立ち退かない住民の中に紛れ込み、敵の弱みを探してこいと組の若頭に言われる。
廉は、仕方なく中華飯店の前で行き倒れ、ターゲットの一人であるその店の店主・魚住鉄馬に助けられる。
そしてそのまま住み込みで働くことになる。
意外とあっさり潜り込めた事に拍子抜けするけれど、鉄馬に対し、色仕掛けも辞さないつもりで仕掛けるもののまったく鉄馬には通用しない。
それどころか、鉄馬の鍛えられたたくましい筋肉を見て、ドキドキしてしまう始末。
おまけに、街の仲間は優しくて、廉のことを取り調べに来た警察官から守ってくれる。
そしてその日、「俺のもんになれ」と言って鉄馬に抱かれてしまう。
すべてが計画通りに行っているはずなのに、なぜか廉は罪悪感に苛まれ――
という話でした。
結局、廉はヤクザ仲間に何とかあの土地を諦めてもらうように伝えたけれど、当然、聞き入れるはずもなく、廉に「くれる」と言い、「預かるだけだから」と言ってもらっていた街の仲間の一人の権利書を奪われてしまう。
そこを助けに来た鉄馬と一緒に逃げ出して、ハッピーエンド。
街の住人は、どの道、「再開発になれば立ち退かなければならないから」と言って、その土地を立ち退き、新たに別の場所で生活をし始める――というラスト。
廉の生い立ちは散々なものだけれど、廉自身にあまり周囲をねたむ気持ちがないので、淡々と書いてあって。
それでいて、下町の人たちのあったかさだけはきちんと書かれてあって、廉の生い立ちに比べて随分、ほのぼのする話でした。
ドタバタでいてシリアスな話が好きな方にはオススメします。 -
Posted by ブクログ
一見ヤクザの強面×気弱なフリーター
いつもびくびくと弱気なフリーターの主人公は、ごみにまみれて行き倒れているヤクザまがいの男を拾うはめになってしまう。男はそのまま居ついてしまうが、ちょっとした勘違いで身体の関係になってしまう…。そんなとき実家から兄がやってきて、その男の正体をつげる。男は「兄と二人きりになるな」と言いだし、信用するなと言う…。
これでもかという男の「汚い」「だらしない」描写が続く上に、主人公はびくびくおどおど…。
普通ならすごく読むのが嫌になりそうなところなのですが、これが意外にするすると読み進められます。
…オヤジ効果?
個人的にはあまり攻めにそこまでオヤジ臭は感じないのですが、途中明らかになる過去から考えるとそれなりの年齢でした(笑)
「プッシーちゃん」という言い回しもオヤジだし。
あとがきにあった水虫オヤジ、是非読みたいです。