佐藤さとるのレビュー一覧

  • そこなし森の話 佐藤さとるファンタジー童話集1

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    佐藤さとるを知らなかったけれど、父が大好きだったらしい。わくわくする話ばかりで、めっちゃ面白かった。
    底なしの水がめも、空き箱を重ねて大事に持ってたら中に入れたマッチが四角い綺麗な虫になって羽化する話も電柱が鬼かもしれない話も、おばけの缶詰も、夢の中の女の子に合う話も、大きくなる長靴の話も、龍のたまごも…こんな素敵な童話、いくらでも読みたい

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    2025年08月10日
  • コロボックル物語1 だれも知らない小さな国

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    ネタバレ

    全巻読んで、改めて、セイタカサンとコロボックルの出逢いの場面の記憶が強い。読者である私もあの瞬間、コロボックルに出逢ったんだ、な。その後生涯の縁となる女の子とも同時に、だったのか。なるほど。
    大好きな作品『西の魔女が死んだ』の梨木香歩さんが『愛読書』として解説を書かれていたり、『精霊の守り人』の上橋菜穂子さんが解説を書かれていたり。子どもの頃に出逢った作品として、作家さんたちに影響を与えた小人と人間トモダチとの物語。村上勉さんの柔らかでかわいい絵も世界観を支えてくれている。私はこのシリーズを、我が子へ買い与えた親として読んだけれど、子どもから大人へ、そして次の世代へ、、と作品中に横たわる長い時

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    2025年01月19日
  • コロボックル物語1 だれも知らない小さな国

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    小学4年生で初めて読み聞かせしてもらい、中学生で改めて自分で読み、大好きな1冊です。大人になり、佐藤さとるさんのコロボックルシリーズを大人買いしたきっかけ本

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    2024年07月20日
  • コロボックル物語6 コロボックルむかしむかし

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    佐藤さとるさんの書いたコロボックルシリーズ最終巻。
    ツムジイが調べたコロボックルの昔話やおとぎ話。
    素敵な挿絵とほんわかと優しい世界。
    「第4話 虫づくし」の「ジバチと赤ん坊」の話が一番好き。
    ジバチの巣に迷い込んだコロボックルの赤ん坊を、蜂が冬の間養ってくれてた話。
    自分とは違うものに優しくできるって素晴らしい。

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    2023年10月23日
  • コロボックル物語1 だれも知らない小さな国

    匿名

    購入済み

    かわいい世界

    物語が動き出すまでに時間がかかる分、動き出した瞬間は感動だった。コロボックルたちの繊細な愛らしさと、語り手との関係性には、一言では言い表せない貴さがある。コロボックルたちと同様、ヒロインも愛らしかった。

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    2023年10月02日
  • コロボックル物語5 小さな国のつづきの話

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    コロボックルシリーズ最終巻。
    新しいトモダチ、今までのトモダチ総出演。
    そしてチィサコ族との出会い。

    穏やかな文章も好きだけど村上勉さんの優しい絵も好き。
    可愛らしいコロボックルの隠れ家や物語後半離れた場所に住むチィサコ族の三人の若者とコロボックル一族とが会う場面の挿絵は素晴らしく胸が一杯になる。

    いつかまた読み返したくなる本。

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    2023年10月01日
  • コロボックル物語4 ふしぎな目をした男の子

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    コロボックルと人間が仲良くなる事をあまりいい事だと思ってなかった年配のつむじ曲がりのツムジイ。
    ツムジイが人間の、それも男の子と友達になる。
    男の子はコロボックルの動きが見える不思議な目を持つタケル。
    ツムジイの後を引き継ぐ、タケルにそっくりなツムちゃん。
    楽しそうなコロボックルの生活にも人間による開発が近づいてくる。それでもやっぱり知恵や勇気、団結力で平和な毎日にするのはさすが。
    コロボックルと友達になれるなんて羨ましい。

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    2023年09月25日
  • コロボックル物語3 星からおちた小さな人

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    シリーズ3作目。
    飛行実験中に墜落してしまった小さな人。
    人間の男の子に捕まってしまう。
    コロボックル達の小さな人の捜索と救出。
    飛行、体内ラジオ受信、コロボックル達の知恵に驚かされながら、ハラハラどきどきしながら読んだ。
    小さな人と男の子に芽生える友情。
    仲間を助けようと奮闘するコロボックル達。
    そして意外な役割を果たすおチャメさん。
    感動のラストまで優しい世界でした。

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    2023年09月03日
  • コロボックル物語2 豆つぶほどの小さないぬ

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    コロボックル物語2作目。
    先祖が飼っていた豆粒くらいの小さな犬を探す冒険のお話。
    コロボックル達の暮らしぶりが楽しい。
    ポストや引き出しの中の部屋とか。
    仲間と助け合いながら、文化もどんどん進んでいく。
    続編がまた楽しみ。

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    2023年08月19日
  • もうひとつのコロボックル物語 百万人にひとり へんな子

    購入済み

    私の心の宝物。

    佐藤さとるさんの短編集ですが、勿論、このお話に続きが有るのも知っているし、そのお話も、知っています。もう、全部、読んでいるし、何べんも読んでいますが、何べん読んでも良いのです。もう、私の心の宝物です。読むたびに、心が、泣きたくなるような、笑いたくなるような感動で、いっぱいに、なります。私の後の、子供達、みんなに、読んで貰いたいです。

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    2023年02月06日
  • もうひとつのコロボックル物語 ヒノキノヒコのかくれ家 人形のすきな男の子

    購入済み

    いつまでも、読み継がれて欲しい

    佐藤さとるさんの作品は、大好きで、全部、紙の書籍で、持っています。この本も、勿論、持っています。でも、今の子供は、神ベースの本より、電子書籍の方が、馴染んでいるようで、これから、自分の子供や、孫に….….ずっとずっと読んでいて貰いたくて、電子書籍でも、購入しました。挿し絵の村上勉さんも、大好きです。いつまでも、読み継がれて欲しい本です。

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    2023年02月06日
  • 雨月物語

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    古典を小中学生向けに編纂した少年少女古典文学館シリーズ。監修が司馬遼太郎、田辺聖子、井上ひさし、文章はそれぞれの巻で名作家たちが担当するという贅沢なシリーズ。
    「雨月物語」を担当するのは佐藤さとる。「コロボックルシリーズ」などどちらかというと穏やかで優しい物語作者だと思っていたので、雨月物語をどう書くのか興味を持ちました。

    私にとって雨月物語とは高校の授業で習ったのが最初ですが、とっても好きだわーー。日本の風土や色々な民話の湿気と、しかし潔さのような東洋的思想を感じられる、怪奇譚として最高級ですよね。

    『菊の節句の約束』(菊花の契)
    大人向け解釈で、この二人はそういう関係だよ〜というのを読

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    2021年12月05日
  • コロボックル物語5 小さな国のつづきの話

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    完結編〜素晴らしい〜
    ストーリーの繋がりありながらも、語り手や主人公?フォーカス当たる人が毎回変わるのが、すごく良い。今回は作者の中書き?幕間があったのがまた…すごい

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    2021年07月27日
  • コロボックル物語4 ふしぎな目をした男の子

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    タイトルから、さらにファンタジーな、魔力?妖力?みたいな話になるかと思ったら!!

    かわいいお話でした❤️笑

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    2021年07月26日
  • コロボックル物語3 星からおちた小さな人

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    純粋な心がない大人になって読んだからか、私はオチャ公が嫌なやつのまま止まっているんだけど、果たして彼は本当にトモダチになれたのか…?

    ストーリーとして、一貫性がありつつ、いろんな人でいろんなストーリーがあるのが、嬉しいよね。

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    2021年07月26日
  • コロボックル物語2 豆つぶほどの小さないぬ

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    ネタバレ

    豆つぶほどの小さな犬…
    なにそれかわいぃぃぃぃ
    ストーリーとしては、犬を見つけるだけなのに。
    ワクワク、ドキドキ!一気読み!

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    2021年07月26日
  • コロボックル物語1 だれも知らない小さな国

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    ネタバレ

    何度目か、十何度目かの再読。

    解説かどこかで書いてあったことだと思うけど、セイタカさんとオチビさんの出会いと青春の物語でもある、というのが大人になっても楽しめる理由のひとつなんだと思っている。

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    2021年05月25日
  • コロボックル物語5 小さな国のつづきの話

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    心が柔らかく、読んでて幸福感が増してくる。

    コロボックルが身近にいるんじゃないかと、大人になった今もそう願うように思う。
    皆が幸せになる。読んでる人も、コロボックルも、コロボックルの友達も、チィサコ族も。

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    2021年02月06日
  • コロボックル物語5 小さな国のつづきの話

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    小学生の頃に読んだ時も、シリーズの中でこの本が一番好きだったと思う。
    女性が主人公だし、コロボックルシリーズが出てくるし、本当のことかも?と、わくわくできた。
    私も「みっともない」「ヘンな子」だったから、親近感なのかな。
    コロボックルのトモダチに私もなりたいなあ‥。

    物語の中に当の物語が出てくるのはメタ的ではあるんだけど、このシリーズに関しては成功していると思う。
    制約は勿論あるだろうけど、ぐっとリアリティが増して、より深く世界観に入り込める。

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    2019年11月14日
  • コロボックル物語3 星からおちた小さな人

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    最後の「ぼくも、きみが好きさ」に思わず泣いてしまった。
    それにしてもおチャメさんときたら!
    生まれた時から不思議がそばにあると、こうなるのかしら。
    オハナちゃんも可愛いし、おチャメさんもだし、女の子が活躍したお話でしたね。
    私もコロボックルと友達になりたいなー。

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    2019年11月15日