無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
佐藤さとるさんから直接有川浩さんに書き継ぐバトンが手渡されたコロボックル物語――コロボックル(日本の伝説の小人)の世界でも、人間世界と同じように、むかし話やおとぎ話が語り継がれている。コロボックル版の桃太郎や一寸法師、そして神話など……。著者から読者への長い手紙も書かれているスペシャル版。そこから、コロボックルの真の姿が明らかとなる。いわば、コロボックル物語全6巻の、エピソード・ゼロの物語。<『小さな人のむかしの話』改題作品>
◎「類稀な物語に出会えた子どもの中に、やがて、自らも素晴らしい物語を紡ぐ人が現れます。この講談社文庫の各巻の解説者の名を見れば一目瞭然ですが、『だれも知らない小さな国』に始まる「コロボックル・シリーズ」もまた、いまは優れた作家となった多くの人々が子どもの頃に出会い、愛し続けている物語なのです」<上橋菜穂子「解説」より>
★累計260万部の名作、村上勉氏描きおろしイラストとともに全巻絶賛発売中!
『だれも知らない小さな国』解説:梨木香歩
『豆つぶほどの小さないぬ』解説:有川浩
『星から落ちた小さな人』解説:重松清
『ふしぎな目をした男の子』解説:中島京子
『小さな国のつづきの話』解説:佐藤多佳子
『コロボックルむかしむかし』解説:上橋菜穂子
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ 2023年10月23日
佐藤さとるさんの書いたコロボックルシリーズ最終巻。
ツムジイが調べたコロボックルの昔話やおとぎ話。
素敵な挿絵とほんわかと優しい世界。
「第4話 虫づくし」の「ジバチと赤ん坊」の話が一番好き。
ジバチの巣に迷い込んだコロボックルの赤ん坊を、蜂が冬の間養ってくれてた話。
自分とは違うものに優しくでき...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年12月30日
コロボックルの社会に残っていた昔話。集めたのはツムジイ。本に書いたのは佐藤さん。ホントはそうだったかも♪ と思えてしまうのが楽しい。①から⑥まで、複数のあとがきと本当にコロボックルを好きな人たちの解説まですーっと読んだ。子供時代に読んでいたらどんなにワクワクしただろうとチョッピリ残念。でも「今」初め...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年02月27日
コロボックルの語り部から聞き出したという形で、
コロボックルに昔から伝わる物語を再話した「第一巻以前の話」。
上代の国造りの神話から、中古の伝説・昔話(おなじみの一寸法師や桃太郎も登場)、中世近世の歴史的伝記的なものまで、コロボックル的視点からの日本文学パロディ短篇集。
最後に「コロボックル余話」と...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年03月02日
いやあ、懐かしいなあ。
久しぶりに読むコロボックル達のお話は、なんだか懐かしすぎて涙が出そうだよ。
つい先日、作者の佐藤さとるさんの訃報が届いたけど、それで買ったわけではなく、実はずっと積読本になっていた一冊。
読むきっかけはやっぱりその知らせだけど。
遥か昔、若かりし頃に読んだ第一巻『だれも知...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月01日
「だれも知らない小さな国」を読んだとき、ぜったいに自分の身の回りにもコロボックルがいるはずだ、と思い、いつか目の前に出てきてくれないだろうかと願っていたものでした。コロボックル通信に憧れて、家族だけに向けて新聞を書いてみたり(3号くらいでやめちゃいましたけど)、引き出しの中を整理してみたり、コロボッ...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。