コロボックル物語6 コロボックルむかしむかし
  • 最新刊

コロボックル物語6 コロボックルむかしむかし

572円 (税込)

2pt

佐藤さとるさんから直接有川浩さんに書き継ぐバトンが手渡されたコロボックル物語――コロボックル(日本の伝説の小人)の世界でも、人間世界と同じように、むかし話やおとぎ話が語り継がれている。コロボックル版の桃太郎や一寸法師、そして神話など……。著者から読者への長い手紙も書かれているスペシャル版。そこから、コロボックルの真の姿が明らかとなる。いわば、コロボックル物語全6巻の、エピソード・ゼロの物語。<『小さな人のむかしの話』改題作品>
◎「類稀な物語に出会えた子どもの中に、やがて、自らも素晴らしい物語を紡ぐ人が現れます。この講談社文庫の各巻の解説者の名を見れば一目瞭然ですが、『だれも知らない小さな国』に始まる「コロボックル・シリーズ」もまた、いまは優れた作家となった多くの人々が子どもの頃に出会い、愛し続けている物語なのです」<上橋菜穂子「解説」より>
★累計260万部の名作、村上勉氏描きおろしイラストとともに全巻絶賛発売中!
『だれも知らない小さな国』解説:梨木香歩
『豆つぶほどの小さないぬ』解説:有川浩
『星から落ちた小さな人』解説:重松清
『ふしぎな目をした男の子』解説:中島京子
『小さな国のつづきの話』解説:佐藤多佳子
『コロボックルむかしむかし』解説:上橋菜穂子

...続きを読む

コロボックル物語 のシリーズ作品

1~6巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~6件目 / 6件
  • コロボックル物語1 だれも知らない小さな国
    値引き
    704円 (税込)
    352円 (税込) 5月9日まで
    私たちが、すっと読み継いでいきたい物語。250万人が愛した、日本の小人(コロボックル)の物語、復刊! ――びっくりするほど綺麗なつばきが咲き、美しい泉が湧き出る「ぼくの小山」。ここは、コロボックルと呼ばれる小人の伝説がある山だった。ある日、小川を流れる靴の中で、小指ほどしかない小さな人たちが、ぼくに向かって手を振った。うわあ、この山を守らなきゃ! 日本初・本格的ファンタジーの傑作。<全6巻> ◎「久しぶりで本書を読んで感じたのは、これはなんと、純度の高いラヴストーリーそのものではないか、という驚きだった。」<梨木香歩「解説」より> ◎「初版が出て五十一年、いつのまにか本は半世紀を越えて生き、作者の私は八十歳を過ぎてしまった。いくつになろうと、私が作者であるのはまちがいないのだが、このごろはなんとなく自分も、読者の1人になっているような気がする。そして読者としての私も、この再文庫化を大いに喜んでいる。」<佐藤さとる> ◎「これが、僕がコロボックルを描く最後になるかもしれない。」<村上勉>
  • コロボックル物語2 豆つぶほどの小さないぬ
    726円 (税込)
    ぼくはクリノヒコ。身長3センチ2ミリ。コロボックルの中では大きいほうだ。ぼくたちの国で新聞を出す話をしているときに、大ニュース。先祖が飼っていた豆つぶくらいの小さないぬ「マメイヌ」が、今も生きているかもしれないという。創刊号はこのスクープだ! 累計250万部の日本が誇る傑作ファンタジー。<全6巻> ◎ファンとして、コロボックルが復刊することが、本当に嬉しい。ぜひシリーズを通して彼らのその後を追ってほしい。読むほどに「コロボックル・サーガ」の魅力に取りつかれること請け合いである。<解説・有川浩>
  • コロボックル物語3 星からおちた小さな人
    704円 (税込)
    伝説の「コロボックル」、日本の小人。彼らは、現代に生きていた! そして学校を作り、新聞を作り、今、「飛行機」を作ろうとしている。飛行テストで事故に遭い、人間の少年につかまって覚悟を決める「ミツバチ坊や(コロボックルの少年)」。彼を救うため、全力で仲間を探すコロボックルたち。胸が熱くなる冒険譚。<全6巻> ◎「悪ガキ男子・シゲマツも夢中になった――男子でピアノを習ってるヤツと、昼休みに図書室に行くヤツが、とにかく苦手で嫌いだった乱暴者のオレだよ。でも、コロボックルだけは大好きだったんだ。」<重松清「解説」より抜粋>
  • コロボックル物語4 ふしぎな目をした男の子
    693円 (税込)
    日本が誇る小人、コロボックル。彼らは人間と「トモダチ」になる前に、細かく審議をする。つむじ曲がりのじい様(コロボックル)ツムジイは、コロボックルの迅速な動きが「見える」不思議な目を持つタケル(人間の少年)と「トモダチ」になった。二人の友情と別れ、タケルの成長、汚染された池の救出大作戦。思わず快哉! <全6巻> ◎「心の中に、大きな世界を。とても豊かな財産を。……コロボックル物語は、私たちの先頭を走って行くべき道を照らしだしてくれる」<中島京子「解説」より>
  • コロボックル物語5 小さな国のつづきの話
    693円 (税込)
    「心から」信じられるものがありますか? 信じられるものがあると、人は、強くなれる。260万人に読み継がれ、書き継がれる宝物! ――図書館に勤める杉岡正子は、日本に伝わる小人・コロボックルのことを描いた本『だれも知らない小さな国』に出会う。そして、「私が見たのはコロボックルかも」と著者に手紙を書いた。正子とコロボックルの関係は、驚くべき新しい出会いにつながる。心洗われるコロボックルワールド完結篇。<全6巻> ◎「コロボックル物語は、お守りであり、なぐさめであり、道しるべだった」<佐藤多佳子「解説」より>
  • コロボックル物語6 コロボックルむかしむかし
    572円 (税込)
    佐藤さとるさんから直接有川浩さんに書き継ぐバトンが手渡されたコロボックル物語――コロボックル(日本の伝説の小人)の世界でも、人間世界と同じように、むかし話やおとぎ話が語り継がれている。コロボックル版の桃太郎や一寸法師、そして神話など……。著者から読者への長い手紙も書かれているスペシャル版。そこから、コロボックルの真の姿が明らかとなる。いわば、コロボックル物語全6巻の、エピソード・ゼロの物語。<『小さな人のむかしの話』改題作品> ◎「類稀な物語に出会えた子どもの中に、やがて、自らも素晴らしい物語を紡ぐ人が現れます。この講談社文庫の各巻の解説者の名を見れば一目瞭然ですが、『だれも知らない小さな国』に始まる「コロボックル・シリーズ」もまた、いまは優れた作家となった多くの人々が子どもの頃に出会い、愛し続けている物語なのです」<上橋菜穂子「解説」より> ★累計260万部の名作、村上勉氏描きおろしイラストとともに全巻絶賛発売中! 『だれも知らない小さな国』解説:梨木香歩 『豆つぶほどの小さないぬ』解説:有川浩 『星から落ちた小さな人』解説:重松清 『ふしぎな目をした男の子』解説:中島京子 『小さな国のつづきの話』解説:佐藤多佳子 『コロボックルむかしむかし』解説:上橋菜穂子

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

コロボックル物語6 コロボックルむかしむかし のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年10月23日


    佐藤さとるさんの書いたコロボックルシリーズ最終巻。
    ツムジイが調べたコロボックルの昔話やおとぎ話。
    素敵な挿絵とほんわかと優しい世界。
    「第4話 虫づくし」の「ジバチと赤ん坊」の話が一番好き。
    ジバチの巣に迷い込んだコロボックルの赤ん坊を、蜂が冬の間養ってくれてた話。
    自分とは違うものに優しくでき...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年12月30日

    コロボックルの社会に残っていた昔話。集めたのはツムジイ。本に書いたのは佐藤さん。ホントはそうだったかも♪ と思えてしまうのが楽しい。①から⑥まで、複数のあとがきと本当にコロボックルを好きな人たちの解説まですーっと読んだ。子供時代に読んでいたらどんなにワクワクしただろうとチョッピリ残念。でも「今」初め...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年03月29日

    一連のコロボックルシリーズは一旦閉じたけれど、もう少し彼らのことを知りたいと思う気持ちに応える番外編。私たちの歴史とともにあるコロボックルたちを感じられて、楽しい気持ちになる。
    上橋菜穂子さんの解説がさすが。

    0

    Posted by ブクログ 2012年03月07日

    小学生以来の読み返しに懐かしさと新鮮さが同居する気持ちで一気に読みました。「誰も知らない小さな国」以降の続編がこんなにもあったのは驚きです。根強いコロボックルファンが多いのでしょうね。振り返ると私のファンタジー好きの原点はこの作品だったのかも…です。

    0

    Posted by ブクログ 2012年02月27日

    コロボックルの語り部から聞き出したという形で、
    コロボックルに昔から伝わる物語を再話した「第一巻以前の話」。
    上代の国造りの神話から、中古の伝説・昔話(おなじみの一寸法師や桃太郎も登場)、中世近世の歴史的伝記的なものまで、コロボックル的視点からの日本文学パロディ短篇集。
    最後に「コロボックル余話」と...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年11月14日

    あっという間に読んでしまうなあ。
    虫づくし、が可愛かった。
    コロボックルは本当に賢く、心豊かで正しさを知っている。
    奇跡の人々なのだなあ。
    本書はとりわけ、挿し絵が素敵でした。
    良いシリーズを有難うございます、という気持ち。

    0

    Posted by ブクログ 2017年03月02日

    いやあ、懐かしいなあ。
    久しぶりに読むコロボックル達のお話は、なんだか懐かしすぎて涙が出そうだよ。

    つい先日、作者の佐藤さとるさんの訃報が届いたけど、それで買ったわけではなく、実はずっと積読本になっていた一冊。
    読むきっかけはやっぱりその知らせだけど。

    遥か昔、若かりし頃に読んだ第一巻『だれも知...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年04月20日

    コロボックルに伝わる歴史や古い話を集めたもの。陰にはツムジィとせいたかさんの努力があったことが伝わってくる。でもこれを読むと、コロボックルがなぜ人にこうも慎重になるのか、今のコロボックルを築いたものが垣間見えるようで面白かった。

    0

    Posted by ブクログ 2012年05月01日

    「だれも知らない小さな国」を読んだとき、ぜったいに自分の身の回りにもコロボックルがいるはずだ、と思い、いつか目の前に出てきてくれないだろうかと願っていたものでした。コロボックル通信に憧れて、家族だけに向けて新聞を書いてみたり(3号くらいでやめちゃいましたけど)、引き出しの中を整理してみたり、コロボッ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年12月15日

    ついに佐藤さん版が最終巻でした。コロボックルの昔のお話でしたが、本編での掟の謎が明かされたり一寸法師を思わせるお話があったりと楽しかったです。

    0

コロボックル物語6 コロボックルむかしむかし の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す