【感想・ネタバレ】もうひとつのコロボックル物語 ヒノキノヒコのかくれ家 人形のすきな男の子のレビュー

あらすじ

今なお読み継がれている名作「コロボックル」シリーズから所収されていなかった珠玉の短編を選び抜き、新たに村上勉が絵を全点描きおろし、佐藤さとるの貴重なあとがきを添え、コロボックル物語誕生50周年を記念して刊行された一冊!

●著者紹介
佐藤さとる:
1928年、神奈川県横須賀市に生まれる。1959年、『だれも知らない小さな国』を出版し、毎日出版文化賞、国際アンデルセン賞国内賞他を受賞。コロボックルシリーズをはじめ、『かえるのアパート』、『おばあさんのひこうき』などの名作を次々に発表。日本の児童文学の代表的作家の一人。

村上勉:
1943年、兵庫県に生まれる。児童図書のさし絵や、絵本、装丁などで活躍。『おばあさんのひこうき』、『宇宙からきたかんづめ』により、小学館絵画賞を受賞。

●主な内容
コロボックルたちの環境も変わっていくなかで、小人のコロボックルたちと、人間たちは友だちになれるのか?環境問題が取り上げられる現代社会を活写したかのようなコロボックル作品を、改めて読み返したくなる珠玉の短編絵童話集。32ページのカラーイラストで仕上げた『ヒノキノヒコのかくれ家』と二色ページの『人形のすきな男の子』の二作を所収。別作品を所収した「もうひとつのコロボックル物語 百万人にひとり へんな子」とあわせて二冊同時刊行。

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購入済み

いつまでも、読み継がれて欲しい

佐藤さとるさんの作品は、大好きで、全部、紙の書籍で、持っています。この本も、勿論、持っています。でも、今の子供は、神ベースの本より、電子書籍の方が、馴染んでいるようで、これから、自分の子供や、孫に….….ずっとずっと読んでいて貰いたくて、電子書籍でも、購入しました。挿し絵の村上勉さんも、大好きです。いつまでも、読み継がれて欲しい本です。

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2023年02月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

とても懐かしいシリーズの、短編を集めたフルカラー装丁本。

二本目の「人形のすきな男の子」は、コロボックルが終盤になっても出て来なくておいおいおいおいって感じで(笑)
小学生の男の子たちの意地の張り合いが、「こういうのあったな~」ととても懐かしく微笑ましかったです。

一本目の「ヒノキノヒコのかくれ家」は、クラさんに惚れてまいそうでしたww
職人同士通じ合うであろう、この後の展開にわくわくする。

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2013年08月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

コロボックルたちが人間のお友だちを見つけ、これからお友だちになろうとするその瞬間を描いた作品。これからどんなお友だちになるのかとても楽しみになります。

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2011年06月12日

Posted by ブクログ

もう一冊とあわせて購入しました。

このシリーズは大好きだったのですが村上勉さんの絵も好きだったなあ。特に蛙の絵が好きでした。きむずかしいかえるが手紙をくれる話がすごく好きだった思い出があります。
コロボックル物語は誕生して50年たつのですね〜
これからも読みつがれて行く作品なのだと思います。
面白かったです。

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2009年10月07日

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