中原一也のレビュー一覧
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中原一也先生原作のコミカライズ。
女好きが祟って表の世界で稼業を続けられなくなった医者・麻生(受け)と、裏世界で非合法カジノを営むオーナー・黒崎(攻め)のお話で、極道な世界と強気な受けがいかにも中原先生という感じ。
絵が好き嫌い分かれるところかと思いますが、ストーリーはなかなか楽しめました。(若干展開が唐突だけど…)
麻生先生のツンデレぶりと、黒崎の強引さが好みだったので、絵の好みは横に置いておいて、最後まで読みきりました。
麻生先生が黒崎の舎弟(…というか、カジノの従業員)に「姐さん」と呼ばれて毎度毎度ムキー!っとなるところが可愛くてよかったw -
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40歳手前で魔性の色香で男を惹きつける子持ちの探偵川崎がある夜拾った酔っ払いの田村。田村も川崎の色香に惑わされて会ったその晩に身体を繋げてしまう。それからは足しげく愛の虜となって探偵事務所に顔を出す田村だが、川崎は容易には受け入れない。
田村はある目的を持って川崎に近づいたようですが、終盤命がけで川崎を守る田村が素敵でした~☆
田村がそれならばもう少しアクションめいた場面もあるともっと好みでした。
おっさんとは言いがたい川崎の周囲に撒き散らす色香がなんとも言われずによかった。
人は弱い者だけれど、信頼していたあの人の裏切りはちょっと切なかったですね。仕方なかったのでしょうけれど。 -
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面白かった…とても読みやすくて、先が知りたくて、イッキ読みです。
何しろ主人公の葉山が、もう重度の恐がりで臆病者!コンビニでバイトしているんですが、来る客の人相が悪いだけでもうビビっている。なので、葉山の見せる態度が相手を激怒させて、そう悪い人でもないのに凶暴化させてしまうという悪循環に陥っています。
その恐がってイロイロ考える妄想に、あのマグロ漁船のネタがあって大爆笑!
そんな葉山が抱え込んでしまう居候が、汚くて怪しくて凶暴そうなオヤジの鬼塚。凄まれてオドオドしながらもマメに世話する葉山がかわいくて、かわいそうで、でも笑わずにはいられません。いい子です。
鬼塚も、洗えばちゃんと?男前になるの -
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叔父の残した財産を元手に雀荘経営をしている蒼井は頭はいいが、全体的にぼうっとしていて気力がない。麻雀を打ちにくるオジサン連中に可愛がられてなんとか日々を過ごしている。中でもAV監督で元サオ師の桃井はあの手この手で蒼井に迫るが全く頓着されない。ある日、自室で拾ったお菓子を口に入れた蒼井は今までにないような気力が溢れてきて…。
昼行灯と呼ばれるくらいぼぅっとしている蒼井のキャラが可愛い。
桃井は中原先生描く攻めらしく、無駄なフェロモン撒き散らすエロオヤジ。
Hシーンは普通でしたが、とらえどころのない受け、フェロモン満載のエロオヤジ攻めに悶えました。 -
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高卒後地元を離れて警官になっていた高田は父親の体調の事情から地元県警に入り直し10年ぶりに戻ってきた。高校を中退して漁師になっていた同級生・孝臣には上京前日に初めてのキスを奪われて以来疎遠になっていたが、当時は同じ同窓生の達夫や進と4人が仲間だった。高田帰省の歓迎飲み会の途中に進が事故という知らせを受けた3人は駆けつけた病院で進の車から覚醒剤が出てきたと聴き…。
男達4人のうち、カッコよくてモテていた高田と孝臣。孝臣の男っぽさに憧れながらかなわないと思う高田。孝臣の思いを純な高田は昔も今も気付かない。
今回も男臭い(笑)
第二話は心を通い合わせたものの、男なのに抱かれる側になる逡遵からそう